1930年発表。
無実の罪で服役していた男が脱獄し、アメリカへ渡った。
15年後、「ポッターマック」として富を得た男は祖国に戻ってきた。かつての婚約者と再会し知り合いとなり親友となったが、過去を知る恐喝者が現れ…
無実の罪で服役していた男が脱獄し、アメリカへ渡った。
15年後、「ポッターマック」として富を得た男は祖国に戻ってきた。かつての婚約者と再会し知り合いとなり親友となったが、過去を知る恐喝者が現れ…
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恐喝者が横領事件の真犯人でかつ婚約者を(金銭目的で)奪っていたという事で、頼むから見逃してくれソーンダイク…!!という気持ちで読み進める。こんなにも探偵に出てきてほしくないと思いながら推理小説読んだ事ないぞ。
疑いをそらしたいポッターマックはお金ばらまいたり死体がないといけない状況になったためミイラを利用したり(ふやかして柔らかくするとか、干し椎茸じゃあないんだから…というか内蔵抜かれているからバレるのでは)する。ソーンダイクが確実に食いつく事するんじゃあないよ…!
結局、ソーンダイクは彼が冤罪、かつ元同僚である恐喝者に陥れられたと推測していたため真相を知った後は「ポッターマック」として別れるのだった…ハッピィエンド…
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