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凄惨な人死にが出た物件を事件当時のまま完全移築し一つの「家」にした烏合邸。
その「家」で起きた不可解な出来事を綴った日記や手記が河漢社の編集者・三間坂の実家から見付かった。三津田もその記録を読むが、怪事に見舞われるようになり…

六歳位の息子を持つ母親の日記「黒い部屋」、作家志望の青年の手記「白い屋敷」、女子大生の録音テープ「赤い医院」、超心理学者の調査記録「青い邸宅」、三津田・三間坂が烏合邸で起きた事を推測する現代パートで構成されたホラーミステリ。
独りぼっちで読むのは躊躇われる…だってインターホン押されたり家鳴りしたらコエーもん。怖いけどリーダビリティ凄いからやめられない・とまらないである。読んでる最中より、夜中にふっとこれの事を考えちゃってる時が怖いかったです。
以下ネタバレ含むので畳みます。



+ + + + + + + + + +


「黒い部屋」は「白い屋敷」を読み出してから本当の怖さが判る仕組み…男の子の心情を考えると…辛い…この子が一番辛くて恐ろしい目に遭っていたのでは?
「赤い医院」と「青い邸宅」で起きた事件は何だったのか判らず仕舞いだけど、その方が恐怖度増してる…謎が全て解けたら謎じゃなくなる理論と同じですな。
三津田と三間坂を襲った怪異で一番怖かったのはアレね、トイレに付いてくるやつ…!夜中トイレ行けなくなるやつやで…いや行くけど。
四つの記録を読んでしまった二人に近付いてくる川谷妻華?から逃れる為に三津田が出した烏合邸の正体に成程~と思った(建築どころか東西南北も怪しいので、読んでても全然気付かなかった)直後に真逆の(以下ネタバレ反転)烏合邸の存在を疑問視発言(反転終わり)でモウ何が何だか…じゃあ、妻華は何だったの…??
とりあえず受付の青山さんが会社辞めてない事を祈るばかりです。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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