・レテーロ・エン・ラ・カーヴォ
→デビュー作そのいち。全編書簡体。Letero en la Kavetoとは、エスペラント語で「小さな穴の中の手紙」という意味らしい。
・赤鱏(あかえい)のはらわた
→デビュー作そのに。荒木十三郎名義。
・狆(ちん)
→26年発表、荒木十三郎名義。妾のヒモ男が警察や探偵をなめきっている話。
・探偵開業
→26年発表。堤君が探偵になった経緯。ユーモア系。
・塞翁苦笑:芸術家を志すニートの「彼」と友人の中沢。ついに生活が難しくなり、「彼」が田舎へ帰る為乞食の真似事をして西田という中年男から金を貰う。その金で田舎へ向うが途中下車した駅で山口という男に捕まりもてなされる事になってしまう…
→27年発表。人違いで悪事に加担させられる「彼」だが…小気味良い話だね。
・海龍館事件:寂れた旅館・海龍館にやってきた二人連れ二組の客たちは、主人にこの旅館を一万円で売ってくれと持ちかけてきた。せいぜい五、六千円にしかならない旅館を手に入れる為、客たちは二万まで値上げしてきた。不審に思った主人は長く逗留している当麻に相談するが…
→28年発表。
・脣花(しんか)No・1:「恋愛に関する変わった物語」の執筆依頼があったところへ変な手紙が「私」宛てに届いた。指定された家へ行くと、喜久田と名乗る男が集めた、あらゆる職業・階級の女性の唇のスクラップブックを見せられた。そして、唇を蒐集するきっかけとなった話を始め…
→28年発表。横溝の『悪魔の百唇譜』や…そして恐いオチ。
・青い手提袋:奇妙な盗難事件の被害者が、その翌日殺害され…
→28年発表。ほのぼのユーモアが続いたところへ突然殺人事件出てきてびっくりしたよ…橋本五郎も人殺してたのか…(言い方)
・お静様の事件:おしで白痴のお静様が何者かによって妊娠させられた。しかし、父と名乗り出た男は三人もいて…
→28年発表。金目当ての悪い奴二人(番頭と親戚の甥)と子どもだけくれっていう盲人の按摩の内、誰が本当の相手なのか…という話なんだけど、これは…忖度ってやつですかね、金の流れからすると盲人が相手なのでは…
金目当ての悪人から家を守れて、世間体も保たれたお静の姉夫婦的にも、悪者になったが田坂からお金を貰って恋人と一緒になれたおみよにも、家を継ぐ事になってた順三にも理想的な解決だし、探偵役の田坂も多額の謝礼を貰ったしだし、win winでハピエンだね!(真っ黒なハッピーエンド…)
・ペリカン後日譚(ごじつものがたり):佐々木三郎探偵の元に舞い込んだ事件の依頼。僕――彼の助手で世話人で唯一の友人でもある加知(かじ)すすむ――は探偵の活躍を期待して喜んだが、当の本人は乗り気ではない。佐々木探偵の名を我が町・多古奈(たこな)に知らしめたのは、ペリカン事件がきっかけだった…
→29年発表。やる気のない探偵…そこには深い?事情があったのだ!ポジオリ博士の次くらいに類を見ない探偵だぞ。
・地図にない街
→30年発表。青空文庫にて既読。
・蝙蝠と空気船:
→31年発表。青年甲から青年乙への三通の手紙。エアーシップしか喫まない甲の家で殆ど吸われていないバットが見付かった事で、妻の浮気を疑う話。
・眼
→31年発表。眼科病棟が舞台。網膜炎で入院する美女が昔捨てた男に脅かされる話。これん、めっちゃ恐いよ…
・疑問の叫び
→31年発表。佐々木三郎探偵が、何故探偵になったのかという話。探偵事務所の採用試験で出された、密室殺人を佐々木青年はいかにして解決したのか。尚、「ペリカン~」の佐々木氏とは別人のようです。
・撞球室の七人:撞球室にいた七人の内、一人が刺殺されたが、容疑者となった他の六人は一歩も外に出ていないにも関わらず、凶器は発見されなかった…
→31年発表。
・美談の詭計:養老の滝で汲んだ水が酒に変化したという話を聞いた役人が、真実か確かめる為にある衛士(えじ)を向わせた…
→31年発表。執念…!
