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トーマス・マン/なぐり合い(実吉捷郎訳)

田中貢太郎/海神に祈る、轆轤首、法華僧の怪異、火傷した神様、阿芳の怨霊、風呂供養の話、雪女、沼田の蚊帳、狢、幽霊の衣裳、女仙、葬式の行列、狸と同棲する人妻、狸と俳人、首のない騎馬武者、義猫の塚、怪譚小説の話、鬼火を追う武士、累物語、愛卿伝、令狐生冥夢録、断橋奇聞、蛇性の婬—雷峯怪蹟
狸と俳人はちょっとほっこりする話。

斎藤弘吉/私の飼った犬

G・K・チェスタトン/金の十字架の呪い(直木三十五訳)
『ブラウン神父の不信』収録作品(訳は中村保男氏)。直木三十五…訳文ちょうぜつ読み難いんですけど…翻訳サイトのぐだぐだ訳と見紛うたわ。

上村松園/砂書きの老人、眉の記、九龍虫
「九龍虫」は疲労回復に効くとかいう虫の話。一度に10匹くらい服用するんだって、ぞぞわあ…

小泉八雲/葬られたる秘密(戸川明三訳)
何度も読んじゃう八雲の中毒性。

折口信夫/身毒丸(しんとくまる)
なんか良く判らんかった…もやもや。ふじわらたつやが舞台でやってた「身毒丸(しんくまる)」とは違うものなのかな。

海野十三/獏鸚(ばくおう)、沈没男、殺人の涯(はて)、寺田先生と僕
「寺田先生と僕」は本名の佐野昌一名義。震災の記録を寺田先生に送ったって話。

小酒井不木/深夜の電話
少年科学探偵塚原俊夫君の話であります。

甲賀三郎/黄鳥の嘆き——二川家殺人事件、青服の男、愛の為めに

岡本綺堂/停車場の少女、西瓜、恨みの蠑螺、真鬼偽鬼、廿九日の牡丹餅
「真鬼偽鬼」は初読みだった。真犯人を伝えない被害者の幽霊の話。

浜尾四郎/殺人鬼
なんか犯人知ってるなーと思ったら既読だった。

野村胡堂/銭形平次捕物控 009人肌地藏、010七人の花嫁、011南蛮秘法箋、013美女を洗ひ出す、014たぬき囃子、015怪伝白い鼠、016人魚の死、020朱塗りの筐、022名馬罪あり、023血潮と糠、024平次女難、025兵粮丸秘聞、027幻の民五郎、028歎きの菩薩、030くるひ咲、031濡れた千両箱、032路地の足跡、034謎の鍵穴、035傀儡名臣、037人形の誘惑、043和蘭カルタ
なかなか埋まらぬ欠番を諦めてアップされているのから読む事にしました。
しかし欠番の話の後日談めいたのが出てきてついていけない^^^

牧逸馬/夜汽車、助五郎余罪、舞馬、沈黙の水平線、チャアリイは何処にいる
つい何度も読んでしまう…

林不忘/あの顔
また読んでしまった。

キ・ド・モーパッサン/墓(秋田滋訳)、狂女(秋田滋訳)
地味にモーパッサン気に入ってる。

小栗虫太郎/紅毛傾城
これは初めて読んだ。

岩野泡鳴/猫八
初代江戸家猫八の話。ちょっと哀愁漂うよ。

西尾正/放浪作家の冒険

大阪圭吉/三の字旅行会
これ短編集に収録されてないんだよね、だから読んだけど既読だった。

坂口安吾/私の探偵小説、予告殺人事件、土の中からの話
牧逸馬の犯罪実話に「土から手が」ってのがあるのよね、だもんで猟奇寄りの話かと思って読んじゃったよね、実際は農家の話じゃった。

野上豊一郎/パリの地下牢
パリ見聞録のひとつ。マリーアントワネットが幽閉されてたところのこと。

十一谷義三郎/静物
結婚した男と、結婚しない男。


モウ7月とか…いちねんのはんぶんがおわってしまった。
わたしはこのはんとしかん、なにをしていたのだろう。
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6月である。
雨の日は長靴を履くんだけど、私の持っている長靴の浸水率100%ってゆう。
モウ梅雨入りするのにドウすんだこれ…
矢張り、魚市場の人が履いている長靴が最強なんだろうか。
雪国出身の友人も、長靴はデザインより履き口が縛れるかどうかだってゆってたしなァ。
降水率も積雪率もたいした事ない名古屋程度の場所で流通している長靴は、長靴と称すと詐欺にあたるな。

昨日、片山健という人のイラストをネットで見た。
好みの絵柄じゃないけど、扱うテーマは琴線に触れました。
少年少女期の、性の目覚め、好奇心みたいなのが溢れててフロイト的。
『美しい日々』という画集は1000部限定で、復刻版も絶賛絶版。
古本でもなかなか見付からないし、あったとしてもすごい高値が付いているらしい。
(定価1800円が8500円…復刻なのに。1969年のは10000〜15000円税別ってかんじ)
探している人結構いるみたいだから再版すれば良いのにって思うけど、
ウィキみるとこの頃出している画集には一言も触れていないので、ほじくり返されたくない黒歴史という位置付けなんだろうか…穿ち過ぎ??



