ミステリおたくを自称しているわけだけど、実はクリスティを一冊も読んでいないって、おたく失格でしょうか(他にも大御所未読多いけど…)
西暦は発表年ではなく、文庫なら文庫の初版年です。
【A】
ギルバート・アデア(Gilbert Adair/1944~2011 イギリス)
『ロジャー・マーガトロイドのしわざ The Act of Roger Murgatroyd』松本依子訳 早川書房 2008年
【B】
H・C・ベイリー(Henry Christopher Bailey/1878~1961 イギリス)
『フォーチュン氏を呼べ CALL MR.FORTUNE』文月なな訳 論創社 2006年
ビル・S・バリンジャー(Bill Sanborn Ballinger/1912~1980 アメリカ)
『歯と爪 The Tooth and the Nail』大久保康雄訳 創元推理文庫 1977年
ジョン・フランクリン・バーディン(John Franklin Bardin/1916~1981 アメリカ)
『悪魔に食われろ青尾蝿 Devil take the blue‐tail fly』浅羽莢子訳 創元推理文庫 2010年
アンソニー・バークリー(Anthony Berkeley Cox/1893~1971 イギリス)
『毒入りチョコレート事件 The Poisoned Chocolate Case』高橋泰邦訳 創元推理文庫 1971年
『ジャンピング・ジェニイ Jumping Jenny』狩野一郎訳 国書刊行会 2001年
ニコラス・ブレイク(Nicholas Blake/1904~1972 アイルランド)
『短刀を忍ばせ微笑む者 The Smiler with the Knife』井伊順彦訳 論創社 2013年
ウィリアム・ブリテン(William Brittain/1930~2011 アメリカ)
『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 THE MAN WHO READ JOHN DICKSON CARR』森英俊訳 論創社 2007年
【C】
ジョン・ディスクン・カー(John Dickson Carr/1906~1977 アメリカ)
『絞首台の謎 The Lost Gallows』井上一夫訳 東京創元社 1959年
『爬虫類館の殺人 he wouldn't kill patience』中村能三訳 創元推理文庫 1960年
『皇帝のかぎ煙草入れ The Emperor's Snuff-Box』井上一夫訳 創元推理文庫 1961年
『ユダの窓 The Judas Window』砧一郎訳 早川書房 1975年
『夜歩く It Walks by Night』井上一夫訳 創元推理文庫 1976年
『白い僧院の殺人 The White Priory Murders』厚木淳訳 創元推理文庫 1977年
『グラン・ギニョール GRAND GUIGNOL』白須清美・森英俊訳 翔泳社 1999年
G・K・チェスタトン(Gilbert Keith Chesterton/1874~1936 イギリス)
『ブラウン神父の童心 The Innocence of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の知恵 The Wisdom of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の不信 The Incredulity of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の秘密 The Secret of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の醜聞 The Scandal of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『四人の申し分なき重罪人 Four Faultless Felons』西崎憲訳 国書刊行会 2001年
G・D・H&M・コール(George Douglas Howard Cole/1889~1959、Margaret Isabel Cole/1893~1980 イギリス)
『百万長者の死 Death of a Millionaire』石一郎訳 東京創元社 1961年
エドマンド・クリスピン(Edmund Crispin/1921~1978 イギリス)
『大聖堂は大騒ぎ Holy Disorders』滝口達也訳 国書刊行会 2004年
F・W・クロフツ(Freeman Wills Crofts/1879~1957 アイルランド、イギリス)
『樽 The Cask』大久保康雄訳 創元推理文庫 1965年
【D】
【E】
アーロン・エルキンズ(Aaron Elkins/1935~ アメリカ)
『水底の骨 Where There's a Will』嵯峨静江訳 早川書房 2007年
【F】
R・オースティン・フリーマン(R. Austin Freeman/1862~1943 イギリス)
『赤い拇指紋 The Red Thumb Mark』吉野美恵子訳 創元推理文庫 1982年
『証拠は眠る As a Thief of the Night』武藤崇恵訳 原書房 2006年
『ペンローズ失踪事件 The Penrose Mystery』美藤健哉訳 長崎出版 2007年
