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モウ二週間前の事だけど、東京におたく旅してきた話。

まずは浅草・浅草寺。



人がイッパイだなーと思ったら酉の市だった。よく知らんけど。
仲見世通りでお土産物色しながらも、目指すは半七塚。五重塔の裏側にあるらしい。



経一さんの本によると、半七塚は横溝正史の立案で花屋敷に建てられ、後に奥山茶屋という場所に移動したとの事。
つまり五重塔の裏側が奥山茶屋やね。
で、ぐるりと裏に回ったら、「奥山通り」的な看板があったので行ったら外に出ちゃって、あれ?と思ったけどそのまま歩き続ける…昼間っから酒とつまみを出す屋台がイッパイだよー、誘惑に負けそう^^^学生落語やるよーの呼び込みも。アッ、あんな所に鼠小僧が!
いかん、ここぜったいチガウ、石碑ある気配しない。とゆう事でUターン。
五重塔付近の警備員さんにお尋ね。

私「すみません、半七塚を探しているのですが…(マァ、こう聞いた所で判っちゃもらえんだろう)」
警備員「??(半七??)」
私「(アッ、やっぱり^^^)えと、五重塔の裏側の参道に、石碑がイッパイあるところなんですけど…」
警備員「ああ、それでしたらあそこの自販機を左にいって~~~」

半七塚の知名度の低さにちょっと泣きながら教えてもらった通りに歩く。
あ、あった!さっき通った所だし!見落としてた!!
ほいでごたいめ~~~ん。



文字は綺堂の字である。左ッ側に蛙の石碑。これは青蛙(せいあ)という、中国の神様の石像で、綺堂が好んで作品の題材にしていたもの。
ほいで裏。



見えん。
これは野村胡堂による筆で、
「半七は生きている 江戸風物詩の中に われら後輩の心の中に」
と書かれている。

このあたりね、人がそぼそぼっといたんだけど、私みたいにテンション高く写真撮りまくっている人はおらんかったよ。半七塚の横で座っていた人も、私が塚まわりウロつきデジカメっていたら、知らん間にいなくなっていたよ。

満足したので、お土産購入の為仲見世通りへ。うーん、お蕎麦屋さんイッパイだなー、食べていこうかなー(半七気分なら鰻だけど高いしな)でも私蕎麦ってあんまり好きじゃなかったな…
などと独りツッコミしながら、目を付けていた人形焼屋さんの前へ。
そしたら呼び込みしていたおっさんが私に向かって
「オッ!アンジェラ・アキがこんなところに!」
と言ってきたので、もうちょっと店に近寄る。
決してアンジェラ呼ばれて気を良くした訳ではなく。ここで買おうかなって思ってた矢先だったんだからほんとよ!?
このお店は真空パックの日持ちタイプと、賞味期限三日の焼きたての二種類を売っている。
試食にあったかいのひとつくれたよ美味しかったよ。
つ訳で日持ちタイプを購入。えーとお店の名前は「三鳩堂」です。黒髪パーマで黒縁眼鏡掛けて行ったらアンジェラ・アキって呼んでもらえるよ!

他になんかないかなー、雷おこしかなーと思いながら歩いていたら、芋ようかんで有名な舟和さんがあった。
いやいやいここのは名古屋でも変えるし^^^と、素通りしかけたが、
芋ようかんソフトクリーム
なるものが売っているではないか。即並んだよ。



めっちゃボケてる^^^
スライス芋ようかんと、おいもチップスが刺さっておる。
この日はとても暑かったのでめっちゃ美味しかったです。チップスうめえ。

この後、神田でランチしようと目を付けていたお店へ行ったのだけど、土曜はランチしてないって。
しょんぼりしながら淡路町駅まで歩いたよ。こんなオチなら浅草で蕎麦食べれば良かったなって思ったけど、人形焼とソフトクリームでお腹イッパイになってたからマァ良いや。



おたく旅はまだ続く。
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竹内浩三/骨のうたう(原型)、三ツ星さん
三ツ星=カシオペア座 の事みたい

室生犀星/舌を噛み切った女 またはすて姫
山賊の頭の妻・すては強姦しようとした男の舌を噛み切って殺してしまう。その後妊娠するすて。山賊の頭は、すての腹の子の父親が強姦しようとした男の子ではないかと疑い…
母になると女は変わるってゆう話。かな。

モーリス・ルブラン/水晶の栓(新青年編輯局訳)
前にも読んだかも…きおくがあいまいだ

小川未明/灰色の姉と桃色の妹
姉を疎んじ家を出て行った妹を探し彷徨う姉。姉の行く先々で誰かが死んでゆく…

ランドルフ・コールデコット/ハートのクイン
ハートのクイーンが焼いたタルトを独り占めしてとっちめられるハートのジャックの話。
ほぼ絵です。

山之口貘/梯梧の花

槇村浩/孝太郎と悪太郎、犬の一年、子犬と太郎さん、鶴と鶯、うさぎの餅つき、おどり子の出世、お節供、ハイカラさんとムカシさん、ポスト、螢
著者が小学校三、四年生の時に書いたものらしい。こども時代に書いたものに云々言うのも大人げないが、「孝太郎と悪太郎」で、病気の両親の代わりに働き稼いだお金は薬代でなくなってしまうような生活をしている孝太郎の夢に現われた神様。神様から貰った鍵で、孝太郎の家の押し入れにある開かずの箱をあけると中から黄金小判がざっくざく出てきてお金持ちになるというストーリィは別に良いんだけど、お金が手に入って真っ先にしたのが「立派な家と立派な蔵を建てた事」ってドウなの?しかも次にしたのは「手放した田畑を買い戻す」。三番目にやっと「立派な医者を呼んで両親の病気を治す」である。親孝行者という設定なんだからさ、真っ先に親の病気を治してやれよと思っちゃうんだが。
因みに著者の槇村浩(まきむら こう)は、戦中に反戦詩を発表して憲兵に捕えられ、拷問のせいで病死してしまった人。享年26歳。

