宇宙旅行都市計画の一環として、惑星コルキスへ向けて乗組員一万三十四名を乗せ旅を続ける宇宙船<アルゴ>。船内の全ての機能を管理する人口知能イアソンは、ある秘密を知った天文物理学者を殺害する。最近離婚して憂鬱状態だった事から、自殺として処理されたが、元夫のアーロン・ロスマンは自分が自殺の原因とされた事に怒りを覚え、彼女の死の真相を探ろうとする。アーロンを危険視したイアソンは、あらゆる手段で彼女の死が自殺であったと受け入れさせようとするが…
→1990年発表SFミステリ。しかも感情を持ったAIの叙述である。とんでもない「信用できない語り手」だよおお!
与えられる全てのデータも、生きるか死ぬかもAIが牛耳っているという恐ろしい状況(乗組員はアーロンを除いて皆イアソンを盲目的に信用している)の中、自身の行動パタンまで監視されているのにどうやってイアソンの「犯行」を見破るのか…
イアソンを通じてアーロンの人生(これがまた闇深過ぎるのよ)や自己中心的な思考を持っている事が浮き彫りになっていて、どっちに感情移入すれば良いのか判らんくなる…
→1990年発表SFミステリ。しかも感情を持ったAIの叙述である。とんでもない「信用できない語り手」だよおお!
与えられる全てのデータも、生きるか死ぬかもAIが牛耳っているという恐ろしい状況(乗組員はアーロンを除いて皆イアソンを盲目的に信用している)の中、自身の行動パタンまで監視されているのにどうやってイアソンの「犯行」を見破るのか…
イアソンを通じてアーロンの人生(これがまた闇深過ぎるのよ)や自己中心的な思考を持っている事が浮き彫りになっていて、どっちに感情移入すれば良いのか判らんくなる…
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