『ポッターマック氏の失策 MR.POTTERMACK'S OVERSIGHT』鬼頭玲子訳 論創社 2008年
『オシリスの眼 The Eye of Osiris』渕上痩平訳 ちくま文庫 2016年
『アンジェリーナ・フルードの謎 The Mystery of Angelina Frood』西川直子訳 論創社 2016年
『ニュー・イン三十一番の謎 THE MYSTERY OF 31 NEW INN』福森典子 論創社 2019年
【G】
エミール・ガボリオ(Emile Gaboriau/1832~1873 フランス)
『ルルージュ事件 L'Affaire Lerouge』太田浩一訳 国書刊行会 2008年
ロバート・ファン・ヒューリック(Robert Hans van Gulik/1910~1967 オランダ)
『東方の黄金 The Chinese gold murders』和爾桃子訳 早川書房 2007年
『螺鈿の四季 The Lacquer Screen』和爾桃子訳 早川書房 2010年
『水底の妖 The Chinese Lake Murders』和爾桃子訳 早川書房 2009年
『雷鳴の夜 The Haunted Monastery』和爾桃子訳 早川書房 2003年
『江南の鐘 The Chinese Bell Murders』和爾桃子訳 早川書房 2008年
『白夫人の幻 The Emperor's Pearl』和爾桃子訳 早川書房 2006年
『真珠の首飾り Necklace And Calabash』和爾桃子訳 早川書房 2001年
『観月の宴 Poets And Murder』和爾桃子訳 早川書房 2003年
『沙蘭の迷路 THE CHINESE MAZE MURDERS』和邇桃子訳 早川書房 2009年
『紫雲の怪 THE PHANTOM OF THE TEMPLE』和邇桃子訳 早川書房 2008年
『北雪の釘 THE CHINESE NAIL MURDERS』和爾桃子訳 早川書房 2006年
『柳園の壺 THE WILLOW PATTERN』和爾桃子訳 早川書房 2005年
『南海の金鈴 MURDER IN CANTON』和爾桃子訳 早川書房 2006年
【H】
ポール・アルテ(Paul Halter/1956~ フランス)
『第四の扉 LA QUATRIÉME PORTE』平岡敦訳 早川書房 2002年
『死が招く LA MOST VOUS IN VITE』平岡敦訳 早川書房 2003年
『赤い霧 LE BROUILLARD ROUGE』平岡敦訳 早川書房 2004年
『カーテンの影の死 LA MOST DERRIĒRE LES RIDEAUX』平岡敦訳 早川書房 2005年
『赤髯王の呪い LA MALĒDICTION DE BARBEROUSSE』平岡敦訳 早川書房 2006年
『狂人の部屋 La Chambre Do Fou』平岡敦訳 早川書房 2007年
『七番目の仮説 LA SEPTIĒME HYPOTHĒSE』平岡敦訳 早川書房 2008年
『虎の首 LA TÊTE DU TIGRE』平岡敦訳 早川書房 2009年
ハリントン・ヘクスト(Harrnington Hext/1862~1960 イギリス)
『テンプラー家の惨劇 The Thing at Their Heels』高田朔訳 国書刊行会 2003年
【I】
マイクル・イネス(Michael Innes/1906~1994 スコットランド)
『学長の死 Death at the president's longing』木々高太郎訳 東京創元社 1959年
『ハムレット復讐せよ Hamlet, Revenge!』滝口達也訳 国書刊行会 1997年
『ある詩人への挽歌 Lament for a Maker』桐藤ゆき子訳 社会思想社 1993年
『アップルビイ警部の事件簿 Appleby Talking』森一訳 勉誠社 1996年
『ストップ・プレス Stop Press』高塚由美訳 国書刊行会 2005年
『霧と雪 There Came Both Mist and Snow』白須清美訳 原書房 2008年
『アララテのアプルビイ Appleby on Ararat』今本渉訳 河出書房新社 2006年
『証拠は語る The Weight of The Evidence』今井直子訳 長崎出版 2006年
『アプルビイズ・エンド Appleby's End』鬼頭玲子訳 論創社 2005年
『アリントン邸の怪事件 Appleby at Allington』井伊順彦訳 長崎出版 2007年
『盗まれたフェルメール A Private View』福森典子訳 論創社 2018年
【J】
【K】
ミルワード・ケネディ(Milward Kennedy/1894~1968 イギリス)
『救いの死 Death to the Rescue』横山啓明訳 国書刊行会 2000年
C・デイリー・キング(Charles Daly King/1895~1963 アメリカ)
『いい加減な遺骸 Careless Corpse』白須清美訳 論創社 2015年
『厚かましいアリバイ Arrogant Alibi 』福森典子訳 論創社 2016年
『間に合わせの埋葬 Bermuda Burial』福森典子訳 論創社 2018年
ロナルド・アーバスノット・ノックス(Ronald Arbuthnott Knox/1888~1957 イギリス)
