8月に読んだの今更アップ。
・もう一色選べる丼:食堂の食器を持ち出し、返却せずに食堂の外に放置された丼。見付けた食堂のおばさんが「置き去り犯を見つけた者には、食券二十枚進呈!」と言うのを聞いて反応した裏染に、柚乃は犯人を見つけてくれるよう頼む。置き去り犯が頼んだメニューは親子丼とソースカツ丼の二色丼だと判ったが、何故かソースかつだけが残されていた…
→柚乃と早苗が食事してるシーンの生徒たちの会話が「学園青春小説」的な演出かと思ったらばっちり伏線仕込まれてたのか~!頁制限あるからかもだけど、無駄がなくてすごいなと思った。
・風ヶ丘五十円玉祭りの謎:兄に誘われ寝入神社の「風ヶ丘納涼祭」にやって来た柚乃。屋台で三百円のたこやきを五百円玉で買うと、おつりは何故か五十円玉四枚で返ってきた。祭りに来ていた裏染も、かき氷を買ったら五十円玉で戻ってきたと言う。かき氷屋の店員に訳を聞くと、祭りの運営側が「縁起が良いからなるべく五十円玉でおつりを返すよう」言われたのだと言うが、納得がいかない二人は更に調べてみる事に…
→せこい…
・針宮理恵子のサードインパクト:金髪で目つきが悪く、評判の良くない二年生の針宮。実は密かに吹奏楽部の一年生・早乙女と付き合っていた。夏休み中、久し振りに学校で会った早乙女は、空き教室でパート練習中に買出しに行かされ締め出された事があったと言う。その日も買出しから帰ってきたところで、一緒に教室へ戻ると今日も鍵が閉められていた。いじめじゃないかと心配した針宮は翌日様子を窺いに行くと、やはり早乙女は締め出されていて…
→『体育館の殺人』にも登場した針宮視点の話。人物が掘り下げられていて針宮は本当は恐い子じゃないって判る。針宮可愛いよ。そして裏染の、針宮と部員が言い争いしている場面をチラ見しただけで「その場で何が起きていたか」を推測していたってゆうのの描き方がね…柚乃とは違う視点で書かれているので裏染の「何を考えているのか判らない」不気味さを際ださせている感じした。
・天使たちの残暑見舞い:演劇部のOB・宍戸が残した不思議体験の記録を発掘した梶原は、本当にあった話だと思うか裏染に尋ねる。裏染は柚乃と早苗を使って当時の再現をする事に。裏染たちのクラス・2Aの教室には二人の少女以外誰もおらず、二人は互いの背に手を回しキスしている…ように見えた。驚いた宍戸は教室から目を離さないまま後退りして十分程様子を窺った。再びゆっくりと教室に戻ると、そこには誰もいなかったとノートには書かれているが…
→裏染シリーズはそこはかとなく柚乃ちゃんを中心に百合っぽい雰囲気が漂ってるけど、これは更に百合百合しい(とはいえメインはミステリなので)…からのー百合じゃなかった展開。だけど本当の事は判らない…という思わせぶりなオチ。
・その花瓶にご注意を:私立緋天学園・中等部の仙堂姫毬は、裏染鏡華に最近学校で起きている問題の解決を頼む為教室に向った。鏡華は一年生の女子と一緒にいたが姫毬の姿を見ると逃げていった。再び一年生が戻って来た時、廊下に置かれた花瓶が割れていると報告する。しかし教室にいた二人は花瓶の割れる音を聞いておらず、不思議に思った鏡華はその謎を解くべく捜査を開始する…
→仙堂刑事の娘登場!犯人すごくむかつくやつだけど、最後に溜飲が下がったよね。
・おまけ 世界一居心地の悪いサウナ
→いつもは柚乃が言うセリフを裏染が言ってる!この男にも適わぬ推理狂がいるのね…
・もう一色選べる丼:食堂の食器を持ち出し、返却せずに食堂の外に放置された丼。見付けた食堂のおばさんが「置き去り犯を見つけた者には、食券二十枚進呈!」と言うのを聞いて反応した裏染に、柚乃は犯人を見つけてくれるよう頼む。置き去り犯が頼んだメニューは親子丼とソースカツ丼の二色丼だと判ったが、何故かソースかつだけが残されていた…
→柚乃と早苗が食事してるシーンの生徒たちの会話が「学園青春小説」的な演出かと思ったらばっちり伏線仕込まれてたのか~!頁制限あるからかもだけど、無駄がなくてすごいなと思った。
・風ヶ丘五十円玉祭りの謎:兄に誘われ寝入神社の「風ヶ丘納涼祭」にやって来た柚乃。屋台で三百円のたこやきを五百円玉で買うと、おつりは何故か五十円玉四枚で返ってきた。祭りに来ていた裏染も、かき氷を買ったら五十円玉で戻ってきたと言う。かき氷屋の店員に訳を聞くと、祭りの運営側が「縁起が良いからなるべく五十円玉でおつりを返すよう」言われたのだと言うが、納得がいかない二人は更に調べてみる事に…
→せこい…
・針宮理恵子のサードインパクト:金髪で目つきが悪く、評判の良くない二年生の針宮。実は密かに吹奏楽部の一年生・早乙女と付き合っていた。夏休み中、久し振りに学校で会った早乙女は、空き教室でパート練習中に買出しに行かされ締め出された事があったと言う。その日も買出しから帰ってきたところで、一緒に教室へ戻ると今日も鍵が閉められていた。いじめじゃないかと心配した針宮は翌日様子を窺いに行くと、やはり早乙女は締め出されていて…
→『体育館の殺人』にも登場した針宮視点の話。人物が掘り下げられていて針宮は本当は恐い子じゃないって判る。針宮可愛いよ。そして裏染の、針宮と部員が言い争いしている場面をチラ見しただけで「その場で何が起きていたか」を推測していたってゆうのの描き方がね…柚乃とは違う視点で書かれているので裏染の「何を考えているのか判らない」不気味さを際ださせている感じした。
・天使たちの残暑見舞い:演劇部のOB・宍戸が残した不思議体験の記録を発掘した梶原は、本当にあった話だと思うか裏染に尋ねる。裏染は柚乃と早苗を使って当時の再現をする事に。裏染たちのクラス・2Aの教室には二人の少女以外誰もおらず、二人は互いの背に手を回しキスしている…ように見えた。驚いた宍戸は教室から目を離さないまま後退りして十分程様子を窺った。再びゆっくりと教室に戻ると、そこには誰もいなかったとノートには書かれているが…
→裏染シリーズはそこはかとなく柚乃ちゃんを中心に百合っぽい雰囲気が漂ってるけど、これは更に百合百合しい(とはいえメインはミステリなので)…からのー百合じゃなかった展開。だけど本当の事は判らない…という思わせぶりなオチ。
・その花瓶にご注意を:私立緋天学園・中等部の仙堂姫毬は、裏染鏡華に最近学校で起きている問題の解決を頼む為教室に向った。鏡華は一年生の女子と一緒にいたが姫毬の姿を見ると逃げていった。再び一年生が戻って来た時、廊下に置かれた花瓶が割れていると報告する。しかし教室にいた二人は花瓶の割れる音を聞いておらず、不思議に思った鏡華はその謎を解くべく捜査を開始する…
→仙堂刑事の娘登場!犯人すごくむかつくやつだけど、最後に溜飲が下がったよね。
・おまけ 世界一居心地の悪いサウナ
→いつもは柚乃が言うセリフを裏染が言ってる!この男にも適わぬ推理狂がいるのね…
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