いまさらだけど、一人旅最終日の話。
昼前に倉敷を出て、京都で途中下車。京都駅にある伊勢丹内の美術館で「浮世絵の夏」というのがやってたんで侵入。
花火大会を見る江戸の人々の浮世絵です。国貞とか広重とかの。
すんごくびっしり描かれた橋の上で花火を見上げる人々とか、喧嘩しちゃってる人とか、川に飛び込んでる人とか、一人ひとり表情が違ってて、
「ああ、これ彫らされた職人さん大変やったろうなー…」
と思いました!
原画を描く絵師の名前は末永く後世に伝えられるのに、それを彫った職人も、それを刷り上げた職人も、名前を残す事無くいなくなっていると思うと…しみるわー…
アッ、「~そう」シリーズの一部「たのしそう」と「すずしそう」が出てた!
(お宝鑑定団で出たのを見てたのでテンションが上がった作品)
「すずしそう」はセクシー浴衣です、「たのしそう」もセクシー浴衣です。
みんなそーゆうのが好きなのねー^^^
ちょっと日が経ち過ぎてて記憶が…
昼前に倉敷を出て、京都で途中下車。京都駅にある伊勢丹内の美術館で「浮世絵の夏」というのがやってたんで侵入。
花火大会を見る江戸の人々の浮世絵です。国貞とか広重とかの。
すんごくびっしり描かれた橋の上で花火を見上げる人々とか、喧嘩しちゃってる人とか、川に飛び込んでる人とか、一人ひとり表情が違ってて、
「ああ、これ彫らされた職人さん大変やったろうなー…」
と思いました!
原画を描く絵師の名前は末永く後世に伝えられるのに、それを彫った職人も、それを刷り上げた職人も、名前を残す事無くいなくなっていると思うと…しみるわー…
アッ、「~そう」シリーズの一部「たのしそう」と「すずしそう」が出てた!
(お宝鑑定団で出たのを見てたのでテンションが上がった作品)
「すずしそう」はセクシー浴衣です、「たのしそう」もセクシー浴衣です。
みんなそーゆうのが好きなのねー^^^
ちょっと日が経ち過ぎてて記憶が…
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最近焼き物ブームという事で、行って来ました常滑市!3年振り位?常滑行くの。
朝から雨だったので、起きて早々心が折れかけたけど、常滑在住の友人に行くぜ宣言してたので気合を入れて行った。あと、自分は「雨女じゃない女」だという根拠の無い自信があるので。
常滑駅で友人と合流して、競艇場へ。雨だけどけっこう人が来ている。
で、1階は県内外からの工房や委託販売の方々のブース、2階は一点ものの常滑焼と、常滑焼の器に盛ったスウィーツが食べられるスペース、3階は常滑焼の器で食べるお茶漬けとかお子様縁日みたいなスペース。
一点ものはチガウねーーー、値段的な意味で。装飾も凝ってるし。民藝というよりは美術品のよう。
ちょっと普段使いするには勇気の要るお値段でした。うーむ、好い物だって判るんだけどね、手間暇考えたら安い位だって判るんだけどね…
うろうろして、本日の目的比重が大分重かったスウィーツ!食べました。
レモンケーキ、焼きマシュマロ添え。
友人はもっけい餅??名前忘れたけど、常滑の伝統お菓子のみつまめとお抹茶。
お餅分けて貰って頂きました、ほんのり甘くて素朴な味。単品で食べるのはちょっと飽きそうだけど、善哉とかに入ってたら美味しいオモウ。
4時間くらいうろうろして、常滑駅へ戻りご飯食べつつ雨脚観測…
雷雨はこなさそうだったので、やきもの散歩道へー。
ここでもセールしてるらしかったけど、如何せん悪天候で人があまりいない…
気になるところに出入りしつつ、行き止まりに行ってしまったり雨強くなって挫けそうになったりしながらうろうろ。
しかし猫を見かけると、人は何故写メを撮ってしまうのだろう。
雨の中、付き合ってくれて有難う!
面白かったので、また来年も花火大会じゃない日に行こうと思います、マル。
ほいで、本日の戦利品!
信楽焼の(常滑焼じゃないのか)フリーカップと小皿、早速ミルクティ淹れた。
と、古常滑焼(ことこなめやき、読みにくい)のお皿!
