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アナログ放送ぎりぎりまで放置かと思ってたけど土曜日地デジになったよ。
実家のテレビがワイドになってなんか・・・見慣れん・・・
スバ家は相変わらずPCでテレビ視聴だぜってかそれ程テレビ見ないけど!
てゆか今週からジャン相棒9!! うおお。

金曜日、高校美部仲間のMさんから飲みの誘いがあって、スバ家で飲み会しました。
と言っても酒弱いMさんなので缶チューハイ2本買って、スパ食って焼き鳥食ってお菓子食べてアイス食ってという感じです。
ついでに東京出稼ぎ友達YちゃんにMさんが飲んだくれている(フリをしている)写メを送ったら

「カーテン閉めなさい!!」

と怒られました。厳しい。
Mさんは自分が酒強くなったと自画自賛していたが、アルコール度4%の缶チューハイを3分の2位飲めた程度で飲めるようになったと思うのは間違っている。
あと、態々ボロクソ言われる為に占い師に金払うなんて本当にドエムだなと思いました。
Mさんは占いだいすきなんだけど、大体悪い事言われる。んでもまた懲りずに占いに行くのである。
これをドエムと言わずに何と言えば良いのだらうか。

hachibotsu.gif
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結構前に読んで放置してたのをやっと書く事にした。

最近仕事の休み時間とかにウィキ徘徊するのが楽しくて、先日もビアズリーからポーへ流れ、そっからEQとかチェスタトンとかに流れていたら、無性に古典ミステリ熱が上昇したのである。第何次ブームだコレ。
『夜歩く』に出ていた検事・バンコランは評判が良くなかったらしく、ここでは別の探偵が登場。
物語はある夫婦の離婚裁判から始まる。夫の浮気を理由に妻は離婚を請求、和解するよう何度も話し合いがもたれるが結局二人は離婚。しかし夫が別れ際に「君はまだ僕の事を愛している、また君の元へ必ず帰る」と言い残して去って行った。
その後、向かいの家に住む男と婚約したが、ある晩婚約者の父親が殺害されるのを忍びこんできた元夫と共に偶然目撃してしまう。色々あって、主人公が有力な容疑者になるのだけれど、無実を証明する唯一の証人である前夫は脳震盪を起こして昏睡状態。絶体絶命の主人公の無実を証明するのは署長の友人で主人公と同郷の心理学者・キンロス博士である。
もー主人公が頭悪くて自ら窮地に立ってるようで苛々するのなんのって。マァ主人公がこうゆう女性じゃないとこの犯罪自体が成立しないのですが。
キンロス博士がロンドンから帰ってきて真相を暴き出すまでは結構退屈です、だって主人公が以下略。
謎解きに入ると怒涛の展開でスッキリします、そしてオチも結構好きな終わり方で良い。
終わりよければ全て良し とは良く言ったものだぜ。
再読

アマチュア奇術愛好会の新作発表会の舞台裏で、奇術に使う小道具の人形の首が盗まれる。
後日、ギロチンで首を切断された女の死体の脇には盗まれた人形の首があり、女の首は見つからなかった。
被害者の腹違いの妹が神津恭介に事件の解明を依頼するのだが、恭介はあまり乗り気ではない・・・
再び人形を用いた殺害予告が届く。人形は、隠し部屋から盗まれた上に、列車で轢断されたのだ。様子を見に行った松下研三にも犯人の魔の手が伸び・・・!

と、犯人は必要以上に人形を”殺す”事に執着しているのは何故か、という話です、ちょっと違う。
胡散臭い自称詩人とか、フーディニエの再来とまで謳われた元奇術師とか、巨額の金を左右に動かす怪人物とか、怪しい人物がうじゃうじゃしてます。
刺青殺人事件も能面殺人事件も好きだけど、やっぱりこれも好きだなあああ・・・
人形を殺してから人間を殺す、とかさ、乱歩のにおいがぷんぷんするよね!
本格はコウでなくちゃ! と思わされますといっても乱歩あんまり読んでないのですが。
いかんな、こうゆう戦後本格ミステリの雰囲気にどっぷりはまっていると新しいミステリ読む気がなくなる・・・
暫く神津さん読んでようっと!

そういや昨日のケーキ、賞味期限中に食べきれるのかなあ・・・
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今年も高校美部仲間Mさんと行ってきましたよお茶の祭典。
今回は事前に予約とってたのと、最終日かつ終了1時間半前というぎりぎりな時間に行ったので人はとても少なかった。
終わりがけに行くと、お茶受けとかちょっと安くなっててラッキィ感があります。ただしイートインはちょう完売。
今年はちょっとセーブして試飲する事を心がけて、颯爽と会場中心で行われている世界のお茶の試飲。
最初の誓いを完全無視して試飲しまくり。
マンゴー烏龍とかフレーヴァ系を飲んで、お茶受けの試食ありそうなブースへ。
飲み過ぎると胃袋がぱつぱつになるので適当に固形物を摂取。このへんちょっと学んだ。
ミルクティ用の茶葉ブースへ足が勝手に向かう二人。加賀ミルクというブレンドティを試飲。
なにこれちょううまいんですけど・・・!
という事で即購入。良く見たらこれは紅茶じゃなくて緑茶らしい。緑茶ってミルクで淹れてもうまいんですね・・・!てゆかそうゆうふうにブレンドされているのか。
再び中央ブースへ戻り気になるものだけ飲む。そいでまた脇にそれてお菓子を見たりジャムを試食したり。
今回二人共に大ヒットしたのがオルヅォというイタリアの麦茶。
ミルクで淹れた麦茶なのです!これがほんとに美味しくて!!
試飲出来るの全部飲んだけど、一番美味しかったキャラメルハ二―を購入。
試飲は終わっていたけどチャイも購入。これまじはまった。この後3回位しつこく試飲しました。
ダージリンファーストフラッシュ(¥1680)とセカンドフラッシュ(¥1800)を飲み比べたり
チャイセット(¥1400)を買おうか、ミルクティ用にブレンドされた茶葉(¥580)買おうか悩んで結局どちらも買わなかったり
商売の巧いうりこさんにつかまり塩クッキーと塩キャンディ買ってみたり
温かい緑茶の美味さに日本人だなーと実感したり
そんな1時間半でした。
やー、今年はミルクティの試飲もあって大満足であったよ。
てゆか、私紅茶買うつもりで行ったのに緑茶と麦茶しか買ってないや・・・

