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事務所の人達と三重県立美術館に行ってきました。
大橋歩って全然知らないと思っていたけど、宮部みゆき『模倣犯』の表紙絵描いた人なんですね、すげー・・・
で、何故三重県は津市で展示会が催されたのかというと、津市出身だからだそうです。高校まで三重にいて、多摩美行って桑沢デザイン半年通って平凡パンチの専属イラストレータになったんだって。すっげ。
平凡パンチの原画と印刷物がセットで展示されていた。初期は男性がメインの表紙絵だったけど、途中でデザイン担当の人が増えて女性がメインの表紙になってた。
で、その女性メインになった頃の女性の絵が宇野亜喜良みたいなかんじだった。
関係ないけど宇野さんは祖母の同級生なんだぜ、ほんと関係ない。
平凡パンチ専属をやめてフリーランスになってからの大橋さんの活躍ぶりもほんと凄いです。
ピンクハウスのイラスト・ポスタ・DMなどを手掛け、三井銀行のイラストを描き、絵本の挿絵、エッセイなどの執筆活動、本の出版など幅広く活躍されている。現在70過ぎているけどちょう現役で活躍中なんだからほんと凄い。才能有ってほんと羨ましい。
それからイラストレータとしてだけでなく、アーティストとしても作品を制作されていて、ほんとびびります。
でっかい人の影からびろろろろーーーんとのびてとぐろ巻いているピンクの腸のようなものとか。頭から赤い棒がびょーんとでてるオブジェとか。なんかぶっとんでる。
12月6日までやっているので時間がある方は是非。イラストの講義を受けていた頃の添削済みイラストも展示してあって凄く良かったです、良い刺激を受けてきました。

で、家帰って描きかけの絵の続きを描こうかなァと思っていたけど乗車ホーム間違えて帰宅時間が思いの外遅くなった為断念した・・・こうやって絵から遠ざかってゆくんだなああぁ・・・
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専門学校の展示会に行ってきたよ、本当は全然行く予定なかったのだが社長が偶々学校休みだから行くかってなって行ってきたのだ。
久方振りの久屋大通・・・2月までここに事務所があったのだ。アーもう半年以上経ってんのかー引っ越して!
本当に時の流れは速い・・・年を取った証拠じゃ・・・
で、展示会。ヒゲがおった。
展示されていたのは山崎先生の授業課題で、セイヴ・ミーと雑誌表紙デザインとなんか。
・・・セイヴ・ミー・・・何かの手違いで学校に飾られておった虎おばちゃん回収しに行かなきゃ・・・
てゆうかビアズリーの模写も返還希望しとこう・・・心血注ぎまくったビアズリー模写・・・
なんか写真撮るの上手いひといた! あと、みんなちゃんと広告してた。
・・・たったいちねんで、時代は変わるものだなぁ・・・
私の時も広告とかデザインとかメインで教えて貰えていたら・・・山崎先生がいちねんせいの時から来てくれていたら・・・

あ、昨日某大手企業の社内報にDTPでミスがあった事が発覚した。
完全に私のミスであった。
だのでこれでもちょっと落ち込んでおるだよ・・・
まだ続く。

8/21
社長に横浜美術館いいよと言われていたので行ってみた。

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あ、これは美術館へ向かう途中の動く歩道からみた横浜。海だいすきなので異様にテンションが上がる。

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横浜美術館。常設展だけ見ればいっかーとおもっていたけどフランス絵画の19世紀も見ておく。
というか目録メモみたいなの置いてない・・・なに見たかわからない・・・
あ、思い出した十二使徒の殉教とかなんとかいう作品にマァ十二使徒であるヨハネとかなんとかかんとか描かれていたんだと思いますが、その中のおっさん二人が口付けしててなんなのこの絵ホモなの??というかキリスト教って同性愛って認めないよ宗教じゃなかったっけと思いました。
・・・19世紀の絵って別段深い思い入れがある訳でもないのでさらっとしかみてないな・・・
というか、何度も書いちゃうけど、ワイエス展を見て以来、ワイエスを見たときの衝撃と感動を引きずりすぎていて、他の絵画見る度それと比較してしまうのが印象に残り難い要因ではないだろうか・・・
それでもなによりもワイエスは私に感動と衝撃を与えたんだ!他の作品見る度ワイエスの凄さを実感している始末。絵を見て泣きそうになったのは初めてだ。というかもう少しじっくり見てたらまじで泣いてた。
ワイエスすごすぎ。