このお皿、真ッ平なパタンと浅めの凹みが付いてるパタンのものが三色展開で大中小とあって、
すごーく形が綺麗だし、色もとっても雰囲気が良かったので何枚か欲しかったけど、お値段的な理由でこの一枚に厳選しました。
このお皿に盛ってもおかしくない食べ物を調達せねば。
その前にそろそろちゃんと料理しよう、最近ほんと食事がいい加減過ぎる。
朝から雨だったので、起きて早々心が折れかけたけど、常滑在住の友人に行くぜ宣言してたので気合を入れて行った。あと、自分は「雨女じゃない女」だという根拠の無い自信があるので。
常滑駅で友人と合流して、競艇場へ。雨だけどけっこう人が来ている。
で、1階は県内外からの工房や委託販売の方々のブース、2階は一点ものの常滑焼と、常滑焼の器に盛ったスウィーツが食べられるスペース、3階は常滑焼の器で食べるお茶漬けとかお子様縁日みたいなスペース。
一点ものはチガウねーーー、値段的な意味で。装飾も凝ってるし。民藝というよりは美術品のよう。
ちょっと普段使いするには勇気の要るお値段でした。うーむ、好い物だって判るんだけどね、手間暇考えたら安い位だって判るんだけどね…
うろうろして、本日の目的比重が大分重かったスウィーツ!食べました。
レモンケーキ、焼きマシュマロ添え。
友人はもっけい餅??名前忘れたけど、常滑の伝統お菓子のみつまめとお抹茶。
お餅分けて貰って頂きました、ほんのり甘くて素朴な味。単品で食べるのはちょっと飽きそうだけど、善哉とかに入ってたら美味しいオモウ。
4時間くらいうろうろして、常滑駅へ戻りご飯食べつつ雨脚観測…
雷雨はこなさそうだったので、やきもの散歩道へー。
ここでもセールしてるらしかったけど、如何せん悪天候で人があまりいない…
気になるところに出入りしつつ、行き止まりに行ってしまったり雨強くなって挫けそうになったりしながらうろうろ。
しかし猫を見かけると、人は何故写メを撮ってしまうのだろう。
雨の中、付き合ってくれて有難う!
面白かったので、また来年も花火大会じゃない日に行こうと思います、マル。
ほいで、本日の戦利品!
信楽焼の(常滑焼じゃないのか)フリーカップと小皿、早速ミルクティ淹れた。
と、古常滑焼(ことこなめやき、読みにくい)のお皿!
このお皿、真ッ平なパタンと浅めの凹みが付いてるパタンのものが三色展開で大中小とあって、
すごーく形が綺麗だし、色もとっても雰囲気が良かったので何枚か欲しかったけど、お値段的な理由でこの一枚に厳選しました。
このお皿に盛ってもおかしくない食べ物を調達せねば。
その前にそろそろちゃんと料理しよう、最近ほんと食事がいい加減過ぎる。
8月15日。
倉敷独り旅ふつかめは、清音へ金田一おたく旅!
9時前に倉敷駅について早々、清音へ向かう電車を小一時間待つという現実。
今にして思えば、ここから悲劇が始まっていたのだ…
で、10時頃清音駅到着。金田一の顔はめパネルを撮ろうとしたらデジカメ置いてきた事に気付く。
故に携帯写メ。しょぼーん。
気を取り直して、駅前のパン屋さんへ!
清音駅に金田一ミステリガイド(200円)が売っていると聞いていたけど、清音は基本無人駅。
一体いつ行けば買えるんだ…と思っていたが、駅前のパン屋さんで販売しているという情報を得たのでそれを買いに。これが今回のおたく旅目的その1である。
あと、そのパン屋さんおいしいらしいのでお昼ご飯も購入!
あ、あれ 定 休 日 だ と…???
モウくじけそう^^^
でもここまで(炎天下のなか)出てきたので意地で疎開邸へ!
前回はタクシー(1050円)で行ったけど、今回は地図がある!徒歩で行くぞ!
川辺本陣跡の塚。と、川辺脇本陣跡の塚。
この道で良いのかしら…と不安になりつつ黙々と歩く…
と、前方に目印発見!
どれだけ遠くにあっても、興味を引く物は見逃さないおたくの不思議視力。
三本指の復員兵が道を聞きに立ち寄ったお店のモデルの酒屋さん。
さらにだらだら歩く。ひたすら歩く。民家が減って田圃だらけになっても歩く。
脇を通るとバッタがばさばさ逃げてく!すげー、ほんとにチキチキ鳴いてる!(綾辻行人『最後の記憶』参照)
ちょっと現実逃避しながらようやっと疎開邸!!
