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休暇から戻ったツイスト博士を迎えたハースト警部が語ったのは、切断された女性の手足が詰められたトランクが郊外の村とロンドンで相次いで見つかった事件だった。そこへブリグス警部現れ、二人を自宅に招待した。夕食を終え、博士が旅行トランクを開けるとそこには切断された女性の手足が入っていた…
一方、トランク詰めの遺体が見つかった村では二ヶ月程前から奇妙な盗難事件が起きていた。そんな中、二組のカップルが村に滞在しにやって来た。彼らの隣人となった牧師夫妻、銀行頭取の若夫婦、そしてカップルの一人の叔父である元少佐は交友を深めたが、恐ろしい事件が起こり…
→1991年発表。アルテの作品における「密室」は心理トリックや偶然で成り立つケースが多いので関係者の証言は鵜呑みにしないスタンスで読む。
登場人物表の少佐の甥の名前違いも何かのトリックかと思ってた。あれは単なる誤植で間違いない??



+ + + + + + + + + +


少佐と甥が何かを企んでいるのは作中に書かれているし見張り位置が窓ってゆうところで確実に少佐殺しは甥が犯人でしかない。密室トリックについては何も考えていなかったけど。
それからトランク殺人事件の方は元カノ絶対殺されたなって思ってたのでエスターが犯人だと睨んでた。んだけど思わぬ伏兵パーシーよ…唐突にやべー奴と化して出てきやァがって…
エスター入れ替わりも確かにサラシというワードが出てきて「何で乳潰してるの??」とは思ったんだけど、序盤のエスターのモノローグがここで活きるのか…

最後はフェル博士というよりバンコラン判事のような結末で…ツイスト博士ってそんな乱暴な人でしたっけ??…絞首刑に送るには証拠が弱過ぎたからのやむなき処置だったのか…バンコランのオチ嫌いじゃないから後味悪いとは思わないけど、少し予想外ではあったな。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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