「ベナレスへの道」で劇的な退場をしたヘンリー・ポジオリ教授が何の説明もなくしらっと再登場。ポジオリシリーズを気に入っていたエラリー・クイーンが新作を依頼して復活させたんだって。
・パンパタールの真珠:マルガリータ島の町・パンパタールで出会った真珠に対する執着が強いゲレマン夫人。彼女の夫が勤める真珠養殖場から真珠が一粒盗まれてしまい…
→1929年発表。心理学と心霊学をごっちゃにする夫人の思い込みが凄い。犯人を庇ってんのか黒幕なのか判然としないままだけど、あの執着ぶりからすると黒幕であっても可笑しくはないかと…
・つきまとう影:オハイオ州立大学犯罪心理学講師を免職されてしまったポジオリ。その原因は、彼が関わった事件を経て発表された論文だった――。かつて助手を務めていたある奇術師から命を狙われていると訴えるモーダック。姿を見せない奇術師だが、モーダックの周辺では様々な事が起こり、ついには死者が出てしまい…
→1930年発表。こんなん、何で気付かへんのやーーー!とやきもきしながら読む。因みに、科学と宗教の問題は、当時アメリカで一番アツい話題だったそうな。
・チン・リーの復活:エヴァグレーズ製材所の所長宅に招待されたポジオリ。朝食の席で、製材所の厨房で働く中国人のチン・リーが埠頭で殺されているとの知らせを受けた。現場に駆けつけたが、そこには死体は無く、調理場に行くと死んだ筈のチン・リーが現れて…
→1932年発表。チェスタトン的。
・銃弾:フロリダ州の雑貨店で鼻つまみ者の男が射殺された。容疑者の一人・スルーフットの母親から依頼を受け現場へやってきたポジオリだが、陪審員たちはスルーフットが犯人だと決め付けていた。陪審員の誰かが、お人好しのスルーフットを金で雇って撃たせたと皆考えていたのだ…
→1932年発表。黒人差別がすごいぞ。そうゆう時代に社会的弱者も手を差し伸べるポジオリ。でもやっぱ判決は差別がすごいぞ。
・海外電報:マイアミの税関から海外電報を解読できないという電話を受け、スタノップ号へやってきたポジオリ。船室番号36-Bの乗客がダイヤモンドを密輸しているという電報らしいが、意味が判らない単語も混じっているという。乗客の手荷物検査に立ち会うポジオリだが、その乗客に見覚えがあり…
→1932年発表。「亡命者たち」に登場した元独裁者再登場!
・ピンクの柱廊:父親が助けを求める夢を見た、という娘。父親は深夜にスピードボードで出て行ったきり行方不明になっていた…
→1933年発表。土地買ってお金持ちになってバブル崩壊して生活が一転しちゃったパパの話…
・プライベート・ジャングル:タンパから南へ向う列車で新婚夫婦と同席になったポジオリ。新妻は、夫の祖父が海賊だったという噂に心を痛めており、ポジオリに祖父が海賊ではなかった事を証明して欲しいと頼む。ところが、夫は彼女が命を狙われているとポジオリにこっそり伝えた。新妻の従兄もまた、彼女の夫が彼女の命を狙っていると言う…
→1933年発表。出入り口を見張られた部屋にいた人物にどうやって毒を飲ませたか…という問題。
・尾行:神経過敏症と鬱病の治療にやってきた銀行員から尾行されているという相談を受け、彼のアパートにやってきたポジオリ。銀行員は幼馴染の女性が不幸な結婚をして療養所に入れられている事を知り、タクシーで連れ出すが、車を離れた隙に居なくなってしまったというが、ポジオリは銀行員の話に嘘が混じっていると推理する…
→1934年発表。銀行員との会話(と、召喚状)からある犯罪を暴く精神科医のポジオリ氏(今回は肩書きが「(犯罪)心理学者」ではなくなっている)。他のポジオリより賢そうだ!この短篇集の中では一番面白いと思います。
・新聞:姿を消したサンチェス博士を追うポジオリと関税検査官。探偵志願のタクシー運転手と共に潜伏先のホテルへ向うが、既に逃亡したあとだった。部屋に残された手掛かりから浮かび上がった女性の経営するもぐりの酒場へ乗り込んだ三人だが、麻薬の隠し場所が判らなければ逮捕は出来ない。サンチェスもその場にいるのに手が出せない状況でポジオリは…
→1935年発表。「海外電報」の続編。推理小説愛好家で探偵志望の運転手がいい味だしてる。