…あ、あれ…?
もくようは閉館日…
しかたないから外側から顔はめパネルを撮る。
横溝さんもいるよ!
そして、横溝正史没後30年記念で設置された金田一の銅像。
(因に今年は横溝正史生誕111年、金田一耕助は生誕100年!)
おたく旅目的その2は、この銅像6体を見る事である。あと5体!
お次はふるさと資料館。ひたすら歩く。日陰がない中ひたすら歩く。
おおおおりんさん!!
しかし正体はあの人なので
若い。
『空蝉処女』の舞台となった大池。めっちゃ赤いんだけど…異常気象の所為で大量の藻が…という事だろうか。
そしてふるさと資料館なんだけど…厭な予感はしてたんだよね、案の定休館日だったよ。
ここには金田一さんその2がおる。トレードマークのお釜帽姿。
さて、問題はここからだ…
このへんは完全に民家なので迷子必至。前回も迷ったし。
途中、旧駐在所を発見。おそらく『本陣殺人事件』の現場へ呼ばれた駐在さんが勤務してた場所。
案の定迷子になったので、4体目の銅像(『獄門島』の和尚さん)を見るのは諦め、元来た道へ引き返し、そこから川辺宿駅方面へ向かう。
除幕式に参加した森美也子像。八つ墓村が向こうに…
おっと、こんなところに『悪霊島』の巴御寮人が!
そのまま川辺宿駅へとぼとぼ…おお、見えてきた見えてきた。
おたく旅目的その3、川辺宿駅の金田一壁画!
ここから清音に歩いて戻る気力はないので、階段登って改札へ…
って、改札ない!完全なる無人駅!電車代ドウすれば…
電車きた。一両しかないけど、意外とお客さん乗ってた。
電車代は、乗車券取って降りる時に車掌さんに手渡し。ふうーん。
清音で伯備線に乗り換え。ふと振り返ると、反対側のホームに駅員さんが!は、初めて見たぞ清音の駅員さん…
色々疲れたので、倉敷駅のスタバで休憩…日焼けまくりの、おたく旅でありました。
次回は寒い時に行くぞ。
教訓:岡田村へは土日か水曜に行け
倉敷独り旅ふつかめは、清音へ金田一おたく旅!
9時前に倉敷駅について早々、清音へ向かう電車を小一時間待つという現実。
今にして思えば、ここから悲劇が始まっていたのだ…
で、10時頃清音駅到着。金田一の顔はめパネルを撮ろうとしたらデジカメ置いてきた事に気付く。
故に携帯写メ。しょぼーん。
気を取り直して、駅前のパン屋さんへ!
清音駅に金田一ミステリガイド(200円)が売っていると聞いていたけど、清音は基本無人駅。
一体いつ行けば買えるんだ…と思っていたが、駅前のパン屋さんで販売しているという情報を得たのでそれを買いに。これが今回のおたく旅目的その1である。
あと、そのパン屋さんおいしいらしいのでお昼ご飯も購入!
あ、あれ 定 休 日 だ と…???
モウくじけそう^^^
でもここまで(炎天下のなか)出てきたので意地で疎開邸へ!
前回はタクシー(1050円)で行ったけど、今回は地図がある!徒歩で行くぞ!
川辺本陣跡の塚。と、川辺脇本陣跡の塚。
この道で良いのかしら…と不安になりつつ黙々と歩く…
と、前方に目印発見!
どれだけ遠くにあっても、興味を引く物は見逃さないおたくの不思議視力。
三本指の復員兵が道を聞きに立ち寄ったお店のモデルの酒屋さん。
さらにだらだら歩く。ひたすら歩く。民家が減って田圃だらけになっても歩く。
脇を通るとバッタがばさばさ逃げてく!すげー、ほんとにチキチキ鳴いてる!(綾辻行人『最後の記憶』参照)
ちょっと現実逃避しながらようやっと疎開邸!!
…あ、あれ…?
もくようは閉館日…
しかたないから外側から顔はめパネルを撮る。
横溝さんもいるよ!
そして、横溝正史没後30年記念で設置された金田一の銅像。
(因に今年は横溝正史生誕111年、金田一耕助は生誕100年!)
おたく旅目的その2は、この銅像6体を見る事である。あと5体!
お次はふるさと資料館。ひたすら歩く。日陰がない中ひたすら歩く。
おおおおりんさん!!
