忍者ブログ
* admin *
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

行ってきました、ルーブルNo.9。
日本の漫画とフランスの漫画の違いの解説もあって「成程~」と思いながら回る。
フランスの漫画は、「アルバム」と呼ばれる程ページ数が多くサイズもでかい。値段も日本とは違い、2,000円位するので大人の読み物って感じ。子ども用のは大人が買ってあげるらしい。
中身は一コマ一コマが鑑賞に堪え得る程に描き込まれ、芸術性が高いんだって。私、ここ数年漫画をあんまり読んでないけど(日高版『巷説百物語』シリーズくらい。この本も一コマ一コマの描き込みが凄いめっちゃ絵上手いコマ割アングルも凄い)、日本の漫画って背景けっこう白かったり、デフォルメされまくった顔がちょいちょい出てきたりで「作家手抜いてる??」みたいな漫画家が多いイメージ(特に近年はネットにアップしてたのが単行本化するケースが多くて、そうゆう簡略化の傾向が強くなってるイメージ)がある。そこ踏まえると日本の漫画が安価なのもしょぼい紙に印刷されてるのも頷けるというか…いや、日本の漫画家の中には未だにアナログでガリガリ描き込みすんごい作家先生イッパイいるけどね!?安易に漫画が単行本になる時代みたいだから「漫画」文化の低俗化 と思われるような事態にならないと良いなって思うんや…

閑話休題

荒木先生の露伴を見たいってのが半分占めてる感じで行ったんだけど、いや、圧巻だった…



エンキ・ビラル『ルーヴルの亡霊たち』が特に良かった。ルーブルに収められた絵画・彫刻に纏わる亡霊を描いた作品群で、作者や作品に縁ある人物の「死」の物語が描かれている。作品集買おうか迷う…買うなら洋書で欲しいけど読めないってゆう…うぬう…
生コンテ、生原稿、スケッチとかも展示されててアナログ絵かきにはたまらんです。デジタルで描いてる人のは制作映像も流れてた。インタビュー映像も流れてたし、閉館間際じゃなかったらもっとじっくり見れたんだけど…間際じゃないと人イッパイいそうだしなァ…私は閑散とした美術館をマイペースに迷いながら鑑賞するのが好きなんだ…作品に没頭するのを他人に邪魔されたくないタイプ。

PR
本郷にある Lギャラリー で開催されている(本日16日20時まで)写真展に先週行ってきました。
福島県浪江町は、地震の被害も津波の被害もなかったけど、原発の所為で避難を余儀なくされた地域。との事。震災に無関心って訳でもないけど、私は普段テレビを見ないので、こうゆう情報は仕事中に聞き流しているラジオやネットでぼつぼつとしか得ていなくて、情報の点と点が繋がっていない状態にある。なので、震災以外の理由(原発は人災だと思ってる)で避難されている人達がいるって事を6年も経って漸く知りました。
授業の途中で席を離れ、またすぐ戻るねって感じで時が止まったままの学校の教室の写真とか、グランドに生い茂った草の写真だとか、何の疑いも無く継続される筈だった日々がそこに取り残されたままになっている感じがしました。

そう、この写真展見て、以前よりちょっとだけ「震災に備える」事について考えるようになりました。携帯トイレとかレインコートとか、水や非常食の備蓄をしようかと思ってる。実行はまだ先な気がするけど…


今日は仕事始めでした。
といっても、急ぎの仕事がなければご飯食べて熱田神宮へ初詣行って解散、という日なので、うどん食べてお参りして、栄でお茶して解散でした。
なので岩合さんのねこ展へ。

コトラという母猫が産んだ五匹の仔猫の成長を、季節ごとに追っていった写真展です。近所の猫もいっぱい。
サバトラってゆうの?灰色のトラ柄にゃんがいっぱいいたよ。どれがだれだかよく判らんかったけど、一通り見てゆくと「あ、こいつ一番甘えん坊だったリッキーかな」って見分けが付いてくる不思議。
コトラの母猫のオオトラも仔猫を連れてコトラのところに遊びに来てる写真があって、なんか、こう…生命の力強さというか…感じました…ははおやってつよい。



ところで、写真展行く前に寄ったカフェ、すんごく雰囲気良かったです。
セントラルパーク入り口近くの OSLO COFFEE てお店。
北欧の雰囲気がとってもオサレです。
コーヒーの入れ方が二種類ある、エアロなんとかってゆう抽出方法とドリップ。
紅茶はダージリンとハーブティとフルーツティ。フルーツティおいしかった!
テレビ塔3Fで名古屋イラストレーターズクラブの作品展を見てきた。
専門学生時代の先生の作品もあった。
というか規模が小さ過ぎて見ごたえないなぁ…
そもそも何故テレビ塔とコラボしたのかすら判らん…

それはさておき、山内先生の絵はほんと素敵だなぁ…

先週金曜、仕事が休みだったので雨の中行ってきました。



その前に写真展と紅茶飲み放題してきました平日休みの素晴らしさ…



初期の絵って見た事なかったので新鮮というか、あれ、こんな普通の絵だったんだと思った。
フツウに上手な人の絵って感じで個性的とかそうゆうのは感じなかった。
で、パリで試行錯誤の暗中模索をしている過程が絵を追いながら感じられる。
「二人の若い女」という絵がありまして、右のモデルの手がめっちゃカッコイイ!同じモデルの別の絵もあるけど、そっちの手もカッコイイです。ほんとカッコイイ。他の絵の手はそれ程でもないんだけど(超主観)ほんと、カッコイイよ。

絵を見ながら藤田の人生について妄想すると、日本でこんな回顧展されるのって迷惑というか心外なんじゃないかなとか思ってしまう…未だに閉鎖的な所なんでしょ?日本の美術界って…知らんけど。
美大日本画専攻入ろうと思ったら何らかのコネがいるというか、なんか、一般には知られてない基準がある…?らしい???二科展とかああゆうのだって、審査する大御所の派閥に入ってないと入選しないとか聞くし。
そんな昔と変わらんままの画壇に認められても嬉しくないだろうなーとか考えながら回ってきた。
でもマァ、ランスにレオナール・フジタ美術館出来たら日本でこれだけの作品数を一度に見れる機会はないというから今のうちに見ておくのが良いかんじ。

BACK HOME NEXT
calendar
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
profile
HN:
エグチマサヤ
趣味:
寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: All Rights Reserved