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青空文庫にて、諸々読んでました。
著作権が50年で切れるので、色々な作家の作品が無料で読めるのである。
2016年には江戸川乱歩の著作権が切れるので楽しみである。
のだが、著作権を70年後に切らそうという動きがあるらしい。
著作権を守るのは必要な事だけど、70年は長すぎると思う…
それより存命作家の著作権を守るべき!ブッ オフとかさ、あれこそ作家の印税をネコババしとるよーなもんじゃろ。
という訳で青空文庫を応援!
以下読んだ作家と作品

夢野久作/ア・カ・サ行網羅!しました。
夢野さんの、夢か現か、虚構か現実か判らないままのところが好き。何点か絵にしたい作品あり。

八木重吉/秋の瞳

エドガー・アラン・ポー/うづしほ、メールストロムの旋渦、十三時、病院横町の殺人犯、アッシャー家の崩壊、ウィリアム・ウィルスン、黒猫、黄金虫
映画見る前に勉強した!因みに、「うづしほ」は「メール~」の森鴎外訳。「病院~」も森鴎外が「モルグ街の殺人」を翻訳(抄訳?)したもの。「黄金虫」は暗号もの、「黒猫」の挿絵はビアズリー!

柳宗悦/和紙の美
柳宗理さんのお父さんである。

オスカー・ワイルド/幸福の王子、わがままな大男
言わずと知れた『サロメ』の作者。「わがままな大男」は少年愛的趣味が窺える話である。

芥川竜之介/ポーの影、歯車、羅生門の後に、狢、亦一説?、又一説?、比呂志との問答

ワシントン・アーヴィング/スリーピー・ホローの伝説

魯迅/狂人日記、兎と猫

浜尾四郎/彼が殺したか、殺された天一坊、殺人狂の話、彼は誰を殺したか、殺人鬼
法律家でもあった(というか本職)だけあって、人が人を裁く事の難しさとか限界とかを描いた作品が多いです。

橋本五郎/地図にない街、自殺を買う話

吉行エイスケ/飛行機が墜ちるまで
凄い、全然主題が判んない^^^

蘭 郁二郎/息を止める男、足の裏、穴、蝱(アブ)の囁き―肺病の唄―、宇宙爆撃、火星の魔術師、休刊的終刊、腐った蜉蝣、幻聴、孤独、自殺、舌打する
推理小説かなーと思ったら意外とライトだったり、SFかと思えばそうでもなかったり、なかなか一筋縄ではいかない男であるな郁二郎。
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独り暮らしを始めて、週末実家帰った時に場所中はずっと相撲見てたら俄かファンになった。
昔は相撲嫌いだったんだけどねー。ほら、チャンネル権が必ず祖父に奪われるわけだから、自分が見たい番組見れんくなるので嫌いだったの。同じ理由で野球も嫌いな訳です。
んでも今は楽しんでおるよ、十両の取り組みもビーエスで見るし。
目下応援してるのは高見盛と隆の山、勢と舛ノ山。
舛ノ山は肺か心臓の病気であんまり長い事運動出来んのに相撲とってるから応援。負け越しちゃったけど。
たまに行司さんの動きに注目してみたり、いつもいる目立つ観客の動向を窺っておる。
あと、時々有名人見に来てるからね、大村昆さんとかオール巨人さんとか。
今場所は林家ペー&パー子夫妻がきておった。
高見盛が引退する前に生で見てみたいなー。