しかし正体はあの人なので
若い。
『空蝉処女』の舞台となった大池。めっちゃ赤いんだけど…異常気象の所為で大量の藻が…という事だろうか。
そしてふるさと資料館なんだけど…厭な予感はしてたんだよね、案の定休館日だったよ。
ここには金田一さんその2がおる。トレードマークのお釜帽姿。
さて、問題はここからだ…
このへんは完全に民家なので迷子必至。前回も迷ったし。
途中、旧駐在所を発見。おそらく『本陣殺人事件』の現場へ呼ばれた駐在さんが勤務してた場所。
案の定迷子になったので、4体目の銅像(『獄門島』の和尚さん)を見るのは諦め、元来た道へ引き返し、そこから川辺宿駅方面へ向かう。
除幕式に参加した森美也子像。八つ墓村が向こうに…
おっと、こんなところに『悪霊島』の巴御寮人が!
そのまま川辺宿駅へとぼとぼ…おお、見えてきた見えてきた。
おたく旅目的その3、川辺宿駅の金田一壁画!
ここから清音に歩いて戻る気力はないので、階段登って改札へ…
って、改札ない!完全なる無人駅!電車代ドウすれば…
電車きた。一両しかないけど、意外とお客さん乗ってた。
電車代は、乗車券取って降りる時に車掌さんに手渡し。ふうーん。
清音で伯備線に乗り換え。ふと振り返ると、反対側のホームに駅員さんが!は、初めて見たぞ清音の駅員さん…
色々疲れたので、倉敷駅のスタバで休憩…日焼けまくりの、おたく旅でありました。
次回は寒い時に行くぞ。
教訓:岡田村へは土日か水曜に行け
お盆休みは倉敷行ってました!岡山も暑かった!
青春18切符で約6時間かけて倉敷、美観地区近くのホテルに二泊しておたく旅を満喫する計画です。
ほいで初日の8月14日は美観地区にある倉敷民藝館!
しかしこの選択が悲劇を招く事になるのだが、それは後程。
民藝とは、柳宗理さんのお父さん、柳宗悦さんらによって定義された造語なのだよ、詳しくはウィキってオクレ。
最近焼き物ブームなので行ってみたかったの。
日本の手仕事の他に、海外の民藝も展示されてました。
ドットの大皿。モダンです。
倉敷ガラス。とっても綺麗。
これは海外のレース編みに用いるボビン。これを使って…
これが出来る。
海外の織機。
フランスの、野外用肉焼きコンロ。
こちらはドイツ。成人式で使う大皿。愉快なイラストが描かれています。
中国の、とっても合理的な形の手桶。そして日本と海外(北欧だった気がする)のはさみ。
綺麗な細工の箱です。
上からみるとこう。
海外の蝋燭立て。燭台ってゆうのか、かわいいよ。
備中和紙。紙好きだのでお土産に買った!
はぁ、満足…
となったあとは美観地区でお土産探しです、地酒買った。
そいで早速ホテルで消費する^^^
倉敷銘菓むらすずめ レアチーズ味、冷やして半解凍で食べると美味しい!
お酒はストレートでも飲めるアルコール度数。ほんのり苦味があって美味しいです。
青春18切符で約6時間かけて倉敷、美観地区近くのホテルに二泊しておたく旅を満喫する計画です。
ほいで初日の8月14日は美観地区にある倉敷民藝館!
しかしこの選択が悲劇を招く事になるのだが、それは後程。
民藝とは、柳宗理さんのお父さん、柳宗悦さんらによって定義された造語なのだよ、詳しくはウィキってオクレ。
最近焼き物ブームなので行ってみたかったの。
日本の手仕事の他に、海外の民藝も展示されてました。
ドットの大皿。モダンです。
倉敷ガラス。とっても綺麗。
これは海外のレース編みに用いるボビン。これを使って…
これが出来る。
海外の織機。
フランスの、野外用肉焼きコンロ。
こちらはドイツ。成人式で使う大皿。愉快なイラストが描かれています。
中国の、とっても合理的な形の手桶。そして日本と海外(北欧だった気がする)のはさみ。
綺麗な細工の箱です。
上からみるとこう。
海外の蝋燭立て。燭台ってゆうのか、かわいいよ。
備中和紙。紙好きだのでお土産に買った!
はぁ、満足…
となったあとは美観地区でお土産探しです、地酒買った。
そいで早速ホテルで消費する^^^
倉敷銘菓むらすずめ レアチーズ味、冷やして半解凍で食べると美味しい!