『サイロの死体 The Body in the Silo』澄木柚訳 国書刊行会 2000年
クリフォード・ナイト(Clifford Knight/1886-1963 アメリカ)
『ミステリ講座の殺人 The Affair of the Heavenly Voice』森英俊訳 原書房 2007年
『〈サーカス・クイーン号〉事件 The Affair of Circus Queen』藤盛千夏訳 論創社 2017年
キム・ネソン(金来成/1909~1957 韓国)
『金来成探偵小説選』論創社 2014年
【L】
ハーマン・ランドン(Herman Landon/1882~1960 スウェーデン)
『怪奇な屋敷 Murder Mansion』松本真一訳 論創社 2014年
モーリス・ルヴェル(Maurice Level/1875~1926 フランス)
『夜鳥』田中早苗訳 創元推理文庫 2003年
【N】
【M】
ジョン・P・マーカンド(John P. Marquand/1893~1960 アメリカ)
『サンキュー、ミスター・モト Thank You, Mr. Moto』平山雄一訳 論創社 2014年
A・E・W・メイスン(Alfred Edward Woodley Mason/1865~1948 イギリス)
『薔薇荘にて At the Villa Rose』富塚由美訳 国書刊行会 1995年
ジル・マゴーン(Jill McGown/1947~2007 イギリス)
『パーフェクト・マッチ A Perfect Match』高橋なお子訳 創元推理文庫 1997年
『牧師館の死 Redemption』高橋なお子訳 創元推理文庫 1998年
『騙し絵の檻 The Stalking Horse』中村有希訳 創元推理文庫 2000年
『踊り子の死 Death of a Dancer』高橋なお子訳 創元推理文庫 2002年
A・A・ミルン(Alan Alexander Milne/1882~1956 イギリス)
『赤い館の秘密 The Red House Mystery』大西尹明訳 創元推理文庫 1959年
『赤い館の秘密 The Red House Mystery』大西尹明訳 東京創元社 1961年
【O】
バロネス・オルツィ(Baroness Orczy/1865~1947 ハンガリー)
『レディ・モリーの事件簿 Lady Molly of Scotland Yard』鬼頭玲子訳 論創社 2006年
【P】
ルーパート・ペニー(Rupert Penny/1909~1970 イギリス)
『密室殺人 Pealed Room Murder』熊井ひろ美訳 論創社 2019年
エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe/1809~1849 アメリカ)
『モルグ街の殺人 The Murders in the Rue Morgue』佐々木直次郎訳 新潮文庫 1951年
『アッシャー家の崩壊/黄金虫 THE FALL OF USHER / THE GOLD-BUG』小川高義訳 光文社古典新訳文庫 2016年
【Q】
エラリー・クイーン(Frederic Dannay/1905~1982、Manfred Bennington Lee/1905~1971 アメリカ)
『Xの悲劇 The Tragedy of X』延原謙訳 創元社 1956年
『Zの悲劇 THE TRAGEDY OF Z』鮎川信夫訳 創元推理文庫 1959年
『ローマ帽子の謎 The Roman Hat Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『犯罪カレンダー〈1月~6月〉 CALENDER OF CRIME JANUARY-JUNE』宇野利康訳 早川書房 1960年
『世界推理名作全集9』中央公論社 1960年
『犯罪カレンダー〈7月~12月〉 CAlendar of crime』宇野利康訳 早川書房 1962年
『フランス白粉の謎 The French Powder Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『オランダ靴の謎 The Dutch Shoe Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『ギリシア棺の謎 The Greek Coffin Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『エジプト十字架の謎 The Egyptian Cross Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『アメリカ銃の謎 The American Gun Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『シャム双生児の謎 The Siamese Twin Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『チャイナ橙の謎 The Chinese Orange Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『スペイン岬の謎 The Spanish Cape Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『ニッポン樫鳥の謎(扉のあいだ) The Door Between』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの冒険 The Adventures of Ellery Queen』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの新冒険 The New Adventures of Ellery Queen』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの国際事件簿』飯城勇三訳 創元推理文庫 2005年
