・月澤俊平の事件簿
…アルセーヌ・ルパンを彷彿とさせる人物が探偵のシリーズ。泡坂妻夫の亜愛一郎みたいな感じ。
闇に溶ける男:月澤、罠に落ちるの巻。好奇心に負けて毒ガスで充満した古井戸に入らせれる事になった月澤。
南風荘の客:父親を陥れた男の招待で南風荘を訪れた女性。話し合っている最中に男は射殺されてしまう。男を斃すつもりでピストルを所持していた為逮捕されそうになるが、そこに現れたのは月澤だった。
指輪と探偵:
妙な錠前屋:月澤は事件を嗅ぎつける能力が高いな!てゆうかこうゆう事に疑問を持ったら探偵小説は成り立たないのであった。
慈雨の殺人:足跡なき殺人。
発明相談所:素人発明家のアイディアを聞き、それが成功するかどうかの相談に乗る商売。
火星の荒野(あれの):人類はついに火星旅行へ行ける時代に!
新兵器出現:大戦中、各国が一生懸命研究してた系の兵器の話。
海底探検余聞:
南海の毒杯:長編。ネタバレタイトルだけど、なかなか面白い話です、月澤が中盤で出てくるが態度悪過ぎて依頼者は怒って自分達で事件を解決しようと北と南に分かれて推理旅行に出るってゆう。過去の復讐とかスパイ疑惑とかあるのにのどかな展開だなー…
林檎と名探偵:遺作。不穏な会話をする二人組に出会った老巡査は跡を尾け事件を未然に防ごうとするが…
・少年探偵王
…このシリーズは、少年少女向けに書かれたもので、ホームズとかのリライト的なもの。この頃は子供向けに対してオリジナリティとかトリックとかあんまり頑張らなくて良いものだったらしい。不木の頃と比べるとえらい違いだ。因みに、警察官の父(或いはおじ)を持ち、少年をリスペクトする青年(柔道有段者)がいつも一緒にいる少年探偵像は不木の塚原俊夫くんが原型。不木の影響力よ…
温室の怪事件:温室の入口近くから荒らされる植木鉢のなぞ。
幽霊自動車の事件:強盗事件が起きた現場近くに現れる自動車は、いつもカーチェイスの末忽然と消えてしまう。
大宮博士の事件:
不思議な電話の事件:
雪の山小屋の事件:スキーに来たら事件に巻き込まれる。
飾り時計の事件:
百貨店の怪盗事件:
・林田葩子作品集
…女性名義で婦人誌に発表した作品
花形作家:売れない小説家の夫の書いた没作品を書き写して出版社に持ち込んだ妻。夫が書いた作品は取り合わなかった担当者だったが、女性の持ち込みというだけで採用され、妻は一躍流行作家となり…
第百一回目:ユーモア小説。これはちょっと楽しそうな展開。
・資料篇
林田葩子女史に就いて 小栗虫太郎:蘭の作品はみっつ位しか読んでないけど、花形作家が一番良いよねってゆう話。
蘭郁二郎君のこと 海野十三:蘭が飛行機事故で亡くなった事を受けての文。
らん・いくじろう(1913-1944)
東京都生まれ。本名は遠藤敏夫。別名・林田葩子(はやしだはなこ)。
実の親を知らず、養父・養母に育てられた。養父が亡くなる時に養母が実の母親であり、本当の父親は男爵であったと知らされる。
東京高工の電気学科卒。
1931年に平凡社の江戸川乱歩全集の付録雑誌に「息を止める男」を発表しデビュー。
1935年には、大慈宗一郎、中島親、荻一之助らとともに同人誌『探偵文学』を創刊。『シュピオ』と改題してからは、海野十三、小栗虫太郎、木々高太郎とともに編集を務めた。
のちに、海野の影響を受けてSF小説を多数発表したが、太平洋戦争の報道班員として南方へ向かう途中飛行機事故で亡くなる。
…アルセーヌ・ルパンを彷彿とさせる人物が探偵のシリーズ。泡坂妻夫の亜愛一郎みたいな感じ。
闇に溶ける男:月澤、罠に落ちるの巻。好奇心に負けて毒ガスで充満した古井戸に入らせれる事になった月澤。
南風荘の客:父親を陥れた男の招待で南風荘を訪れた女性。話し合っている最中に男は射殺されてしまう。男を斃すつもりでピストルを所持していた為逮捕されそうになるが、そこに現れたのは月澤だった。
指輪と探偵:
妙な錠前屋:月澤は事件を嗅ぎつける能力が高いな!てゆうかこうゆう事に疑問を持ったら探偵小説は成り立たないのであった。
慈雨の殺人:足跡なき殺人。
発明相談所:素人発明家のアイディアを聞き、それが成功するかどうかの相談に乗る商売。
火星の荒野(あれの):人類はついに火星旅行へ行ける時代に!
