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第二次世界大戦中のロンドン。
ロイヤル・アルバート動物園の延長で爬虫類学者のエドワード・ベンソンが、窓にもドアにも鍵が掛けられ隙間には目張りがされた密室で死体となって発見された。状況から自殺としか思われなかったが、彼と共にガス中毒死した木蛇の存在が「殺人」を疑わせる事となり…

→1944年発表。
戦争中なので、動物園の蛇や虫は全部殺さねばならないという状況下が東山動物園の象の話思い出させる…イギリスでは猛獣類は他の大きな動物園に引き取ってもらう事になっていたようだが…
密室の謎も戦時中である事を巧みにトリックに取り入れていて、日本の推理小説界隈とは戦争の
扱い方が違ったんだなぁと。

あと、登場する女が皆めんどくさそうな女だった!一番厭な女が不幸な目に遭って欲しいけどどうせ何もなく厭な女で終わるんだろうなと思ってたら意外な結末だった(ほぼネタバレのような感想)。
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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