『間違いの悲劇 The Tragedy of Errors』飯城勇三訳 創元推理文庫 2006年
【R】
ジョン・ロード(John Rhode/1884~1964 イギリス)
『代診医の死 Dr.Goodwood's Locum』渕上痩平訳 論創社 2017年
クレイグ・ライス(Craig Rice/1908~1957 アメリカ)
『眠りをむさぼりすぎた男 The Man Who Slept All Day』森英俊訳 国書刊行会 1995年
サックス・ローマー(Sax Rohmer/1883~1959 イギリス)
『骨董屋探偵の事件簿 The Dream Detective』近藤麻里子訳 創元推理文庫 2013年
【S】
ロバート・J・ソウヤー(Robert J. Sawyar/1960~ カナダ)
『ゴールデン・フリース GOLDEN FLEECE』内田昌之訳 ハヤカワ文庫SF 1992年
ジョルジョ・シェルバネンコ(Giorgio Scerbanenco/1911~1969 イタリア)
『傷ついた女神 Venere privata』熊木信太郎訳 論創社 2014年
ジョルジュ・シムノン(Georges Simenon/1903~1989 フランス)
『モンド氏の失踪 La fuite de Monsieur Monde』長島良三訳 河出書房新社 2011年
デレック・スミス(Derek Smith/1927~2003 イギリス)
『悪魔を呼び起こせ WHISTLE up the DEVIL』森英俊訳 国書刊行会 1999年
T. S. ストリブリング(Thomas Sigismund Stribling/1881~1965 アメリカ)
『カリブ諸島の手がかり Clues of the Caribbees』阪鬼一郎訳 国書刊行会 1997年
『ポジオリ教授の冒険 Dr.Poggioli:Criminologist』霧島義明訳 河出書房新社 2008年
【T】
【U】
【V】
S. S. ヴァン・ダイン(S. S. Van Dine/1888~1939 アメリカ)
『カナリヤ殺人事件 The Canary Murder Case』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『グリーン家殺人事件 The Greene Murder Case』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『僧正殺人事件 The Bishop Murder Case』日暮雅通訳 集英社文庫 1999年
【W】
【X】
【Y】
【Z】
イズレイル・ザングウィル(Israel Zangwill/1864~1926 イギリス)
『ビッグ・ボウの殺人 THE BIG BOW MYSTERY』吉田誠一訳 早川書房 1980年
【アンソロジィ】
『シャーロック・ホームズの栄冠 THE GLORIES OF SHERLOCK HOLMES』北原尚彦編訳 論創社 2007年
西暦は発表年ではなく、文庫なら文庫の初版年です。
【A】
ギルバート・アデア(Gilbert Adair/1944~2011 イギリス)
『ロジャー・マーガトロイドのしわざ The Act of Roger Murgatroyd』松本依子訳 早川書房 2008年
【B】
H・C・ベイリー(Henry Christopher Bailey/1878~1961 イギリス)
『フォーチュン氏を呼べ CALL MR.FORTUNE』文月なな訳 論創社 2006年
ビル・S・バリンジャー(Bill Sanborn Ballinger/1912~1980 アメリカ)
『歯と爪 The Tooth and the Nail』大久保康雄訳 創元推理文庫 1977年
ジョン・フランクリン・バーディン(John Franklin Bardin/1916~1981 アメリカ)
『悪魔に食われろ青尾蝿 Devil take the blue‐tail fly』浅羽莢子訳 創元推理文庫 2010年
アンソニー・バークリー(Anthony Berkeley Cox/1893~1971 イギリス)
『毒入りチョコレート事件 The Poisoned Chocolate Case』高橋泰邦訳 創元推理文庫 1971年
『ジャンピング・ジェニイ Jumping Jenny』狩野一郎訳 国書刊行会 2001年
ニコラス・ブレイク(Nicholas Blake/1904~1972 アイルランド)
『短刀を忍ばせ微笑む者 The Smiler with the Knife』井伊順彦訳 論創社 2013年
ウィリアム・ブリテン(William Brittain/1930~2011 アメリカ)