お酒はストレートでも飲めるアルコール度数。ほんのり苦味があって美味しいです。
知里真志保/あの世の入口——いわゆる地獄穴について——、和人わ舟お食う
アイヌの話である。
柳宗悦/手仕事の日本
民芸への関心が強まるよ、手仕事を絶やしてはならん!
酒井嘉七/ある完全犯罪人の手記
三遊亭圓朝/闇夜の梅
佐々木味津三/旗本退屈男 第一話〜第十一話、右門捕物帖 01〜38、十万石の怪談
やかましやの伝六が登場すると、日高建男版巷説百物語に出てくる貸本屋平八の顔が浮かぶ…右門は又市。
旗本退屈男は田所様のあのでかい顎が浮かぶけど、退屈男のトレードマークは額の三日月傷である。
顎がすごいのは久生十蘭の顎十郎捕物帳である。
十万石の怪談は、語った人も聞いた人も不幸になるという怪談の話。怪談の内容はそんなに怖いものではないが、彼らが辿る運命を思うとすごく効いてるとオモウ。
ロバート・ルイス・スティーヴンソン/ジーキル博士とハイド氏の怪事件(佐々木直次訳)、僕の国(新美南吉訳)、積木の町(新美南吉訳)、誰か(新美南吉訳)、ゐろりの中の街(新美南吉訳)、医師と旅行鞄の話(佐藤緑葉訳)
「医師と〜」は、『新アラビア夜話』という連作集の中の一編。なので全然話が完結してない。
村山籌子/〈ピツコロさん〉、バウシ ノ ユクヘ
岡本綺堂/倫敦での一夜
田中貢太郎/老犬の怪、老狐の怪、轆轤首、鷲、緑衣人伝、藍瓶、青い紐、レンズに現れた女の姿、令狐生冥夢録、蓮香、藍微塵の衣服、愛卿伝、赤い牛、赤い花、赤い土の壷、あかんぼの首、悪僧、雨夜草紙、雨夜続志、尼になった老婆、阿宝、朝倉一五〇、雨夜詞、怪しき旅僧、ある神主の話
中国と日本の伝奇話。ちょっと探偵小説風の話もあるけど、やっぱり怪談や不思議話であるので、判らず仕舞いの話が多い。そのもやっとした感じがイイのである。
「怖い」というより「鬼魅(きみ)が悪い」という方がしっくりくる。いいねェ古典ホラー。
アイヌの話である。
柳宗悦/手仕事の日本
民芸への関心が強まるよ、手仕事を絶やしてはならん!
酒井嘉七/ある完全犯罪人の手記
三遊亭圓朝/闇夜の梅
佐々木味津三/旗本退屈男 第一話〜第十一話、右門捕物帖 01〜38、十万石の怪談
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顎がすごいのは久生十蘭の顎十郎捕物帳である。
十万石の怪談は、語った人も聞いた人も不幸になるという怪談の話。怪談の内容はそんなに怖いものではないが、彼らが辿る運命を思うとすごく効いてるとオモウ。
ロバート・ルイス・スティーヴンソン/ジーキル博士とハイド氏の怪事件(佐々木直次訳)、僕の国(新美南吉訳)、積木の町(新美南吉訳)、誰か(新美南吉訳)、ゐろりの中の街(新美南吉訳)、医師と旅行鞄の話(佐藤緑葉訳)
「医師と〜」は、『新アラビア夜話』という連作集の中の一編。なので全然話が完結してない。
村山籌子/〈ピツコロさん〉、バウシ ノ ユクヘ
岡本綺堂/倫敦での一夜
田中貢太郎/老犬の怪、老狐の怪、轆轤首、鷲、緑衣人伝、藍瓶、青い紐、レンズに現れた女の姿、令狐生冥夢録、蓮香、藍微塵の衣服、愛卿伝、赤い牛、赤い花、赤い土の壷、あかんぼの首、悪僧、雨夜草紙、雨夜続志、尼になった老婆、阿宝、朝倉一五〇、雨夜詞、怪しき旅僧、ある神主の話
中国と日本の伝奇話。ちょっと探偵小説風の話もあるけど、やっぱり怪談や不思議話であるので、判らず仕舞いの話が多い。そのもやっとした感じがイイのである。
「怖い」というより「鬼魅(きみ)が悪い」という方がしっくりくる。いいねェ古典ホラー。