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知里真志保/あの世の入口——いわゆる地獄穴について——、和人わ舟お食う
アイヌの話である。

柳宗悦/手仕事の日本
民芸への関心が強まるよ、手仕事を絶やしてはならん!

酒井嘉七/ある完全犯罪人の手記

三遊亭圓朝/闇夜の梅

佐々木味津三/旗本退屈男 第一話〜第十一話、右門捕物帖 01〜38、十万石の怪談
やかましやの伝六が登場すると、日高建男版巷説百物語に出てくる貸本屋平八の顔が浮かぶ…右門は又市。
旗本退屈男は田所様のあのでかい顎が浮かぶけど、退屈男のトレードマークは額の三日月傷である。
顎がすごいのは久生十蘭の顎十郎捕物帳である。
十万石の怪談は、語った人も聞いた人も不幸になるという怪談の話。怪談の内容はそんなに怖いものではないが、彼らが辿る運命を思うとすごく効いてるとオモウ。

ロバート・ルイス・スティーヴンソン/ジーキル博士とハイド氏の怪事件(佐々木直次訳)、僕の国(新美南吉訳)、積木の町(新美南吉訳)、誰か(新美南吉訳)、ゐろりの中の街(新美南吉訳)、医師と旅行鞄の話(佐藤緑葉訳)
「医師と〜」は、『新アラビア夜話』という連作集の中の一編。なので全然話が完結してない。

村山籌子/〈ピツコロさん〉、バウシ ノ ユクヘ

岡本綺堂/倫敦での一夜

田中貢太郎/老犬の怪、老狐の怪、轆轤首、鷲、緑衣人伝、藍瓶、青い紐、レンズに現れた女の姿、令狐生冥夢録、蓮香、藍微塵の衣服、愛卿伝、赤い牛、赤い花、赤い土の壷、あかんぼの首、悪僧、雨夜草紙、雨夜続志、尼になった老婆、阿宝、朝倉一五〇、雨夜詞、怪しき旅僧、ある神主の話
中国と日本の伝奇話。ちょっと探偵小説風の話もあるけど、やっぱり怪談や不思議話であるので、判らず仕舞いの話が多い。そのもやっとした感じがイイのである。
「怖い」というより「鬼魅(きみ)が悪い」という方がしっくりくる。いいねェ古典ホラー。
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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