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再読。見えない男以外全く覚えてない!
本編とは関係ないけど、巻末にある既刊紹介頁にあった江戸川乱歩編『世界短編傑作選』全5巻にノックスの「密室の行者」が入っていたのでぜひとも欲しい。
あと読む気なかったけど亜愛一郎シリーズ全3巻も読みたくなった。
巻末おそろしや・・・

+ + + + + + + + + +
・青い十字架
ブラウン神父と稀代の大泥棒フランボウとの出会い。フランボウは乱歩の怪人二十面相のモデルだと思う。
ルパン読んだ事ないのでそう思っておく。

・秘密の庭
これはダネイとリーがこれ書きたくて態々前フリに3作書いたとゆう、あのネタじゃないか!
こんなところで出会うとは!(再読なので既に出会っているのだが忘れている)

・奇妙な足音
金持ちの考える事は判らん。

・飛ぶ星
別名フランボウ最後の犯罪。金持ちのやる事は判らん。

・見えない男
天城一が「世界一の密室トリック」と賞賛したもの。
現在社会に通じるものがある。誰しもが「見えない」男であり「見えない」女になり得る時代である。

・イズレイル・ガウの誉れ
解説読むまで成程と思わせられる。解説読むとなんか我に返る。
チェスタトンは文章の魔術師というか、詐欺師だな。騙される。

・狂った形
紙の隅を爪切りで切り取ってあったけど、あれになんの意味が。
てゆうかこれ密室!密室マイナスってやつじゃん!確か。もう記憶が曖昧。

・サラディン公の罪
これはあんまり印象に残ってない話だなぁ、父親を殺され母親と駆け落ちした公爵に決闘を申し込む息子の話。オチが陰湿!

・神の鉄槌
兜を被った男の頭蓋骨を粉々に打ち砕いたのは小さなハンマーだった、といういかにもチェスタトン的な逆説トリック。

・アポロの眼
美男子インチキ宗教家対醜悪なカトリック教神父。
なんかブラウン神父が可哀想に思える位非道い扱い。
そして誰も裁かれない。妹いいとこどりである。

・折れた剣
ブラウン神父、闇に葬られた歴史に挑む。
「飛ぶ星」再び。

・三つの兇器
にこにこ宗教家の死の凶器はあまりにも大きすぎて見えないものであったと、またしてもチェスタトン流逆説トリック。
凶器が三つも出てきたから容疑者全員が殺人計画を練っていたのかと思った。
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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