『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 THE MAN WHO READ JOHN DICKSON CARR』森英俊訳 論創社 2007年
【C】
ジョン・ディスクン・カー(John Dickson Carr/1906~1977 アメリカ)
『絞首台の謎 The Lost Gallows』井上一夫訳 東京創元社 1959年
『爬虫類館の殺人 he wouldn't kill patience』中村能三訳 創元推理文庫 1960年
『皇帝のかぎ煙草入れ The Emperor's Snuff-Box』井上一夫訳 創元推理文庫 1961年
『ユダの窓 The Judas Window』砧一郎訳 早川書房 1975年
『夜歩く It Walks by Night』井上一夫訳 創元推理文庫 1976年
『白い僧院の殺人 The White Priory Murders』厚木淳訳 創元推理文庫 1977年
『グラン・ギニョール GRAND GUIGNOL』白須清美・森英俊訳 翔泳社 1999年
G・K・チェスタトン(Gilbert Keith Chesterton/1874~1936 イギリス)
『ブラウン神父の童心 The Innocence of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の知恵 The Wisdom of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の不信 The Incredulity of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の秘密 The Secret of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『ブラウン神父の醜聞 The Scandal of Father Brown』中村保男訳 創元推理文庫 1982年
『四人の申し分なき重罪人 Four Faultless Felons』西崎憲訳 国書刊行会 2001年
G・D・H&M・コール(George Douglas Howard Cole/1889~1959、Margaret Isabel Cole/1893~1980 イギリス)
『百万長者の死 Death of a Millionaire』石一郎訳 東京創元社 1961年
エドマンド・クリスピン(Edmund Crispin/1921~1978 イギリス)
『大聖堂は大騒ぎ Holy Disorders』滝口達也訳 国書刊行会 2004年
F・W・クロフツ(Freeman Wills Crofts/1879~1957 アイルランド、イギリス)
『樽 The Cask』大久保康雄訳 創元推理文庫 1965年
【D】
【E】
アーロン・エルキンズ(Aaron Elkins/1935~ アメリカ)
『水底の骨 Where There's a Will』嵯峨静江訳 早川書房 2007年
【F】
R・オースティン・フリーマン(R. Austin Freeman/1862~1943 イギリス)
『赤い拇指紋 The Red Thumb Mark』吉野美恵子訳 創元推理文庫 1982年
『証拠は眠る As a Thief of the Night』武藤崇恵訳 原書房 2006年
『ペンローズ失踪事件 The Penrose Mystery』美藤健哉訳 長崎出版 2007年
『ポッターマック氏の失策 MR.POTTERMACK'S OVERSIGHT』鬼頭玲子訳 論創社 2008年
『オシリスの眼 The Eye of Osiris』渕上痩平訳 ちくま文庫 2016年
『アンジェリーナ・フルードの謎 The Mystery of Angelina Frood』西川直子訳 論創社 2016年
『ニュー・イン三十一番の謎 THE MYSTERY OF 31 NEW INN』福森典子 論創社 2019年
【G】
エミール・ガボリオ(Emile Gaboriau/1832~1873 フランス)
『ルルージュ事件 L'Affaire Lerouge』太田浩一訳 国書刊行会 2008年
ロバート・ファン・ヒューリック(Robert Hans van Gulik/1910~1967 オランダ)
『東方の黄金 The Chinese gold murders』和爾桃子訳 早川書房 2007年
『螺鈿の四季 The Lacquer Screen』和爾桃子訳 早川書房 2010年
『水底の妖 The Chinese Lake Murders』和爾桃子訳 早川書房 2009年
『雷鳴の夜 The Haunted Monastery』和爾桃子訳 早川書房 2003年
『江南の鐘 The Chinese Bell Murders』和爾桃子訳 早川書房 2008年
『白夫人の幻 The Emperor's Pearl』和爾桃子訳 早川書房 2006年
『真珠の首飾り Necklace And Calabash』和爾桃子訳 早川書房 2001年
『観月の宴 Poets And Murder』和爾桃子訳 早川書房 2003年
『沙蘭の迷路 THE CHINESE MAZE MURDERS』和邇桃子訳 早川書房 2009年