ワイエスを思い出しながら常設展も見てきました。こっちのは横浜美術館所有なのでフラッシュたかなければ撮影オッケという事で、いちばん気に入った絵を撮ってきました。

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祭風景の版画。自分が色彩だめだめなので奇麗な色が出ているものに強く憧れます。グラデーションがすごく好きなんだ。
そういえばここにも歌川・・・豊国だったかなァ、浮世絵が2点ありました。
あとは松井冬子の絵があった!彼女の絵にしてはおどろおどろしさに欠ける作品だったので不思議に思ったけど、良く見たら藤の花の下部は無数の蜂で構成されていて、少女の裸足の足先からは血が滲み爪も割れていた。ああ、やっぱり松井冬子だなぁと思った。独特の幻想的な輪郭もいいよね、彼女の絵も好きです。

このあともまだまだ旅は続くのだがまた後で思い出を綴る事にする。
まだまだ続くよ江戸東京博物館。
常設展内にねこづくしという企画展が開催されているというので、ビジネスパートナーに猫を選んだイラストレイターの端くれとして見学してきた。
江戸・東京の猫が描かれた浮世絵や人形、猫彫刻、猫をモチーフにした着物や絵本、レコードなどが展示されていた。
東海道五十三次の猫パロディ、猫飼(びょうかい)なんたらかんたらが面白かった。東海道の地名が猫に因んだ駄洒落に変換されている。はらぶち(おなかに柄入りのぶちねこの絵)、とかかごぶち(かごに入ったぶちねこの絵)とか。興津がおきず(寝ている猫)とか。
男の人の浴衣帯の結び方で「ねこじゃらし」とか可愛いじゃないか。レコードは「黒猫のタンゴ」ね。
うーん、猫ってほんと、金になる。

企画展は撮影エヌジーだったので常設展の写真を。
ここは写真オッケだし一部お触りもオッケなのである。外国人観光客がイッパイ来ていた。ボランティアのおじいちゃんが英語で流暢にガイドしていらしたのに感動した!

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上は なぎなた


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絵草紙売り場


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市川団十郎と禿(かむろ。はげ ではない)


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北斎のアトリエ


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浮世絵製造過程
帰ってきたよ、旅の思い出をだらだら綴るから興味のある人は頑張って読んで下さい。

8/20
約7時間かけて東京・両国の江戸東京博物館へ。
写楽を見る為はるばる7時間。JRで旅費を浮かす為にだらだら7時間。
「写楽 幻の肉筆画」と題打たれているけど写楽はギリシャにあったとゆう扇を含めて3点。
他は狩野派や歌麿、北斎に歌川一派など。
吉原を題材にした絵も多く、布団の上で戯れる遊女と客の絵があって、え、こっからさきは春画コーナーなの?おこさま連れの客とかいるのに出しちゃってダイジョブなの??といらん心配をしたが、やらしいのは一切ないのであしからず。
作品は全てマット加工されて木製の質素な枠に収められていて、雰囲気にあっていた。ちょっと質素過ぎる感も??流石に写楽の肉筆扇は箱入り特設コーナーが設けられておった。
作品は全部で126点。うち5点が北斎の百物語シリーズでテンション上がる。日本画はホラーとか妖怪系が好きなんだ・・・北斎の百物語絵は滑稽画だよね、おどろおどろしさよりもユーモアが感じられる。
菊川英山という人の「風流夕涼三美人」が一番好きです。宴の乱痴気騒ぎを影絵で表現し、その前に三人の美女が夕涼みしているという構図。喧騒から襖いちまい隔たれているだけなのに影を用いた効果で静の空気が感じられます。
あとは歌川国貞の「さかい町中村座楽屋之図」。センター左よりにやっくん(薬丸さんであり、桜塚ではない)にちょう似てる人が描かれている!やっくんこんな時代から活躍してたのか。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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