[黒門町伝七捕物帳]
捕物作家クラブ参加者の合同企画として書かれたものらしい。執筆者は城昌幸、村上元三、山手樹一郎、高木彬光、野村胡堂など。
・江戸名所絵図:寺小姓の鶴丸の身投げを救った伝七と獅子っ鼻の竹。理由を聞くと、風邪気味の和尚の代わりに将軍家に献上された経典を受け取りに行った帰りに鳶にそれを獲られてしまった。三日間の猶予を和尚から貰い鳶の行方を捜したが見付からず、死んで詫びようとしたのだと言う…
→これ綺堂や!!
・雷の宿:雷が大の苦手な竹。伝七の命令で深川へ行った帰り道で雷が鳴り出した。夢中で駆け込んだ寮の中にいた女に、急病の妹を奥に寝かしてあるので、医者を呼びに行く間留守を頼まれて欲しいと言われる。雷が遠のき、奥の様子を見ると、布団に寝かされていたのは絞殺された娘の死体だった。伝七と共に再び寮を訪れると、そこでは若い男と芸者が酒を飲んでおり、死体は消えていた。しかも男は天気が悪いので一日中家にいたと言い張り…
→ああ、うん…
・通り魔:怪しい六部姿の男が現れるが、何も盗らずに消え失せるという事件が起きる。ついには南町奉行の役宅に現れ、若衆の一人を殺害し遠山左衛門尉に怪我を負わせたのだった…
→おお、真逆の遠山の金さん(但し町人の格好して町に繰り出したりはしない)…この話結構好き。良いねお奉行。
・船幽霊:川向こうの大黒屋の寮へ行く為舟宿にやってきた伝七と竹造。同じく大黒屋に呼ばれていた役者の富五郎と芸者のお駒が乗る船に乗せてもらうことになった。船を漕ぎ出そうとした時、舟宿の女将が叫び声を上げた。聞くと、富五郎の後ろに幽霊がいるのを見たと言う…
→おお、これ良い話じゃんか…
・宝船殺人事件:浮世絵界の第一人者といわれた歌川国富が描いた「春姿七福神」は当時江戸で人気のあった七人の似顔絵になっていた為評判になった。そこに描かれた大黒屋の発案で、モデルの七人が揃って七福神の格好をして宝船に見立てた船で宴会をする事になる。その七人は、自殺した芸妓とゆかりの深い者達だった…
→(ネタバレ反転)クリスティのあれのオマージュだよね??(反転終わり)船幽霊に続き、大黒屋が出てるよこうゆう役回りを与えられたか…
・幽霊の見世物:贋金作りの主犯として処刑された男が住んでいた屋敷に幽霊が出ると噂になる。評判を聞きつけ、幽霊屋敷を買い取り「ほんものの幽霊」を見せる見世物小屋にしたところ大繁盛した。幽霊は処刑された男の娘だと言うので、伝七と竹造が見に行くと、見物客の目の前で幽霊が殺されてしまった…
→伝七もの6話中いちばんえぐい内容。えぐいってゆうか、えげつない??京極の巷説シリーズに似た悪の所業や…
[お役者文七捕物暦]
将軍のご落胤だけど母親が跡目争いに巻き込まれたくなくて逃げ出して、中村座に養子になったけど役者は嫌だと飛び出して放蕩三昧、岡っ引きの親分の元へ転がり込み事件に首をつっこんだら解決しちゃったので大名の仲間入り出来たけどやっぱり気楽な町人でいたいってゆう経歴の持ち主・お役者文七あにいの捕物話だよ!女形してたから女装もするよ!やもりみたいに壁に張り付いていられるよ!すごいスペックだな!
・比丘尼御殿:見目が良い若い男が拐かされ、早い者で七日、長い者で一ヶ月後に解放されるという事件が起こる。被害者は皆やつれ、ぼんやりしていたので天狗の仕業かと噂されたが、どうやら尼姿の女と毎晩快楽の饗宴に興じていたらしい。興味を持った文七は変装して態と誘拐され、犯人を探ろうとするが捕らえられてしまう。性交を強要されるが頑なに拒むと、淫らな拷問が文七を
→あかん、あらすじ上手くまとめられなくて(いつもまとめられていないが)このままではただの官能小説のあらすじになってしまう!
それにしても、妹姫の旦那候補三人の死は(ネタバレ反転)妹が先に嫁ぐ事への嫉妬から双子姫が殺したんじゃないのって思ったんだけど(反転終わり)そのへん何も触れてないよね、絶対あやしい!
・花の通り魔:浮世絵に描かれた小町娘三人のうち、二人殺され一人は絞殺されかけるという事件が起きる。被害者の一人の帯から贋金が見付かった事から、殺害の動機は贋金作りが関係していると思われる。
→勇敢な小娘が登場するよ!
・謎の紅蝙蝠:四人の悪党が幕府から奪った三千両をめぐる話。
→最後は横溝さんらしい大団円でなんだか落ち着く…
[しらぬ火秘帖]
未 完 だ よ !!!
