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専門友達が出展してるというので見てきました。
マァそこに辿りつくまでに案の定迷ったのですが。
到着してからも迷ったのですが。もうコレ一種のおやくそく。
すごく狭いギャラリにみっしり作品が展示してあって、そのギャラリ自体がイッコのBOXであった。
新鋭イラストレータを詰め込んだBOX。
立体作品とか出力とか、箱をモチーフにした作品が展示されていました。
立体やアナログはやっぱ迫力あるよなー・・・大きさだけじゃない付加があるとオモウ。
単にデジタルで描くのが苦手な昭和女のヒガミでもあるのですが、平成に対する対抗心ですが!
そしてどこにでもいるが、やや病んだ作風の人がここにもやっぱりいらしたよ。
なんつの、ゴシック系てゆうの? 流行っているみたいだけど、あんまし好かんなぁ・・・
私も昔はそれっぽいの描いてたけど、この手の画風は寿命が短いと思うのです。
見る側のニーズがってんじゃなくて、描く側に絶対限度がくる。
なんかねー、年を経てゆくと、描き続けていても良い画風といい加減その路線やめろよという画風があると思うのです、服装みたくね。マァ好きな人は一生その画風でいくのだろうけど、見る側がドウ感じるかでござるよ。
えらそな事ゆってるけど、オノレはドウなんさというつっこみはこの際置いておく!
いや、でも若いイラストレータさんたちががんがんやってるのを見て焦燥に駆られました。
2年位だらだら描いている絵もいい加減完成させるべきだとオモウってゆうかまだ下書きしながらペン入れてるので終わりがみえない。

ほへーってなりながら本屋へ寄ってUFO大通りと杉下右京の事件簿を衝動買いしてフランフラン行ってラグ買おうと思ったけど重くて持って帰る自信がなくてやめてランチ食いにどっか寄ろうかと思ったけど来年とられる年金とか健康保険代とか考えたらうちで食べる方が経済的だと気付いたのでまっすぐ帰宅。
先週気付いたのだが、私はドウにも貧乏性である。
食材を冷凍保存して少しずつ使用しているのだけど、どんどんなくなってゆくのを見てると物凄く哀しくなってくる。そうなるとモウ消費する気にならなくて、ストック買ってまた詰め込んでってのを繰り返す。
で、よくよく考えたら、無くなる前に新しいのを買うのって不経済な気がした。
だので現在一ヶ月食費ゼロ円生活を目指しています(だのでランチもしぶった)
来週外食予定あるけど、今月は限界にチャレンジしようとおもいます、まる。

ふと思った。
私、寺より 神社派。
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行ってきたぜよ刈谷市美術館。ムナーリ展以来だぜ。

101029_101818.jpg

宇野さんは1934年生まれで、76歳ですね、名古屋出身であられます。
そんでもって実は祖母と同級生だったのだそうです、中学時代の。
そんなに親しくはなかったらしいけど・・・凄い人と同級生だったおばあちゃんに驚愕。

宇野さんのカルピス社員時代のものから現在までのデザイン・ポスタ・原画が展示されています。
私の宇野さんのイラストのイメージは、鉛筆描きで緻密な、そんでもって幻想的でどこか耽美な空気を漂わせている・・・というもの。私が初めて宇野さんの絵を見たのは内田康夫の小説の表紙だった。タイトルが『耳なし方一からの手紙』だったので、ホラーだと思った(小学6年生かそこらで見たから)。
だので、宇野さんの絵はモノクロ、もしくは色鉛筆で2、3色までのカラーという思い込みを持ってこの展示会に参戦。
全然違った。繊細な水彩画とか儚げな油彩も力強いアクリルも幻想的なコラージュもあった。
けばけばしいシルクスクリーンのポスタもあった。露骨なエログロなポスタもあった。
こども向けの、優しいけどどこか危うい挿絵もいっぱいあった。
舞台の為の衣装案や舞台美術のラフも、人形劇用の人形のデザイン画もあった。
アニメーションも上映されていたけど、アニメは次の動きが計算しきれないからと3作品を制作して以降手を出していないらしい。暫く見てたが、声で説明とかなかったので世界観があんまり判らなかった・・・メタモルフォーゼをテーマにしたものだったけど。
あらゆる技法を持ってイラストを制作されていて恐れ慄いた。私の世界は狭過ぎた。
何なのこのバイタリティ。全く歳を感じさせない。大橋歩さんときもそう思ったけど。
刈谷市美術館は2階建てになっているので、2階へあがる。
そいだら9月にライブペイントのイベントがあった時の宇野さん直筆のでっかい壁に描かれたイラストがどーーーんと展示されていた。
ひょ、え、え、え、え、え、え、え、、、!!! てなった。
線に全く迷いがない。中心に描かれた女性、薔薇の花から出てる女性、蝶々を捕まえようと網を振り上げる女性などなどがばらばらに描かれているけどどこかでぶいーーんと繋がっている。ひょ、え、え、え。
ふと横を見れば、宇野さんの年譜と共に展示された一枚の肖像画。なんと15歳の時に描いたもの!
デッサンすげえええーーーーー!!! すえおそろしいこどもじゃ。
中学生の頃から色んなコンクールで賞を貰っていたとの事なので納得。すげえええ、さいのうすげえええ。
打ちのめされて、くらくらしながら帰りましたとさ。

んで、くらくらしたままパッションをぶちまけようと思っていたのだけど!
7月にコンペ通った仕事の打合せが17時から入っていたので事務所へ・・・この為だけにな・・・
悔しいのでフランフラン寄ってきた。でっかいシャンデリアどーーーん! だった。
皿と加湿器買ったよ。加湿器はいちねんごしですね、去年から欲してたような。
PCと紙(=本)の為に超音波式のものを・・・スチーム式のが空気あったまって良いのかな・・・でも紙にあんまり水分ダメージ与えたくないし・・・
よっし今年は咽喉のいがいが感で夜中に目覚める事はなかろうて!