→デビュー作そのいち。全編書簡体。Letero en la Kavetoとは、エスペラント語で「小さな穴の中の手紙」という意味らしい。
・赤鱏(あかえい)のはらわた
→デビュー作そのに。荒木十三郎名義。
・狆(ちん)
→26年発表、荒木十三郎名義。妾のヒモ男が警察や探偵をなめきっている話。
・探偵開業
→26年発表。堤君が探偵になった経緯。ユーモア系。
・塞翁苦笑:芸術家を志すニートの「彼」と友人の中沢。ついに生活が難しくなり、「彼」が田舎へ帰る為乞食の真似事をして西田という中年男から金を貰う。その金で田舎へ向うが途中下車した駅で山口という男に捕まりもてなされる事になってしまう…
→27年発表。人違いで悪事に加担させられる「彼」だが…小気味良い話だね。
・海龍館事件:寂れた旅館・海龍館にやってきた二人連れ二組の客たちは、主人にこの旅館を一万円で売ってくれと持ちかけてきた。せいぜい五、六千円にしかならない旅館を手に入れる為、客たちは二万まで値上げしてきた。不審に思った主人は長く逗留している当麻に相談するが…
→28年発表。
・脣花(しんか)No・1:「恋愛に関する変わった物語」の執筆依頼があったところへ変な手紙が「私」宛てに届いた。指定された家へ行くと、喜久田と名乗る男が集めた、あらゆる職業・階級の女性の唇のスクラップブックを見せられた。そして、唇を蒐集するきっかけとなった話を始め…
→28年発表。横溝の『悪魔の百唇譜』や…そして恐いオチ。
・青い手提袋:奇妙な盗難事件の被害者が、その翌日殺害され…
→28年発表。ほのぼのユーモアが続いたところへ突然殺人事件出てきてびっくりしたよ…橋本五郎も人殺してたのか…(言い方)
・お静様の事件:おしで白痴のお静様が何者かによって妊娠させられた。しかし、父と名乗り出た男は三人もいて…
→28年発表。金目当ての悪い奴二人(番頭と親戚の甥)と子どもだけくれっていう盲人の按摩の内、誰が本当の相手なのか…という話なんだけど、これは…忖度ってやつですかね、金の流れからすると盲人が相手なのでは…
金目当ての悪人から家を守れて、世間体も保たれたお静の姉夫婦的にも、悪者になったが田坂からお金を貰って恋人と一緒になれたおみよにも、家を継ぐ事になってた順三にも理想的な解決だし、探偵役の田坂も多額の謝礼を貰ったしだし、win winでハピエンだね!(真っ黒なハッピーエンド…)
・ペリカン後日譚(ごじつものがたり):佐々木三郎探偵の元に舞い込んだ事件の依頼。僕――彼の助手で世話人で唯一の友人でもある加知(かじ)すすむ――は探偵の活躍を期待して喜んだが、当の本人は乗り気ではない。佐々木探偵の名を我が町・多古奈(たこな)に知らしめたのは、ペリカン事件がきっかけだった…
→29年発表。やる気のない探偵…そこには深い?事情があったのだ!ポジオリ博士の次くらいに類を見ない探偵だぞ。
・地図にない街
→30年発表。青空文庫にて既読。
・蝙蝠と空気船:
→31年発表。青年甲から青年乙への三通の手紙。エアーシップしか喫まない甲の家で殆ど吸われていないバットが見付かった事で、妻の浮気を疑う話。
・眼
→31年発表。眼科病棟が舞台。網膜炎で入院する美女が昔捨てた男に脅かされる話。これん、めっちゃ恐いよ…
・疑問の叫び
→31年発表。佐々木三郎探偵が、何故探偵になったのかという話。探偵事務所の採用試験で出された、密室殺人を佐々木青年はいかにして解決したのか。尚、「ペリカン~」の佐々木氏とは別人のようです。
・撞球室の七人:撞球室にいた七人の内、一人が刺殺されたが、容疑者となった他の六人は一歩も外に出ていないにも関わらず、凶器は発見されなかった…
→31年発表。
・美談の詭計:養老の滝で汲んだ水が酒に変化したという話を聞いた役人が、真実か確かめる為にある衛士(えじ)を向わせた…
→31年発表。執念…!
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