徳川の残党とか妖術使いとか出てきて、あと他にもストーリィの展開とかが国枝史郎感出まくり。未完だからってのもあって国枝感出まくり。
未完だしなんかだらだら(※私、冒険ものは苦手)してて最後まで読みきれなかった…
捕物作家クラブ参加者の合同企画として書かれたものらしい。執筆者は城昌幸、村上元三、山手樹一郎、高木彬光、野村胡堂など。
・江戸名所絵図:寺小姓の鶴丸の身投げを救った伝七と獅子っ鼻の竹。理由を聞くと、風邪気味の和尚の代わりに将軍家に献上された経典を受け取りに行った帰りに鳶にそれを獲られてしまった。三日間の猶予を和尚から貰い鳶の行方を捜したが見付からず、死んで詫びようとしたのだと言う…
→これ綺堂や!!
・雷の宿:雷が大の苦手な竹。伝七の命令で深川へ行った帰り道で雷が鳴り出した。夢中で駆け込んだ寮の中にいた女に、急病の妹を奥に寝かしてあるので、医者を呼びに行く間留守を頼まれて欲しいと言われる。雷が遠のき、奥の様子を見ると、布団に寝かされていたのは絞殺された娘の死体だった。伝七と共に再び寮を訪れると、そこでは若い男と芸者が酒を飲んでおり、死体は消えていた。しかも男は天気が悪いので一日中家にいたと言い張り…
→ああ、うん…
・通り魔:怪しい六部姿の男が現れるが、何も盗らずに消え失せるという事件が起きる。ついには南町奉行の役宅に現れ、若衆の一人を殺害し遠山左衛門尉に怪我を負わせたのだった…
→おお、真逆の遠山の金さん(但し町人の格好して町に繰り出したりはしない)…この話結構好き。良いねお奉行。
・船幽霊:川向こうの大黒屋の寮へ行く為舟宿にやってきた伝七と竹造。同じく大黒屋に呼ばれていた役者の富五郎と芸者のお駒が乗る船に乗せてもらうことになった。船を漕ぎ出そうとした時、舟宿の女将が叫び声を上げた。聞くと、富五郎の後ろに幽霊がいるのを見たと言う…
→おお、これ良い話じゃんか…
・宝船殺人事件:浮世絵界の第一人者といわれた歌川国富が描いた「春姿七福神」は当時江戸で人気のあった七人の似顔絵になっていた為評判になった。そこに描かれた大黒屋の発案で、モデルの七人が揃って七福神の格好をして宝船に見立てた船で宴会をする事になる。その七人は、自殺した芸妓とゆかりの深い者達だった…
→(ネタバレ反転)クリスティのあれのオマージュだよね??(反転終わり)船幽霊に続き、大黒屋が出てるよこうゆう役回りを与えられたか…
・幽霊の見世物:贋金作りの主犯として処刑された男が住んでいた屋敷に幽霊が出ると噂になる。評判を聞きつけ、幽霊屋敷を買い取り「ほんものの幽霊」を見せる見世物小屋にしたところ大繁盛した。幽霊は処刑された男の娘だと言うので、伝七と竹造が見に行くと、見物客の目の前で幽霊が殺されてしまった…
→伝七もの6話中いちばんえぐい内容。えぐいってゆうか、えげつない??京極の巷説シリーズに似た悪の所業や…
[お役者文七捕物暦]
将軍のご落胤だけど母親が跡目争いに巻き込まれたくなくて逃げ出して、中村座に養子になったけど役者は嫌だと飛び出して放蕩三昧、岡っ引きの親分の元へ転がり込み事件に首をつっこんだら解決しちゃったので大名の仲間入り出来たけどやっぱり気楽な町人でいたいってゆう経歴の持ち主・お役者文七あにいの捕物話だよ!女形してたから女装もするよ!やもりみたいに壁に張り付いていられるよ!すごいスペックだな!
・比丘尼御殿:見目が良い若い男が拐かされ、早い者で七日、長い者で一ヶ月後に解放されるという事件が起こる。被害者は皆やつれ、ぼんやりしていたので天狗の仕業かと噂されたが、どうやら尼姿の女と毎晩快楽の饗宴に興じていたらしい。興味を持った文七は変装して態と誘拐され、犯人を探ろうとするが捕らえられてしまう。性交を強要されるが頑なに拒むと、淫らな拷問が文七を
→あかん、あらすじ上手くまとめられなくて(いつもまとめられていないが)このままではただの官能小説のあらすじになってしまう!
それにしても、妹姫の旦那候補三人の死は(ネタバレ反転)妹が先に嫁ぐ事への嫉妬から双子姫が殺したんじゃないのって思ったんだけど(反転終わり)そのへん何も触れてないよね、絶対あやしい!
・花の通り魔:浮世絵に描かれた小町娘三人のうち、二人殺され一人は絞殺されかけるという事件が起きる。被害者の一人の帯から贋金が見付かった事から、殺害の動機は贋金作りが関係していると思われる。
→勇敢な小娘が登場するよ!
・謎の紅蝙蝠:四人の悪党が幕府から奪った三千両をめぐる話。
→最後は横溝さんらしい大団円でなんだか落ち着く…
[しらぬ火秘帖]
未 完 だ よ !!!
徳川の残党とか妖術使いとか出てきて、あと他にもストーリィの展開とかが国枝史郎感出まくり。未完だからってのもあって国枝感出まくり。
未完だしなんかだらだら(※私、冒険ものは苦手)してて最後まで読みきれなかった…
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