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Mさんきょうはありがとでした。また週末よろしくです。
今週はMさんとあり得ない位つるんでんなー。
にほんめ。
先日岩合さんのネコ写真展の時に誰か一緒に観に行かんかやとゆっていた映画です。
これは高校美部仲間のMさんと観てきました。

アニメーションと実写が交互に展開してゆくフランスのドキュメンタリでした。
ヒロインが飼い猫「クロ」を探して19世紀にタイムスリップし、当時の「自由の象徴としてのネコ」から現在の「消費の為に利用されるネコ」へと移行していく過程を辿り、最後にふらりとクロが帰って来る、という構成。
美術界で「飾り」程度でえがかれていたネコが欧米での浮世絵(広重)ブームに乗じて一気に絵画モチーフの主役となり、ネコブームが到来。
しかしネコブームの火付けとなった日本では、水俣病の第一犠牲者として多くのネコが狂死していた。
水俣病の原因とされた会社「チッソ」は900匹のネコを捕まえ独自の研究によって長年垂れ流していた水銀が奇病の原因であると突き止め、「我が社は無関係」という嘘の結果をでっち上げ、揚句原告の患者達の事を「金欲しさに我が社を陥れようとしている」と中傷する始末。
水俣病患者の証言を交え、当時の中毒症状に苦しむネコ達の映像、人の映像が流れる。
この下りは本当にむなくそ悪くなります、利益の為に地元住民やネコを犠牲にして無視を決め込む企業くたばれ! おまえらで水銀飲んで人体実験してろ! みたいなやり場のない怒りがこみ上げます。
クロがふらりと現われ、舞台は現在に。
廃線間際の駅を救った駅長猫「たま」の登場。
ペット大国ニッポンで商品として利用されるネコ、「自由気ままさが良い」と言われながらも去勢されて外に出してもらう事の一生ないであろうネコカフェで飼われているネコ、上野公園でホームレスと共に生活する野良猫、無責任な飼い主によって捨てられた路地裏のネコ、そして保健所で毎日殺処分される600匹の子ネコたち・・・
さらに舞台は北ヨークシャーに移って国鉄時代に200匹のネコがネズミ退治の為に”雇われて”いたが、民営化にあたり”ペットはいらない”と、人と一緒にリストラされたネコたちの話、「鉄道史はネコと共にある」と言って利益よりも自分たちが好きな鉄道の仕事を続けたいと働く鉄道員とネコ・・・
「キャットカム」をつけて飼い主に監視されるネコと、四六時中監視カメラでプライバシィを見られ続ける人間。
「キャットハウス(=売春宿の隠語)」でゆきずりの客と一夜を過ごすネコ。
ネコって自由とか、きまぐれとか言われてるけど、こんなにも人間の良いように利用されてるじゃないかって思い知らされました。多かれ少なかれ、私もネコを商売に利用(といっても全然売れてないし無名なんだけど)しようとしている身なので、なんてゆうかこう、罪悪感というか、居た堪れない気持ちになりました。
迂闊に「猫飼いたい!」なんて言いません、いやまじで。汚いペット産業に騙されるものか!
人間に自由を奪われ、そのくせ「自由きまま」などと言われるネコに御免なさい感がイッパイになった頃、認知症患者の最期を看取るネコ、オスカーが登場。
病室をふらりふらりと歩きまわり、患者の死期を察知し最期の瞬間まで傍にいるという不思議な能力を持ったオスカー。
認知症患者の病院って、遠野物語のでんでら野みたいな所の気がしてならん。手に余って、捨てられた感じがする(でんでら野は姥捨ての場所ですよね確か・・・)認知症患者さんたちには現在を忘れてしまっていても、過去がある、その過去を介護士が理解し、触れて、コミュニケーションし、患者さんを一人の人間として接する、みたいな事を院長ぽい人がゆってて、なんかネコ関係なくなってきてるなと思いながらも自分もいつか”今”を記憶出来なくなって”過去”に生きるようになってしまう日が来るかもしれないとか何故か臨床心理学を学んでいた日々を思い出したり(認知症とかについても浅く学んでいたのである、あんまり覚えてないけど)して泣きそうになる。涙腺弱過ぎる。
そうそう、ネコの方が人間よりも認知症になる確率が高いそうです。
なんにせよ、忘れられてしまうというのは哀しい事です。近しい人物なら尚更。

ネコがだいすきで、ネコに御洒落させたりネコカフェに通いつめたりして独り善がりな満足感に浸っている人には受け入れられない部分もあると思うけど(殺処分の下りではなく。ペット大国ニッポンに痛烈なアイロニがお上品にぶちまけられている感じがしたので)、ヒトとネコの関係を見直す為に観ても良いんじゃないかなと思います。
名演小劇場で10/1まで上映中です。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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