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夜行バスに揺られて行ってきたよ東京。
東京ドームで下車して水道橋のマックで時間潰して9時頃鴬谷から東京国立博物館へ。
もう一カ所、美術館行く予定だったので順番に迷ったが2つの理由で写楽を先に。
写楽の開園時間の方が30分早かったからこっち優先したの。もいっこの理由は後述。
いやーすっごい人だった!平成館で写楽、本館で手塚治虫のブッダ展やってたから、チケット売り場も混み混み。
幸い、私は2列目に並べたのですぐに購入できましたが、既にチケットを持っている人もいるので長蛇の列!
ブッダ展の方はもっと長蛇の列!
第一展示室は列ごと入っていったのでもーなーんにもみえませんでした! フェルメール展ときの悪夢が甦るガタブル。
それでもなんとか意地で見てきた!
まずは写楽が登場する前の役者絵。
その後の展示で面白いのは、写楽以外の絵師(歌麿や豊国など)が描いた役者絵も並べてあるところ!
この展示方が面白いなと思ったので見に行ったんだよー。
写楽は割と髪型とか眉のつり具合とか、ちょっとオーバーに表現している感じがしました。
あとは初版と増版の色の違いや、ちょっと修正されているところを見比べられるよう並んでいたり。
並んでいるから感じる違い! 私は当時の江戸っ子と同じく豊国の絵の方が好みかな・・・と思ったり。
実際、写楽は登場して約10カ月で人気が落ちていなくなっちゃうんだよね・・・流行り廃りの早さが尋常でないな江戸時代!
役者絵以外にも、相撲の絵(これは、120センチ71キロのでっかい子供力士「大童山」という角界のマスコットキャラ的存在の子供を描いたもの)とかおたふく(他に例がないので写楽の絵かドウかは疑問らしい)などもありました。
あと、震災の影響で展示されなかったのが1点、所在不明のもの4点あるそうです。
良く考えてみたら、浮世絵って当時は消耗品?庶民でもコレクション出来るようなチープなものだった(と私は思っている)から、現存しているだけでも奇跡なんだよねー・・・

色褪せた浮世絵を見ながら、私は古本のやけた表紙を思い出していたのであった。

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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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