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先日、久し振りに県図書館へ行って本を借りてきました。
図書館の近くに住んでいるのを良い事に、図書館を第二の本棚扱いしようと目論んでいたのにスッカリ寄らなくなってたんでこれはイケンと思って。
日本文学のコーナーに行ったのでカーは借りませんでした。
スバルタの図書館うろつきコースは

日本文学→異常心理学



社会病理→法医学

大学時代の名残です、当時犯罪関係と性倒錯の本ばかり読んでた。卒論の為にね!

今回は虫太郎と木々高太郎(初!)借りました。

・完全犯罪
これは白蟻で読んだので飛ばし読み。
しかしこの作品一番好きかも知れない。
トリックは物凄く空想的で非現実的なんだけど、完全犯罪トリックを創作するという情熱が伝わってくる。こゆのをロマンってゆうんだよね!ロマン!マロンに似てるっていつも思う。
それと犯人が殺人へ至った思想を一貫しているところも好きです、容赦ないわー…

・紅軍、巴蟆(パムー)を越ゆ
漢字読めない^^^一人の軍人の人生転落劇。
目と鼻の先で恋人が流れ弾に当たって死んでたのに気付かず通り過ぎたとか、支那に流れて世話になった人が殺されたりとか、なんか色々不幸に見舞われた挙句利用されて死んでしまう男の話。

・海螺斎(べえさい)沿海州先占記
漢字読めない^^^
これは秘境冒険小説、未開の地を目指す男の伝記であり伝奇小説。
良く判らなかったけど(漢字とか思想とか)、これも面白かった。
解説にも書いてあったけど、虫太郎は虚構と現実の狭間を巧く表現する人だったんだなァ。べえさいのは実話ですって言われたらそうかも知らんと思いそう。
これ読んだらコナン・ドイルの恐怖短編思い出した。空の怪物だったかな、タイトル忘れたけどこれも面白いでしたよ、上空何千mで未知の生命体に襲われる話。
人間って、未知の世界に対する畏怖と憧れって凄いだ。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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