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10日、高校友達と忘年会してきましたメイド居酒屋で!!
実はうちの最寄り駅にもあって、時々メイドさんがビラ配っている(しかしどこにあるか知らなかった、駅の本当にすぐそばだった。わたしのめはふしあな)のもあってちょっと気になっていたんだ。
だのでメイド居酒屋の実態を捜査してまいりました。
以下覚えている限りレポート

+++++

栄プリンセス大通り。階段上がっていくのだけど凄い列!
と思ったら別の階の人もいて、我々高校友達5人はメイド居酒屋の扉を開く。

「お帰りなさいませご主人さま!」

と、完全に男性客用の接客ワード。そのあとお嬢様に変更されました。
周りを見たら私達以外はおっさんとかおたくのにおいがする感じの男の人ばかりで場違いな気分に。
取り敢えず乾杯用に飲み物注文しようとしたらメニューが置いてない。
仕事がおざなりじゃないかメイド!

酒豪の友人N「けつで許してやるか」

完全に雰囲気に飲まれてしまっている。
乾杯して、前菜食べてエビチリ食べていたらしゃかしゃかポテトを持って現われたメイド。

メイド「このポテトに美味しくなる魔法のお粉をいれます(ふりいれながら)おいしくな~れ、おいしくな~れ!」
わたし「(うわー・・・こんなことまでさせられるのかー・・・)」
メイド「では、ふりふりしますので手拍子お願い致します!
わたし「(参加型?!)」
メイド「~♪~♪~(歌詞忘れた、アップテンポで歌ってくれた)」
5人(手拍子、のりのりで)
ふりふり終了。ここで私、メイドがどれくらいサービスしてくれるのか確かめたくなる。

わたし「アンコールは?」

何か華麗にスルーされて、しかも皆から私が酔ってからんでいるんだと思われたのでこれ以上強要出来なかった・・・くそ・・・私はメイドが何処まで無茶ぶりに耐えられるかをだな(略)
黙々とポテトを5人で貪り食っていると、何やらメイドからのアナウンス。全然聞いてなかったので会場が異様な盛り上がりを見せた事にびびる。
暫くしたらまたアナウンスがあって、どうやらこれから萌え萌えショー的な事が始まるのだと察知。
ただ、私は奥に座ったので何も見えず、ぶちぶちゆってたら隣に座っていた病み上がりの友人Aが席をずらしてくれた。
周りの異様な盛り上がりをよそに、私ひとり冷静に観察。
曲が流れ、歌詞に合わせて踊りを披露するメイド。ちゃんと客と眼を合わせたりとなかなかサービスが行きとどいている。だが、私はそんなとこ見ていない!
わたし「メイド3人しかいないのかよ」
わたし「ちょ、テンションに温度差がある・・・!」
わたし「そこ3人の手を重ねるところじゃないのずれてるよもっとしっかり事前に打合せしろよ・・・!」
ショーが終わり、コラーゲン鍋を食べていると、先程のダンスでテンションの一番高かったメイド(因みにこのこが一番かわいい)が注文とりにきた。

一番かわいいメイド「お嬢様がた!なんだかおかえりになられた時よりもお肌がつやつやでぷるぷるになってます!」

わたし「(! まさかここでこんなリップサービスがあるとは!)」
恐るべしメイド居酒屋・・・
酒豪N「あのこが一番メイド歴長いんだろうね」
トイレに立ったらささっとメイドさんがきて「いってらっしゃいませお嬢様!」トイレ出ると「お帰りなさいませお嬢様!」
ちょ、このサービスはいらない。
すしとデザート食べてまったりだべっていたら一番かわいいメイドがまたきた。
一番かわいいメイド「お話し中申し訳ございません。お嬢様がた、そろそろお出かけのお時間となっておりますぅ」
という事でお会計して店を出る。階段までメイドさんがお見送りしてくれた。
一番かわいいメイド「いってらっしゃいませお嬢様!またのお帰りをおまちしておりますぅ!」
これは、はまる人の気持ちが判るよ。
「うむ、またお前に会いに来てやろう」
という気になってくる不思議! メイドマジック。
暫く歩いていたら病み上がりAちゃんが帽子忘れた事に気付く。
わたし「ひとりで行きなよ、そいでメイドさんに『お早いお帰りですねお嬢様!』とか言われると良いね!(にこ!)」

結論:わたしはここでは働けない

+++++

あー楽しかった! 皆も一度はメイド居酒屋行くと良いよ。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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