追記:高見盛、引退だってよーーー残念!
これからは後進の指導と婚活だって。がんばれ〜〜〜
また風邪ひいたっぽい…
今日こそは早く寝よう。

昨年末取り敢えず入稿した仕事、差替え用の写真も送られて修正待ちしていたのに、昨日完成品が届いた…
こんなんで良いのか。
日曜日、行ってきました。結構混んでいた。
ウィーン分離派展のポスタとか、工芸品と共にクリムトの習作も展示。
ポスタのフォントがまた良いんだよね~~~
可読性もありつつのあのデザイン、たまらん。
デザインの仕事しておるといっても、結構がっちがちに制約がある(ホワイトスペースを埋めさせられたり紙面ぎりぎりのフォント組みを敬遠されたり…デザイン性より如何に情報を詰め込めるかっていう仕事しかないのがいかんのだけど)ので、空間の潔さとか、大胆なフォルムとか、真似したいけどなかなかねェ…
焼失したという「哲学」「医学」「法学」の天井壁画も、写真から原寸大に拡大して展示されてました。
すっごい迫力!個人的には「医学」が好き。
メメント・モリとかエロスとタナトスみたいな、生と表裏一体の死を匂わす表現があるものが好きなので。
中には15世紀の「ゴシック式」と呼ばれるとんがった甲冑も展示されてたよ!カッコイイ!!
クリムトの為に作られたというカフスやネクタイピン、バックルも!カフスは眼がモチーフ。
あとあと!最後の展示室は写真撮影可。
なので撮ってきた。





そういや、今回初めてクリムトの顔写真を見たのだけど、クリムトってアルキメデスとかソクラテスに似てなくね??
いや、会った事ないけどさ、なんか古代ギリシア人っぽい雰囲気が…
三人ともウィキに写真載ってるから気になる人はチェクしてみ!
ありそでなかった年代順の半七捕物帳。まどか出版GJ。

・お文の魂 元治元(1864)年3月[半七42歳]
記述者の私が子供の頃、幽霊や化け物の類を一切否認していた叔父が一度だけ
「おふみの一件だけは解らない」と洩らした。
その一件にはKのおじさんが関わっているらしいと感じた私は、数年後Kのおじさんにおふみの事を聞かせてもらう。
事件の発生年は後だけど、この一件が「御用聞きの半七」を知る切欠となり、のちに「半七老人」と出会い話を聞くというスタイルが確立する前フリであるので一番最初に収録されています。
本編は怪談仕掛けです。身分の低くない、女のびしょ濡れの幽霊が母子の枕元に現れるってゆう。
旗本の次男坊だったKのおじさんが幽霊の正体を内密に調べるんだけど全然手掛かりがない。
そこへ偶々やって来た半七親分に助けてもらい、見事解決、と。

・大阪屋花鳥 天保12(1841)年7月[半七19歳]
半七がまだ子分として駆け出しだった頃の殺人事件。

・石灯籠 天保12(1841)年12月[半七19歳]
行方不明になっていた娘が母を殺して消えてしまった事件。
大阪屋花鳥の後に起きた事件だけど、こちらの方が先に解決したので、この一件が半七の初手柄となる。
親分の吉五郎に認められ、その3、4年後に吉五郎が死ぬ間際に娘と結婚して跡を継げと遺言され、二代目となったのである。

・熊の死骸 弘化2(1845)年1月[半七23歳]
弘化2年1月24日の大火事が起こった。大混乱の中に現れた一匹の熊。
火災に興奮した熊は若い娘に襲い掛かったが、間に男が入って娘は助かる。
幸い、武士の親子によって熊は殺され男も助かるが、後日助けられた娘が殺されてしまう。
いつの間にか消えた熊の死骸と、娘の遺体が握っていた熊の毛の因果関係は?

・冬の金魚 弘化3(1846)年12月[半七24歳]
半七、見当違いの推理をするの段。
因みに「冬の金魚」とは、お湯の中でも生きられるという金魚の事。文化文政の頃に一度流行って廃れたものらしい。

・津の国屋 弘化4(1847)年6月[半七25歳]
常盤津の師匠、お春が出会った少女は津の国屋を追い出された娘の幽霊らしい。
彼女が死んだ年齢になった時、津の国屋の長女も死んだ。次女のお雪も今年で同じ年になる。
「津の国屋は潰れるよ」と触れてまわる幽霊。そして番頭と女将が土蔵で首を括って死んでしまう。
幽霊仕掛けの事件で、この一件の主役はお春。そして御用聞きの常吉。半七はアドバイザ。
この話好き。

・二人女房 嘉永2(1849)年5月[半七27歳]
祭りの夜に宿から消えてしまった伊豆屋の女房。同じ日、近い場所で和泉屋の女房も居なくなっていた。
この話には、半七にも解らぬ怪談染みた描写があります。

・狐と僧 嘉永2(1849)年秋[半七27歳]
溝に落ちて死んでいた僧侶の死体は、袈裟を着た古狐だった。僧は狐だったのか?

面白いですおやぶうううんん!!
やっぱ大河でやるべき検討してよエネイチケエエエ!
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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