『紫雲の怪 THE PHANTOM OF THE TEMPLE』和邇桃子訳 早川書房 2008年
『北雪の釘 THE CHINESE NAIL MURDERS』和爾桃子訳 早川書房 2006年
『柳園の壺 THE WILLOW PATTERN』和爾桃子訳 早川書房 2005年
『南海の金鈴 MURDER IN CANTON』和爾桃子訳 早川書房 2006年
【H】
ポール・アルテ(Paul Halter/1956~ フランス)
『第四の扉 LA QUATRIÉME PORTE』平岡敦訳 早川書房 2002年
『死が招く LA MOST VOUS IN VITE』平岡敦訳 早川書房 2003年
『赤い霧 LE BROUILLARD ROUGE』平岡敦訳 早川書房 2004年
『カーテンの影の死 LA MOST DERRIĒRE LES RIDEAUX』平岡敦訳 早川書房 2005年
『赤髯王の呪い LA MALĒDICTION DE BARBEROUSSE』平岡敦訳 早川書房 2006年
『狂人の部屋 La Chambre Do Fou』平岡敦訳 早川書房 2007年
『七番目の仮説 LA SEPTIĒME HYPOTHĒSE』平岡敦訳 早川書房 2008年
『虎の首 LA TÊTE DU TIGRE』平岡敦訳 早川書房 2009年
ハリントン・ヘクスト(Harrnington Hext/1862~1960 イギリス)
『テンプラー家の惨劇 The Thing at Their Heels』高田朔訳 国書刊行会 2003年
【I】
マイクル・イネス(Michael Innes/1906~1994 スコットランド)
『学長の死 Death at the president's longing』木々高太郎訳 東京創元社 1959年
『ハムレット復讐せよ Hamlet, Revenge!』滝口達也訳 国書刊行会 1997年
『ある詩人への挽歌 Lament for a Maker』桐藤ゆき子訳 社会思想社 1993年
『アップルビイ警部の事件簿 Appleby Talking』森一訳 勉誠社 1996年
『ストップ・プレス Stop Press』高塚由美訳 国書刊行会 2005年
『霧と雪 There Came Both Mist and Snow』白須清美訳 原書房 2008年
『アララテのアプルビイ Appleby on Ararat』今本渉訳 河出書房新社 2006年
『証拠は語る The Weight of The Evidence』今井直子訳 長崎出版 2006年
『アプルビイズ・エンド Appleby's End』鬼頭玲子訳 論創社 2005年
『アリントン邸の怪事件 Appleby at Allington』井伊順彦訳 長崎出版 2007年
『盗まれたフェルメール A Private View』福森典子訳 論創社 2018年
【J】
【K】
ミルワード・ケネディ(Milward Kennedy/1894~1968 イギリス)
『救いの死 Death to the Rescue』横山啓明訳 国書刊行会 2000年
C・デイリー・キング(Charles Daly King/1895~1963 アメリカ)
『いい加減な遺骸 Careless Corpse』白須清美訳 論創社 2015年
『厚かましいアリバイ Arrogant Alibi 』福森典子訳 論創社 2016年
『間に合わせの埋葬 Bermuda Burial』福森典子訳 論創社 2018年
ロナルド・アーバスノット・ノックス(Ronald Arbuthnott Knox/1888~1957 イギリス)
『サイロの死体 The Body in the Silo』澄木柚訳 国書刊行会 2000年
クリフォード・ナイト(Clifford Knight/1886-1963 アメリカ)
『ミステリ講座の殺人 The Affair of the Heavenly Voice』森英俊訳 原書房 2007年
『〈サーカス・クイーン号〉事件 The Affair of Circus Queen』藤盛千夏訳 論創社 2017年
キム・ネソン(金来成/1909~1957 韓国)
『金来成探偵小説選』論創社 2014年
【L】
ハーマン・ランドン(Herman Landon/1882~1960 スウェーデン)
『怪奇な屋敷 Murder Mansion』松本真一訳 論創社 2014年
モーリス・ルヴェル(Maurice Level/1875~1926 フランス)
『夜鳥』田中早苗訳 創元推理文庫 2003年
【N】
【M】
ジョン・P・マーカンド(John P. Marquand/1893~1960 アメリカ)
『サンキュー、ミスター・モト Thank You, Mr. Moto』平山雄一訳 論創社 2014年
A・E・W・メイスン(Alfred Edward Woodley Mason/1865~1948 イギリス)
『薔薇荘にて At the Villa Rose』富塚由美訳 国書刊行会 1995年
ジル・マゴーン(Jill McGown/1947~2007 イギリス)
『パーフェクト・マッチ A Perfect Match』高橋なお子訳 創元推理文庫 1997年
『牧師館の死 Redemption』高橋なお子訳 創元推理文庫 1998年
『騙し絵の檻 The Stalking Horse』中村有希訳 創元推理文庫 2000年
