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老ミステリ作家イーディス・メアリー・マーカーの屋敷で行われているミステリ講座は、スランプに陥った彼女が生活資金を得る為に始めたものだった。元新聞記者マックス・ニューベリーは知り合いの作家を訪ねて屋敷を訪れたところ、彼女の秘書である老女によって生徒として屋敷に迎え入れられた。そこには大学教授のハントゥーン・ロジャーズも滞在していた。その夜、食事を知らせる為に鳴らされる銅鑼が屋敷中に響き渡り、人々は眠りから覚まさせられ、老作家の秘書の刺殺死体を発見したのだった…

→1937年発表。
まず、地元の保安官がびっくりする程役立たずで事情聴取で「お前が殺したのか?」って聞くし屋敷に見張りも立てずに帰っちゃうしなんなんだお前…そんなんだから容疑者達はめちゃくちゃ屋敷内で自由行動してある物を探す為に他人の寝室に忍び込んだり誰かを陥れる為に色々吹聴したりして大混乱。更に、勝手に屋敷を出ていくと犯人と見做され逮捕されるというプレッシャーもあり、屋敷内の空気は最悪である。金払ってミステリ講座受けに来たのに踏んだり蹴ったりの客人…

巻末には当時流行っていた手掛かり索引があるけれど、これって伏線としては弱すぎるのでは?って項目があるし、解説にも書かれているけど、そもそも(以下ネタバレ反転)銃を手に入れる機会がある可能性がバリ低な彼女が銃撃の犯人で、更には犯人を殺害する為の銃撃だったのに犯人に言いくるめられたのか知らんが浮気を疑ってヒステリー起こして夫に助けを求める神経って…?お前、そいつが犯人だって疑っとったやん…(反転終わり)と思った。もやもやする…
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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