忍者ブログ
* admin *
[108]  [107]  [106]  [105]  [104]  [101]  [99]  [97]  [95]  [94]  [93
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

再読。案の定全く覚えていない。

・ブラウン神父の秘密
短編4冊目にしてフランボウが探偵廃業、嫁貰って大家族でスペインの城に住んでる!
そんな簡単に城に住めるんかスペイン。山ん中だけど城だぜ、電気もガスも通ってないけど城だぜ。
この話はブラウン神父がいかなる方法で探偵をして犯人を突き止めるのかをフランボウの城の隣の城を借りて生活しているアメリカ人観光客に対して語って聞かせている。
以下ブラウン神父が関わった犯罪実録。ブラウン流探偵術の実例です。
てゆうか観光で城借りて住むって何。

・大法律家の鏡
裁判官が何者かに銃殺され反社会派かなんかの詩人が容疑者として捕まり裁判にかけられるんだけどブラウンは彼が詩人であるからこそ殺人など犯す訳が無いと言う。

・顎ひげの二つある男
大泥棒が釈放され、どうやら住んでいる村に引っ越してきたらしい。エメラルドの首飾りが盗まれ、犯人は首飾りの持ち主の息子に射殺されたが、彼が本当に盗んだのか。
「罪を償う」とは何か、チェスタトンの宗教観やら人間観というのかが描かれている。と思う。

・飛び魚の歌
前から思っていたけど、17世紀の人はインド人とかアジア人に対してものすごく夢を見ている。魔術師だと思ってる。いっこの眼でみた価値観で全てを語る傾向。
あと、金で出来た魚って、高価なものでもあんまり欲しくないなぁ。

・俳優とアリバイ
しょうあく!!!!

・ヴォードリーの失踪
人間の心理の盲点を突いてる。殺害方法にしても死体の始末の方法にしても。
あとヴォードリーしょうあく。いんけん。

・世界で一番重い罪
ブラウン神父の家系がちょっぴり垣間見れる作品。姪っ子がいたとは。
罪を隠そうとする気持ちと暴露し驚かせたい気持ちの歪な現れ。

・メルーの赤い月
またもやインドの魔術師。東洋かぶれの夫婦が所有する大きなルビー「赤い月」がインド人の黒い手によって盗まれたが、どこにもルビーは見当たらない。
最後の神父の台詞「そして、これもまた盗まれたものです」が深い。

・マーン城の喪主
チェスタトン必殺一人二役。
ご都合主義の利己主義者たちと、社会につまはじかれた罪人に救いの手を伸べる神父。

・フランボウの秘密
南半球では警察が血眼になって捜している元大泥棒の告白。
PR
BACK HOME NEXT
calendar
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
profile
HN:
エグチマサヤ
趣味:
寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: All Rights Reserved