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専門学校友達におすすめられて行ってきましたハート展。
Cato Friendとゆう人の個展で、雑誌に特集が組まれる程有名なイラストレーターらしい。
私は不勉強なので全然知らなかったのですが、ドウやら海外には熱心なコレクターもいるとの事。
しかも私と年変わらん! 嘘! 私のが年上です。25過ぎたら年齢忘れるようになりました御都合主義!
愛知県出身で、今は東京とニューヨーク(!)を拠点にしているらしい・・・すっげー・・・

んで、個展。
壁にも絵が描いてあるるるーー。あんなところに黒猫がー。
動物の顔のアップ絵が多く、透明水彩で描いてるのかと思ったらアクリル! ひえ!
カラー描けるのすげー・・・羨ましいー・・・
柔らかで優しい印象がする絵だのでおんなのひとかと思ったらおとこのひとだった!
眼の描き方がさー、おんなのひとが描くような感じしたんだけど・・・先入観いかんな。
なんか熱心なコレクターがいるってのが納得出来る作品です、やっぱ手書きは強い!

話は変わるが、昨日焼き鳥バイトしてたら銃声みたいな音がした。
お客さんたちと発砲事件かやと吃驚してたら、そんな物騒な事ではなく、作り置きされていたソースを入れたボトルの蓋がボトル内の圧力でふっとんだだけであった。

明日から怒涛の仕事で2週間ほど忙しくなるだよ、私のGW振替休日はいつになるのだらう。
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写楽展を11時頃出て、上野駅へ。途中、レンブラント展があり、すんごい列になってて「良かったレンブラント行く気になってなくて!」とほっとした。
メトロの上野駅探しに手間取り、あと、パンダ見たい人達の多さに呆れ(私はドウにもパンダを可愛いと思う心理が理解出来ん)ながら竹橋駅へ。
そう、二つ目の美術館巡りは岡本太郎展だったのだ!
空腹を満たしてから行った方が良いよなー・・・と思ったんだが飯屋がナイ!
仕方なくそのまま東京国立近代美術館へ・・・って、うおおおおおひとが・・・ひとが!!! たくさん いるよ・・・
チケット購入に約30分+入場に約15分待ちって・・・しかも東京快晴暑い位で紫外線ざくざく刺さってるよ!
でも並ぶしかないので並んでいたけど、45分もかからず(多分かかってない。時間感覚麻痺してたのかも)入館出来ました。
何故写楽の他に岡本太郎も見に来たかというと、ふた月前にエネチケでTAROの塔やってたデショ、それの第二話かの子が死ぬところから偶々見まして。かの子の台詞に衝撃を受けたんです。
「全ての自分に絶望しなさい。画家として以外の自分全てに絶望して、画家としてだけ生きなさい」ってやつ。うろ覚えだけどこんな台詞だった。
凄いよ、なにこれ、こんなの親の言う言葉じゃないけど、芸術家としては恐ろしく的確な言葉じゃないか・・・!
と、思わず泣く程感動しまして(歳の所為か年々涙腺が緩んでる)、その後美の巨人たちで岡本太郎前編見て、岡本太郎の立体作品は見た事あるけど絵って見た事ないなーと気付いたのでいても立ってもいられなくなり見に行ったのです。

最初の展示は河童像や手などの立体作品。下から証明が当てられていて、壁に映った影すら作品の一部。
これらの作品も、絵も、何一つ蒐集家には売らなかったという話を思い出し、泣きそうになる。
やばい、岡本太郎やばい、しょっぱなから泣きそうになってたら出るときドウなってんだと我に返って人の波と共に移動。例によって人が多過ぎてじっくり見る事は不可能。
パリ留学中の作品をみて、戦争中に描いたスケッチをみて、そして対極主義をひっさげて日本の美術界に殴り込んできた作品達をみる。
凄いパワーだよー・・・圧倒される・・・大胆なのに塗りは繊細なんだよね、もっと人が少なかったら筆の動きとかじっくり見れたんだろうなー・・・
縄文土器を撮った写真や書籍、あとはテレビ出演していた時の映像も流されてました。タモさんと共演してる!
それから「太陽の塔」のラフや建設中の写真、50分の1の模型、舞台の構想スケッチ、食器、ネクタイなどなど。
眼をモティーフにした絵が壁一面に展示され、坐ることを拒否する椅子のブースはなんだか眩暈がするようなところだった・・・
最後のブースには、養女の敏子さんによるメモと岡本太郎の言葉がプリントされた壁の部屋。
ワイエスの時とはまた違ったなにかに打ちのめされて、ふらふら出ていったら一人一枚太郎の言葉が書かれたくじを引けるというので引いてきた。
「用心深く、いや臆病に今までの使い古されたパターンをなぞってなにになるか。」
何だか引くべくして引いた感がありますな。

ミュージアムグッズ売り場が超満員だったのでふらっと4階に上がって所蔵作品展「マチエールの魅力」も見てきた。
気に入ったり印象深かったものだけメモ。
「春の訪れ」・・・桜の描写がきれいだった。岩肌に反射して映る桜とか、川に流され際に溜っている桜とか
「狂女」・・・タイトルを見なくても「この人はおかしなひとだな」って感じ取れる、鬼気迫る作品。すごい・・・
「リンチ」・・・えっ、・・・こんな作品もあるの・・・
「犠牲者」・・・「リンチ」の隣に展示されていた、別の作家の絵。吊り下げられて、頭なんか血まみれで、服の破れ具合とか、きっと蹴られ殴られ引き摺りまわされたんだろうと色々残酷な想像を掻き立てられる作品だった。
軽い気持ちで見ていたのにぽいっと突き落とされた気分になったのでまだまだ展示作品はあったけど美術館を後にしました・・・
綺麗なものだけが、芸術じゃないんだ・・・