『踊り子の死 Death of a Dancer』高橋なお子訳 創元推理文庫 2002年
A・A・ミルン(Alan Alexander Milne/1882~1956 イギリス)
『赤い館の秘密 The Red House Mystery』大西尹明訳 創元推理文庫 1959年
『赤い館の秘密 The Red House Mystery』大西尹明訳 東京創元社 1961年
【O】
バロネス・オルツィ(Baroness Orczy/1865~1947 ハンガリー)
『レディ・モリーの事件簿 Lady Molly of Scotland Yard』鬼頭玲子訳 論創社 2006年
【P】
ルーパート・ペニー(Rupert Penny/1909~1970 イギリス)
『密室殺人 Pealed Room Murder』熊井ひろ美訳 論創社 2019年
エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe/1809~1849 アメリカ)
『モルグ街の殺人 The Murders in the Rue Morgue』佐々木直次郎訳 新潮文庫 1951年
『アッシャー家の崩壊/黄金虫 THE FALL OF USHER / THE GOLD-BUG』小川高義訳 光文社古典新訳文庫 2016年
【Q】
エラリー・クイーン(Frederic Dannay/1905~1982、Manfred Bennington Lee/1905~1971 アメリカ)
『Xの悲劇 The Tragedy of X』延原謙訳 創元社 1956年
『Zの悲劇 THE TRAGEDY OF Z』鮎川信夫訳 創元推理文庫 1959年
『ローマ帽子の謎 The Roman Hat Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『犯罪カレンダー〈1月~6月〉 CALENDER OF CRIME JANUARY-JUNE』宇野利康訳 早川書房 1960年
『世界推理名作全集9』中央公論社 1960年
『犯罪カレンダー〈7月~12月〉 CAlendar of crime』宇野利康訳 早川書房 1962年
『フランス白粉の謎 The French Powder Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『オランダ靴の謎 The Dutch Shoe Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『ギリシア棺の謎 The Greek Coffin Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『エジプト十字架の謎 The Egyptian Cross Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『アメリカ銃の謎 The American Gun Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『シャム双生児の謎 The Siamese Twin Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『チャイナ橙の謎 The Chinese Orange Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1960年
『スペイン岬の謎 The Spanish Cape Mystery』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『ニッポン樫鳥の謎(扉のあいだ) The Door Between』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの冒険 The Adventures of Ellery Queen』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの新冒険 The New Adventures of Ellery Queen』井上勇訳 創元推理文庫 1961年
『エラリー・クイーンの国際事件簿』飯城勇三訳 創元推理文庫 2005年
『間違いの悲劇 The Tragedy of Errors』飯城勇三訳 創元推理文庫 2006年
【R】
ジョン・ロード(John Rhode/1884~1964 イギリス)
『代診医の死 Dr.Goodwood's Locum』渕上痩平訳 論創社 2017年
クレイグ・ライス(Craig Rice/1908~1957 アメリカ)
『眠りをむさぼりすぎた男 The Man Who Slept All Day』森英俊訳 国書刊行会 1995年
サックス・ローマー(Sax Rohmer/1883~1959 イギリス)
『骨董屋探偵の事件簿 The Dream Detective』近藤麻里子訳 創元推理文庫 2013年
【S】
ロバート・J・ソウヤー(Robert J. Sawyar/1960~ カナダ)
『ゴールデン・フリース GOLDEN FLEECE』内田昌之訳 ハヤカワ文庫SF 1992年
ジョルジョ・シェルバネンコ(Giorgio Scerbanenco/1911~1969 イタリア)
『傷ついた女神 Venere privata』熊木信太郎訳 論創社 2014年