関係無いけど、バイト代の支払いが滞っている。
10万円ちょっと…
奇面館読んだ。上巻は移動中に一週間かけて、下巻はイッキに3時間で。
初めて読んだ本格的なミステリ(本格ミステリでなく、あくまで子供向けでない冊子としての、という意味で)は、綾辻行人『暗闇の囁き』。13歳の夏だった。
二日かけて読んで、物凄く心を揺さ振られた。
その強烈な読後感からすっかりミステリに嵌まって20年近く経つ訳です。
その間にジャンルの偏りはあるものの、そこそこの数のミステリを読んできたけど、少しはミステリ慣れしたのかなぁ。
久し振りのアヤツジワールドを、にやにやへらへらしながら楽しく読む事が出来ました。
にやにやは、そこかしこに散りばめられたミステリネタに対して。黒死館の降矢木算哲とゆう鹿谷の指摘で「アッ」と思って、奇面館の主人は影山だし、北海道から来てる人居るし、これって日本四大奇書…?!という妄想に取り付かれてドグラマグラ探してしまった(記憶がほぼないので、算哲教授の入院をこじつけた)マァそれはドウでも良いけど。
「リーの命日」とか、厚川昌男は泡坂妻夫だし、ちょいちょい入って来る小ネタににやけてしまう。あと、瞳子GJて思わず呟いてしまったよ…
へらへらしながら読んだのは下巻。なんてゆうか、シリアスなギャグて感じでね…だってほら、仮面外したら鹿谷と似た顔と体型の人たちがおろおろしたりコイン弄んでたり宇宙と交信して(はいないか。してるっぽいだけで)たりするんだよ…??
殺人事件(しかも頭部と十指の切断!)の話なのに、なぜか笑顔で読めちゃうのは、矢張り久々のアヤツジにテンションが上がったのか…何かねー、メタだなあって。アヤツジファンに怒られるかもだけど(いや、私もファンだけど)、これは本格メタミステリだなって思いました。あと上記の点では本格ギャグミステリ。京極のどすこいに通じる何かを感じる…
ところで私、<教授>は萌えキャラだと認識したんですが。43にもなってあの口調…!そして電波系だけど意外と鋭いところ…!それが鹿谷と同じよーな顔してるって…ねえ!

さてはて、奇面館で館シリーズは9作目。10作でシリーズは完結とされているので中村青司の館はあとひとつかぁ…
という事になってはいるけど、人形館は結局中村設計じゃなかったから、中村青司の館が主役のシリーズはもうひとつ追加されても良いのではなかろうか。
もしくは算哲教授のスピンオフでも良いです、先生よろしくお願いします。




吹上から桜山へ向かい、名古屋市博物館で開催中の『いつだって猫展』へ。
猫好き率の高さすごい。





手招き猫「いらはい、いらはい」

蹴鞠をする猫の絵が可愛くて、それを図案化した手拭あったら欲しかったけど、そんなものはなかったのでポストカードで我慢…
西洋美術でも猫をモティーフにする事が流行りましたが、江戸時代の日本でもそうゆうブームが起こっていたんだねぇ。
なんかこの展示会で、「現代の日本人のルーツ(義理堅さとか人情的なこと)は徳川四天王にある」って知恵泉でゆってたのを思い出した。ちょっとチガウけど、今の日本人の猫好きという血は江戸時代からの運命(とかいてさだめとよむ)なのかと思っちゃったり。おたく文化のルーツもここにあると思う。

兎にも角にも、擬人化というジャンルを開拓したパイオニアとして、歌川国芳の名は私の心に深く刻まれた。
国芳が生み出した擬人化という猫マニアなパワーは「猫耳」という進化を遂げて「萌え」という新たな境地を開拓したのだなァ…
感慨深いわ…良く判らんけど。

入口に記念撮影スポットあるよ。



猫耳カチューシャを付けてはしゃぐ三十路(帽子から耳生えているのがポイント)



このあと高島屋の京都物産展行ってきた。
淋派400年記念で特別に作られた風神雷神図のポーチが欲しかったんだけど、既に完売…おおん。



わらびもち買って帰宅。大相撲二番見れた。白鵬不戦勝だったのか。
昨年は名古屋で開催されなかった、ルピシアのお茶の祭典に高校友達と行ってきました!
10時半位に会場到着。既にすごい数のお茶好きの人、人、人。



早速新ブースにあったお茶カクテルを購入する私。昼間っからアルコールさいこう!
ダージリン・ザ・ファーストフラッシュと桜リキュールとクランベリーとレモンのジュース。

前回までとは違い、会計は最後に一括で済ますシステム(イートインは都度払い)に変更されていたのでブース内でレジ待ち時間がなくなって良かったです。
気になる商品キープしながら試飲しまくりました。
一番の収穫は、本場のチャイの入れ方を学んだ事!
成程ー、水とミルクは1:1なのねー。茶葉とスパイスはちゃんとお湯を沸騰させてから入れる…
1~2分しっかり煮出して(或いは湯が茶色くなるまで)ミルクと砂糖、沸騰直前まで温めかき混ぜる…
最後に空気を含ます一手間は勇気の問題。相棒で右京さんがやってるやつです。
アップルティの茶葉で絶対作ろうと決めた!



買ってないけど、工芸茶。お湯を注ぐと花が咲くように手作業で丸められているお茶です。デキャンタ可愛い。

本日の収穫。



4,050円。

アラサー女子の女子っぽい休日はまだ続く…
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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