エドガー・アラン・ポー/黒猫(佐々木直次郎訳)
ビアズリーの画集でネタバレされたトラウマ作品です、ついに読みました。前にも読んだかも知らんが覚えとらんかった。多分トラウマの所為で未読だったのだろう、たぶん。

中原中也/作家と孤独

+++++

ちょっと読書記録じゃない話題。
ツイッターに「エアミステリ研究会」という集まりがあって、衝動的にツイッター始めようかと思ってしまった。
そこで活動として取りあげられていた横溝さんの『犬神家の一族』のツイートに、歴代犬神家役者一覧サイトのURLがあって見たのね。
すごいわ…
佐清のマスクの中身や「斧・琴・菊(よきこときく)」の見立て殺人の画像もばっちりあるから閲覧注意だけど。
わー、今流行の西島さんも佐清演じてたんだねー。稲垣吾郎版(一番好きなシリーズです)金田一のだから見てた筈なのに記憶にないわ。
あと、平さんも菊人形役してたのか!たぶんこの作品は見ていないような…
それにしても岸田今日子の安定感すごい。

このサイト見た所為かドウかは知らんが、先日ミステリな夢をみたよ^^^
主演は小野寺昭。石橋連司とか尾美としのりとか。クローズドサークルもので『そして誰もいなくなった』的な流れだったよ。
昨日、セールとか関係なく高校美術部友達と三人でジャズドリーム行ってきました。
混雑具合もいい感じで、アウトレットなんだし、張り切ってセール中に来なくても充分安く買い物が出来て満足です。
ただ、今はなばなの里のイルミネーションイベントの為、渋滞しやすいそーなので、早い目に行って、早い目に帰りました。唯一の有免許者・Oさんほんとに有難う…!!

私と買い物行った事ある人は知ってると思うけど、私、ほんと買い物熟考型(吝嗇家ともゆう)でしてね…シャツ好きだけど丸襟はキライとか、ヒールの形が気に入らんとか、あんまり買わない方なんですよ。独りショッピングは衝動買いしやすいのだが…何故…
しかし昨日は買ったね、買ったよ。
千鳥柄のトレーナーとか、パンプス(半額だった!)とか。紅茶とか!噂のマヌカハニー(数値付いてないやつだけど)も買っちまったよ。
あとはゴディバのチョコドリンクね、寒かったけどアウトレット限定のピーチティー買ったよ。桃の香りが強くて満足だよ、美味しかったよ。そして寒くなったよ^^^
ここ半年ばかり、残業多かった月にはご褒美としてスタバのフラペチーノを自分に与えていたんだけど、ゴディバも入れとこう。リンツは…ちょっと勇気がいる、かな…(吝嗇家ともゆう)

Mさんから貰った「ボンボン」というチョコ菓子がウマくて、その日の晩ご飯になりました^^^
また駄目駄目な食生活に戻ってる。

(追記)
ボンボンじゃなくてボノボンでした。ハズカシイ。
半七の生みの親、岡本綺堂の書生で、のちに養子となったのがこの岡本経一(きょういち)さん。
本書は経一さんの満100歳記念に出版されたもの。残念ながら、2010年に101歳で亡くなられている。

旺文社文庫から出版された綺堂の『半七捕物帳』全6巻の解説と、大正6年に平和出版というところから出版された「お文の魂」の複写版が収録されている。

解説は、半七塚の事とか、江戸時代の町の様子、与力とか同心の事、その下につく岡っ引きの事、火付盗賊改や町奉行の事等等。綺堂老人についてとか、半七は実在したのかとか、興味の尽きない話題で埋まっています。
実はこの本、三連休に浅草へ半七塚を見に行くので借りてきたのでした。
(東京おたく旅については写真を整理してからアップしたいと思います)

余談ですが、100歳記念出版繋がりで、渡辺啓助100歳記念本(200部限定、シリアルナンバー付!)という本を神保町で見付けてしまいましてですね…
定価48,000円が12,000円?!わお!お買い得!!!
という古書店魔術にかかりまして…
いや、買わなかったんだけど。だって弟の温は読んだ事あるけど、お兄ちゃんの作品どんなか知らんしだし。
しかし危うく術中にかかるところじゃったよ…限定とか恐ろしい。
神保町書店サイト見て気分だけは既に神保町に行っています。ヒャオウ。

ネタバレありの書評サイトうろうろしてたら最近の作家さんの本が読みたくなって、二ヶ月ぶりに図書館へ行きました。
しかし読みたい本は悉く借りられていたので、いつもの論創ミステリ借りました、禾太郎です。
郁二郎の気分で行ったのだけど、二段組で出鼻をくじかれてしまった…
青空文庫で結構読んでたけど、知らんタイトル多かったし…だので読むのを控えていた禾太郎。

因みに読みたかった本はこんな感じ↓

タルト・タタンの夢
体育館の殺人
菩提樹荘の殺人

有栖川さん知らん間に色々出しておられたのね^^^
江上二郎の洞察は、文庫になったら買おうかな…加筆されているそうなので、うちにあるメフィストと読み比べてみるよ瑠璃荘事件。


今月はちょっといつもより 活動的に過ごそうとオモウ。

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