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丸善4F行ってきた。
展示品全部に値札が付いててああ私とんだ場違いと思いながらぷらっと見回る。
シャガールとかなんかあんまり知らない人の銅版画。おお、ミュシャがある!カードサイズ以下なのに15万してるミュシャこえー!ダリってあのダリかや、ヴィーナスの凱旋とか、鉛筆でぐりぐりしてあってそこから深層心理を探ったら多分どんよりしそうなので深く考えない事にした。
ダリの錬金術師の絵が面白い。術者っぽい青年の膝から骨でてる。おじいさんの吐瀉物が金貨になる。ダリだなぁ。
スペクトルのにじみみたいなのがあって、良く見たら色んな表情の人間で構成されてるのがあって凄いなと思った。左下には肉が削げ落ちてった髑髏があってメメントモリを感じた。メメントを感じるってのも可笑しいが。
曲線で構成されている女性の姿を、あえて直線で鋭く表している絵もあって面白いなーと思った。
やっぱり抽象的なのは判らん・・・と思いながらふと見るとなんと辰巳四郎の名前が!(※たつみしろう:講談社でお馴染みのイラストレイター)
大人の紙芝居まぼろし劇場だったかな、なんかそんな感じのタイトル。丹下左膳とか便所のマリアとか大人向けの内容の絵本みたいな本。辰巳さんは左膳ともう1作の挿絵を担当されており、ちょこっと読んだら女の着物を剥ぎ取って全裸で逃げ回っているのを刀でずばっと斬ったら血がだらだらと噴出してげらげらげら!という感じであった。銭湯のなんとかという話は少女がおばさんカミソリ返して!と言ってたら軍人たちに犯されておばさんはどこにいるのかやと探してたら湯船に死体が浮いていた。大人向けである。エログロの世界である。ちょっと欲しかったけど8万したので諦める。バイト代なくなっちゃうよ。
最後に加山久造の猫と牡丹にときめかされて帰宅。鉛筆の鉛っぽさとかやっぱ最高だと思う。原点だよね原点。
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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