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序文がバークリー宛の挑戦状(?)というので気になって借りてみました。
そういえばバークリーは毒チョコ三回読んだだけで他の作品は読んでいない事を思い出した。

物語の八割は村の名士・エイマーの手記。隣人が引退した俳優に似ている事に気付いたエイマーは、俳優が何故人気絶頂期に引退したのかを詮索する。美人秘書の登場と退場、過去に起きた殺人と秘書襲撃事件と列車事故、俳優の生い立ちや家族について…
普通の探偵とは違い、金と暇を持て余した一般人であるエイマーは、弁護士やら私立探偵を雇ったり、ロンドンを訪れて関係者の(酒やらチップやらで)話を聞いて徐々に真相と思しきものに近づいていく…

ちょっとネタバレ反転↓
ネタバレ書評とかでエイマーが嫌な奴過ぎて感情移入出来んくて最後のオチがあんまり効果的じゃないとあったけど…それを知ってて読んだからか、私は多少なりともエイマー可哀相な奴だなーて感じに読み終えました。それよりジョイスとトムのが嫌な奴だなって思った。
反転終わり。

これ読んだらバークリーからのアンサー小説であるパニック・パーティ読もうかと思ってたけど、先に第二の銃声読むべきだって気付いた。
本当はチタウィック氏の試行錯誤も読まなきゃと思ってるんだけど…シェリンガム好きになれるかな…
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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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