・パンパタールの真珠:マルガリータ島の町・パンパタールで出会った真珠に対する執着が強いゲレマン夫人。彼女の夫が勤める真珠養殖場から真珠が一粒盗まれてしまい…
→1929年発表。心理学と心霊学をごっちゃにする夫人の思い込みが凄い。犯人を庇ってんのか黒幕なのか判然としないままだけど、あの執着ぶりからすると黒幕であっても可笑しくはないかと…
・つきまとう影:オハイオ州立大学犯罪心理学講師を免職されてしまったポジオリ。その原因は、彼が関わった事件を経て発表された論文だった――。かつて助手を務めていたある奇術師から命を狙われていると訴えるモーダック。姿を見せない奇術師だが、モーダックの周辺では様々な事が起こり、ついには死者が出てしまい…
→1930年発表。こんなん、何で気付かへんのやーーー!とやきもきしながら読む。因みに、科学と宗教の問題は、当時アメリカで一番アツい話題だったそうな。
・チン・リーの復活:エヴァグレーズ製材所の所長宅に招待されたポジオリ。朝食の席で、製材所の厨房で働く中国人のチン・リーが埠頭で殺されているとの知らせを受けた。現場に駆けつけたが、そこには死体は無く、調理場に行くと死んだ筈のチン・リーが現れて…
→1932年発表。チェスタトン的。
・銃弾:フロリダ州の雑貨店で鼻つまみ者の男が射殺された。容疑者の一人・スルーフットの母親から依頼を受け現場へやってきたポジオリだが、陪審員たちはスルーフットが犯人だと決め付けていた。陪審員の誰かが、お人好しのスルーフットを金で雇って撃たせたと皆考えていたのだ…
→1932年発表。黒人差別がすごいぞ。そうゆう時代に社会的弱者も手を差し伸べるポジオリ。でもやっぱ判決は差別がすごいぞ。
・海外電報:マイアミの税関から海外電報を解読できないという電話を受け、スタノップ号へやってきたポジオリ。船室番号36-Bの乗客がダイヤモンドを密輸しているという電報らしいが、意味が判らない単語も混じっているという。乗客の手荷物検査に立ち会うポジオリだが、その乗客に見覚えがあり…
→1932年発表。「亡命者たち」に登場した元独裁者再登場!
・ピンクの柱廊:父親が助けを求める夢を見た、という娘。父親は深夜にスピードボードで出て行ったきり行方不明になっていた…
→1933年発表。土地買ってお金持ちになってバブル崩壊して生活が一転しちゃったパパの話…
・プライベート・ジャングル:タンパから南へ向う列車で新婚夫婦と同席になったポジオリ。新妻は、夫の祖父が海賊だったという噂に心を痛めており、ポジオリに祖父が海賊ではなかった事を証明して欲しいと頼む。ところが、夫は彼女が命を狙われているとポジオリにこっそり伝えた。新妻の従兄もまた、彼女の夫が彼女の命を狙っていると言う…
→1933年発表。出入り口を見張られた部屋にいた人物にどうやって毒を飲ませたか…という問題。
・尾行:神経過敏症と鬱病の治療にやってきた銀行員から尾行されているという相談を受け、彼のアパートにやってきたポジオリ。銀行員は幼馴染の女性が不幸な結婚をして療養所に入れられている事を知り、タクシーで連れ出すが、車を離れた隙に居なくなってしまったというが、ポジオリは銀行員の話に嘘が混じっていると推理する…
→1934年発表。銀行員との会話(と、召喚状)からある犯罪を暴く精神科医のポジオリ氏(今回は肩書きが「(犯罪)心理学者」ではなくなっている)。他のポジオリより賢そうだ!この短篇集の中では一番面白いと思います。
・新聞:姿を消したサンチェス博士を追うポジオリと関税検査官。探偵志願のタクシー運転手と共に潜伏先のホテルへ向うが、既に逃亡したあとだった。部屋に残された手掛かりから浮かび上がった女性の経営するもぐりの酒場へ乗り込んだ三人だが、麻薬の隠し場所が判らなければ逮捕は出来ない。サンチェスもその場にいるのに手が出せない状況でポジオリは…
→1935年発表。「海外電報」の続編。推理小説愛好家で探偵志望の運転手がいい味だしてる。
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