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行ってきたぜよ刈谷市美術館。ムナーリ展以来だぜ。

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宇野さんは1934年生まれで、76歳ですね、名古屋出身であられます。
そんでもって実は祖母と同級生だったのだそうです、中学時代の。
そんなに親しくはなかったらしいけど・・・凄い人と同級生だったおばあちゃんに驚愕。

宇野さんのカルピス社員時代のものから現在までのデザイン・ポスタ・原画が展示されています。
私の宇野さんのイラストのイメージは、鉛筆描きで緻密な、そんでもって幻想的でどこか耽美な空気を漂わせている・・・というもの。私が初めて宇野さんの絵を見たのは内田康夫の小説の表紙だった。タイトルが『耳なし方一からの手紙』だったので、ホラーだと思った(小学6年生かそこらで見たから)。
だので、宇野さんの絵はモノクロ、もしくは色鉛筆で2、3色までのカラーという思い込みを持ってこの展示会に参戦。
全然違った。繊細な水彩画とか儚げな油彩も力強いアクリルも幻想的なコラージュもあった。
けばけばしいシルクスクリーンのポスタもあった。露骨なエログロなポスタもあった。
こども向けの、優しいけどどこか危うい挿絵もいっぱいあった。
舞台の為の衣装案や舞台美術のラフも、人形劇用の人形のデザイン画もあった。
アニメーションも上映されていたけど、アニメは次の動きが計算しきれないからと3作品を制作して以降手を出していないらしい。暫く見てたが、声で説明とかなかったので世界観があんまり判らなかった・・・メタモルフォーゼをテーマにしたものだったけど。
あらゆる技法を持ってイラストを制作されていて恐れ慄いた。私の世界は狭過ぎた。
何なのこのバイタリティ。全く歳を感じさせない。大橋歩さんときもそう思ったけど。
刈谷市美術館は2階建てになっているので、2階へあがる。
そいだら9月にライブペイントのイベントがあった時の宇野さん直筆のでっかい壁に描かれたイラストがどーーーんと展示されていた。
ひょ、え、え、え、え、え、え、え、、、!!! てなった。
線に全く迷いがない。中心に描かれた女性、薔薇の花から出てる女性、蝶々を捕まえようと網を振り上げる女性などなどがばらばらに描かれているけどどこかでぶいーーんと繋がっている。ひょ、え、え、え。
ふと横を見れば、宇野さんの年譜と共に展示された一枚の肖像画。なんと15歳の時に描いたもの!
デッサンすげえええーーーーー!!! すえおそろしいこどもじゃ。
中学生の頃から色んなコンクールで賞を貰っていたとの事なので納得。すげえええ、さいのうすげえええ。
打ちのめされて、くらくらしながら帰りましたとさ。

んで、くらくらしたままパッションをぶちまけようと思っていたのだけど!
7月にコンペ通った仕事の打合せが17時から入っていたので事務所へ・・・この為だけにな・・・
悔しいのでフランフラン寄ってきた。でっかいシャンデリアどーーーん! だった。
皿と加湿器買ったよ。加湿器はいちねんごしですね、去年から欲してたような。
PCと紙(=本)の為に超音波式のものを・・・スチーム式のが空気あったまって良いのかな・・・でも紙にあんまり水分ダメージ与えたくないし・・・
よっし今年は咽喉のいがいが感で夜中に目覚める事はなかろうて!

打合せ後、実家にご飯食べ行ったら修学旅行から帰ってきた弟が飯食べてた。
食後に弟が焼いたというもみじまんじゅう食べたよ、ちょっと香ばしかったよ。
んで今、胃の膨張が辛い。
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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