新兵器出現:大戦中、各国が一生懸命研究してた系の兵器の話。
海底探検余聞:
南海の毒杯:長編。ネタバレタイトルだけど、なかなか面白い話です、月澤が中盤で出てくるが態度悪過ぎて依頼者は怒って自分達で事件を解決しようと北と南に分かれて推理旅行に出るってゆう。過去の復讐とかスパイ疑惑とかあるのにのどかな展開だなー…
林檎と名探偵:遺作。不穏な会話をする二人組に出会った老巡査は跡を尾け事件を未然に防ごうとするが…
・少年探偵王
…このシリーズは、少年少女向けに書かれたもので、ホームズとかのリライト的なもの。この頃は子供向けに対してオリジナリティとかトリックとかあんまり頑張らなくて良いものだったらしい。不木の頃と比べるとえらい違いだ。因みに、警察官の父(或いはおじ)を持ち、少年をリスペクトする青年(柔道有段者)がいつも一緒にいる少年探偵像は不木の塚原俊夫くんが原型。不木の影響力よ…
温室の怪事件:温室の入口近くから荒らされる植木鉢のなぞ。
幽霊自動車の事件:強盗事件が起きた現場近くに現れる自動車は、いつもカーチェイスの末忽然と消えてしまう。
大宮博士の事件:
不思議な電話の事件:
雪の山小屋の事件:スキーに来たら事件に巻き込まれる。
飾り時計の事件:
百貨店の怪盗事件:
・林田葩子作品集
…女性名義で婦人誌に発表した作品
花形作家:売れない小説家の夫の書いた没作品を書き写して出版社に持ち込んだ妻。夫が書いた作品は取り合わなかった担当者だったが、女性の持ち込みというだけで採用され、妻は一躍流行作家となり…
第百一回目:ユーモア小説。これはちょっと楽しそうな展開。
・資料篇
林田葩子女史に就いて 小栗虫太郎:蘭の作品はみっつ位しか読んでないけど、花形作家が一番良いよねってゆう話。
蘭郁二郎君のこと 海野十三:蘭が飛行機事故で亡くなった事を受けての文。
らん・いくじろう(1913-1944)
東京都生まれ。本名は遠藤敏夫。別名・林田葩子(はやしだはなこ)。
実の親を知らず、養父・養母に育てられた。養父が亡くなる時に養母が実の母親であり、本当の父親は男爵であったと知らされる。
東京高工の電気学科卒。
1931年に平凡社の江戸川乱歩全集の付録雑誌に「息を止める男」を発表しデビュー。
1935年には、大慈宗一郎、中島親、荻一之助らとともに同人誌『探偵文学』を創刊。『シュピオ』と改題してからは、海野十三、小栗虫太郎、木々高太郎とともに編集を務めた。
のちに、海野の影響を受けてSF小説を多数発表したが、太平洋戦争の報道班員として南方へ向かう途中飛行機事故で亡くなる。
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