打合せ後、実家にご飯食べ行ったら修学旅行から帰ってきた弟が飯食べてた。
食後に弟が焼いたというもみじまんじゅう食べたよ、ちょっと香ばしかったよ。
んで今、胃の膨張が辛い。
世界的な動物写真家の岩合さんの写真展に行ってきました。
わたくし、普段は猫の絵をちょくちょく描いてはいますが、断然犬派です。
と、人生の殆どを犬派で通してきたのですが、ここ数年でドウやらあんまり犬に好かれていない・・・?と思い始め、去年の暮あたりには犬に好かれていない事をようやっと受け入れました。
今、わたくし犬派改め猫派に属したいと思うております。以後よろしゅう。

さておき。

岩合さんの写真である。
歩く、ジャンプ!、散歩する、店番する、等々猫の仕種でカテゴライズされた展示。
猫がとっても生き生きしてます、自然体です、キャプションもおちゃめな感じです。
つんとすました猫もいれば、半眼の猫もいる、猫にしか見えない(視えない)モノを見詰める猫や、犬と仲良く並ぶ猫も、鶏と一緒にいる猫も、漁師と一緒にいる猫も海外の猫もいっぱいいっぱいいます。
岩合さんが30年前に飼っていたという「海(かい)ちゃん」の写真もありました。
カメラの前でポーズをとる子猫の海ちゃん、牛にびびったり、雪の中を走ったり、そして母親になった海ちゃんと彼女のこどもたち。
そしてエピローグとして海ちゃんの最期を看取ってやれなかったという岩合さんの後悔の言葉と海ちゃんへの感謝の言葉が綴られたボードに泣きそうになる。
その前段階でそのうち無くなってしまう村でのおばあさんと猫の写真とか、数少なくなってゆく職人さんと猫の写真とかで既に感極まって涙腺ぐずぐずになってるところにそんな・・・!ぶわッ
猫好きは見るべき。写真集買ってもた。
松坂屋本館7階特別展示場にて8/2まで。入場料は500円。

そいから、9/11から名演小劇場という所で「ネコを探して」というフランス映画が公開されるそうです、誰か一緒に行かんかえ。

100726_210722.jpg
事務所のひとたちと愛知県美術館へ行ってきました。
アボリジニ展の招待券があったので。
で、行ったら崋山展の一角で展示されているとの事。なんだおまけかよ。
崋山の判子ちょうかわいい!と何度も見てたら係の人が
「すみませんお時間あと30分しかないので時間配分考えて回って下さい」
と忠告されちまったぜ!
展示ブース8室中まだ2室目であった。
せかされたのでじっくり見れなかったけど、渡辺崋山という人は、本描きする前にがっちり下絵描いてたようで、それらも展示してありました。自分のお父ちゃんが亡くなったので肖像画描いた時のデスマスクのデッサンもありました。
あとはメモ帳を持ち歩いていて、時間があるとスケッチしてたらしく、そのメモ帳は全部重ねると自分の身長位あったとか。すっげー。
崋山の他にも色んな人の(せかされたのでばばっとしか見れなかったの!)日本画や油彩画などが展示されていました。
そして常設展。何度か見た事あるやつはスルーして気になるやつだけ見て回る。
アーッ ウォーホルがいる!
あ、これどっかで見た!多分去年横浜美術館で・・・違ったかな・・・
そうこうしているうちにやっとアボリジニ@第7展示室。
・・・なんか文化の違いなのかな、恐い感じの絵ばかりだ。
恐怖 ではなく、 こわい 。
なんてゆうのかな・・・宗教と密接に関係している感じがする。神秘的ってゆうのか知らん、エッチングで描かれていて、細部まで模様が入っている、こどもが描いたみたいな絵なの。
ああ、きっとこどもっぽい無邪気さが こわい という感じをもたらしているのじゃないかなァ。
無垢と狂気は紙一重だって綾辻小説読んでから思うようになった。

40分位しか見て回れなかったけど面白かったなー。
はんこちょうかわいかった・・・(まだ言う)
まだ書く。

6月4日(金) 天気はれ
事務所の人とふたりで行ってきました。
名古屋イラストレーターズクラブが入っていたので、クラブの人達の作品展かなーと思って行ったら違ったよ!
いや、クラブの人達の作品も展示されてたんだけど。

ザ・チョイス展ってイラストレーターがこぞって応募して審査されて大賞とったり入賞したり酷評されたりするやつでしたか。
てゆか、審査員の豪華さにびびりまくり。ちょ、祖父江慎さんいるよ!!ぎゃあ、ぎゃあ。あの場で奇声発しなかったわたし、エライ。
(※専門友達で知ってる人は知っているけど、私は祖父江さんのファンなのだ)
展示されていた作品をみて、また制作意欲が出たのも事実だけれども、入選してるイラストレータさん達の絵をみて、なんてゆか・・・絵が上手いだけじゃ駄目なんだなぁって思った。学校で強制的に教わる「海はあおい、空もあおい、おひさまは丸くてあかい」という概念から、その後徐々に判って来る様々なデッサンとかパースとか、見たままに描こうとする精神が邪魔をしていると思う。もっと自由でファンクな絵が描きたい!想像力が欲しい!ドウせならトビ抜けたデッサン力とか、突き抜けた上手さがあればまた違う方向にいけるのに・・・!
センスが欲しい。

久屋大通のセントラル画材4Fにて6日までやってます。
あ、展示で一番すきなのは金魚の尻尾が耳のやつ!ひとつひとつ耳の形が違うところがイイ。
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