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夜行バスに揺られて行ってきたよ東京。
東京ドームで下車して水道橋のマックで時間潰して9時頃鴬谷から東京国立博物館へ。
もう一カ所、美術館行く予定だったので順番に迷ったが2つの理由で写楽を先に。
写楽の開園時間の方が30分早かったからこっち優先したの。もいっこの理由は後述。
いやーすっごい人だった!平成館で写楽、本館で手塚治虫のブッダ展やってたから、チケット売り場も混み混み。
幸い、私は2列目に並べたのですぐに購入できましたが、既にチケットを持っている人もいるので長蛇の列!
ブッダ展の方はもっと長蛇の列!
第一展示室は列ごと入っていったのでもーなーんにもみえませんでした! フェルメール展ときの悪夢が甦るガタブル。
それでもなんとか意地で見てきた!
まずは写楽が登場する前の役者絵。
その後の展示で面白いのは、写楽以外の絵師(歌麿や豊国など)が描いた役者絵も並べてあるところ!
この展示方が面白いなと思ったので見に行ったんだよー。
写楽は割と髪型とか眉のつり具合とか、ちょっとオーバーに表現している感じがしました。
あとは初版と増版の色の違いや、ちょっと修正されているところを見比べられるよう並んでいたり。
並んでいるから感じる違い! 私は当時の江戸っ子と同じく豊国の絵の方が好みかな・・・と思ったり。
実際、写楽は登場して約10カ月で人気が落ちていなくなっちゃうんだよね・・・流行り廃りの早さが尋常でないな江戸時代!
役者絵以外にも、相撲の絵(これは、120センチ71キロのでっかい子供力士「大童山」という角界のマスコットキャラ的存在の子供を描いたもの)とかおたふく(他に例がないので写楽の絵かドウかは疑問らしい)などもありました。
あと、震災の影響で展示されなかったのが1点、所在不明のもの4点あるそうです。
良く考えてみたら、浮世絵って当時は消耗品?庶民でもコレクション出来るようなチープなものだった(と私は思っている)から、現存しているだけでも奇跡なんだよねー・・・

色褪せた浮世絵を見ながら、私は古本のやけた表紙を思い出していたのであった。

20110504-02.jpg
結局、残業は21時までかかり、昨日も20時半までかかってしまった。
きょうは比較的ゆとりがあったのでちょっと早目に退社させてもらってセンパの突きあたりでやっているさくら展を見てきました。
やっぱ山内先生すごい上手いなぁああ~~~。
脚のラインがいいよね、太股から膝にかけてのライン。すごいな~~~。
髪の表現もすんごく綺麗だし、デッサンほんとしっかりしているから非の打ちどころないよね、うんうん。
他の方は知らなかったけど、個性的なイラスト描かれてるなーー。
でもやっぱ山内先生が一番上手いとオモウ。
ちょっと、ほんと、学生時代なんでこの先生の講義とってなかったんだろ・・・すごく勿体ない事した!
しかしアナログ絵は心落ち着くんだぜ・・・服部さんという方の展示作品が全て膝下のイラストだったので、
黒のハイヒールフェチの連続殺人犯を思い出したのであった。
犯罪関係の話はじめると長くなるから割愛するけど。

そういやザ・ライト公開延期になってますね、一体いつ上映始まるのだろう・・・
あわよくば4月1日に休みもらって映画観に行こうかと思っているのだけど・・・
張り切って前売り買っておいたは良いが、いつ行けるか判らなかったポスタ展。
今日いつもより早目に退社出来たので颯爽と松坂屋美術館へーーー!
入ってすぐ、堂々とミュシャの「椿姫」。
うーん、やっぱミュシャは凄いな! 何年経っても古臭くなったりしない。
ウィーン分離派展のポスタが並び、クリムトの検閲前と後の作品があったり。
やはりクリムトとかミュシャが活躍していた頃のが一番輝いて見える。
後期になるとちょっと路線が変わっているというか・・・ミュシャ風の人やビアズリーを踏襲してる人とかもいたけど・・・単に私の好みの話か、そうか。
通路進んでゆくと、ミュシャの描いた女優サラの舞台ポスタが5点どーんと壁を飾っていました。
ミュシャのデビュー作にして代表作「ジスモンダ」は正月公演でポスタの依頼が前年のクリスマス。
こんな大作一週間足らずでやってのけたのか! たまげた!
すごいなあ、すごいなあ。
私、ミュシャの絵のどこが好きって、髪のうねりと指の描き方が凄く好きです。
顎から首にかけての肉感的なラインも捨てがたいが・・・
あとは装飾とタイポグラフィね、勉強しなきゃ・・・!
アールヌーヴォのタイポグラフィってほんと独特でかっちょいい・・・!
読みにくい文字もあるけど、貫いている感が良いよ強いよかっちょいいよおおお!
あとは縦長ってゆうのが良いよね、日本画の影響と言われている。浮世絵っぽいのもあるしね。
ううう何か創作意欲がぐつぐつしてきた! たてながのえかきたい!!
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