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再読

アマチュア奇術愛好会の新作発表会の舞台裏で、奇術に使う小道具の人形の首が盗まれる。
後日、ギロチンで首を切断された女の死体の脇には盗まれた人形の首があり、女の首は見つからなかった。
被害者の腹違いの妹が神津恭介に事件の解明を依頼するのだが、恭介はあまり乗り気ではない・・・
再び人形を用いた殺害予告が届く。人形は、隠し部屋から盗まれた上に、列車で轢断されたのだ。様子を見に行った松下研三にも犯人の魔の手が伸び・・・!

と、犯人は必要以上に人形を”殺す”事に執着しているのは何故か、という話です、ちょっと違う。
胡散臭い自称詩人とか、フーディニエの再来とまで謳われた元奇術師とか、巨額の金を左右に動かす怪人物とか、怪しい人物がうじゃうじゃしてます。
刺青殺人事件も能面殺人事件も好きだけど、やっぱりこれも好きだなあああ・・・
人形を殺してから人間を殺す、とかさ、乱歩のにおいがぷんぷんするよね!
本格はコウでなくちゃ! と思わされますといっても乱歩あんまり読んでないのですが。
いかんな、こうゆう戦後本格ミステリの雰囲気にどっぷりはまっていると新しいミステリ読む気がなくなる・・・
暫く神津さん読んでようっと!

そういや昨日のケーキ、賞味期限中に食べきれるのかなあ・・・
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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