ジョルジュ・シムノン(Georges Simenon/1903~1989 フランス)
『モンド氏の失踪 La fuite de Monsieur Monde』長島良三訳 河出書房新社 2011年
デレック・スミス(Derek Smith/1927~2003 イギリス)
『悪魔を呼び起こせ WHISTLE up the DEVIL』森英俊訳 国書刊行会 1999年
T. S. ストリブリング(Thomas Sigismund Stribling/1881~1965 アメリカ)
『カリブ諸島の手がかり Clues of the Caribbees』阪鬼一郎訳 国書刊行会 1997年
『ポジオリ教授の冒険 Dr.Poggioli:Criminologist』霧島義明訳 河出書房新社 2008年
【T】
【U】
【V】
S. S. ヴァン・ダイン(S. S. Van Dine/1888~1939 アメリカ)
『カナリヤ殺人事件 The Canary Murder Case』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『グリーン家殺人事件 The Greene Murder Case』井上勇訳 創元推理文庫 1959年
『僧正殺人事件 The Bishop Murder Case』日暮雅通訳 集英社文庫 1999年
【W】
【X】
【Y】
【Z】
イズレイル・ザングウィル(Israel Zangwill/1864~1926 イギリス)
『ビッグ・ボウの殺人 THE BIG BOW MYSTERY』吉田誠一訳 早川書房 1980年
【アンソロジィ】
『シャーロック・ホームズの栄冠 THE GLORIES OF SHERLOCK HOLMES』北原尚彦編訳 論創社 2007年
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ネタバレ書評を読んで、その日の内に借りてきました。
ミステリ作家でロッカーな山口雅也氏は「ミステリが辿ったかもしれない、もうひとつの歴史を示唆している」とコメントしたそうな。
ストリブリングの生んだイタリア系アメリカ人心理学者のヘンリー・ポジオリ教授。
自ら事件に首を突っ込むのではなく、ある事件を偶々解決してしまったが為にマスコミに「アメリカのシャーロック・ホームズ」と持ち上げられ、行く先々で事件に巻き込まれてしまいます。
それを嫌がる一方で、難解なパズルを解くという知的好奇心と虚栄心から、結局事件に関わり最終話では探偵小説として考えられない結末が待っているとか…そんなん言われたら読まずには居られないジャン!!
ポジオリの活躍する中編5作は高い評価を受け、その三年後ポジオリは奇跡の復活、更に十年のブランクを経てエラリー・クイーンの呼びかけでみたびポジオリの物語は執筆されました。
中短編合わせて36作。
以下あらすじと感想。
亡命者たち…キュラソー島に亡命したベネズエラの前独裁者とその秘書。彼らと共に朝食を摂ったホテルのオーナーが、ワインに仕込まれた毒によって死亡した。
警視は全独裁者がホテルのオーナーに女を取られた復讐の為に殺害したと考えるが、前独裁者は秘書が自分を殺そうとして誤ってオーナーが死んだと主張する。疑いをかけられた秘書は、三人が部屋を空けた隙に某国の殺し屋が前独裁者を亡き者にしようと毒を仕込んだと言い張り…
偶々居合わせたポジオリが捜査を手伝う事になり、この事件を解決した為名探偵として有名になってしまうのです。
それにしても、(反転)読み終えて判る、タイトルの意味!ラストを暗示しているようで上手いなぁって思った(反転終わり)。
因みに、この前独裁者は他2作品に登場するそうです。
カパイシアンの長官…カパイシアンの長官から呼ばれてハイチにやって来たポジオリ。長官は、ヴードゥー教の魔術師のトリックを暴いて欲しいと言う。
争い事に巻き込まれたくないポジオリが何とかして逃げようと言い訳をあれこれ考えるけど、結局巻き込まれてしまうのが可笑しい。
そもそも(反転)アジトに乗り込む為の囮(反転終わり)としてしか役にたってないのが探偵小説にあるまじき展開ですごい。ポジオリより長官の方が上手だった。
アントゥンの指紋…マルティニーク島で知り合った勲爵士と犯罪論議を交わし、次にこの島で起こった事件を解決する事でどちらの主張が正しいか決めようという事になった。
都合良く(?)国立銀行で起きた金庫破りの解決に乗り出す二人。金庫に唯一残されていた指紋は、詐欺師・アントゥンのものだったが、彼は金庫破りなどしない筈で…
クリケット…バルバドス島でクリケットの試合後、一人の選手が殺害された。容疑者はすぐに捕まったが、警察署へ連行中に逃げられてしまう…被害者の父親から「容疑者を無事に島から逃げられるよう手助けして欲しい」と頼まれたポジオリ。どうやら被害者には公金横領疑惑があり、父親で銀行家の准男爵は事件を公にしたくはないようで…
これ、事件はそんなに面白くないけど、展開が良い。真相が解明された時の喪失感と、探偵としての名声が高まってきた事による虚栄心との間で葛藤する人間臭い探偵像を描いているのですが、オチまで読むと…すごく…ポジオリって天才でも奇人でもない、ただの人なんだなぁって微笑ましくなる^^^この話のオチが一番好きかも。
ベナレスへの道…トリニダード島にあるインド人居住区で新妻が首を切断され殺された…ちょっとした好奇心から一夜を明かした寺が事件現場であった為、ポジオリは窮地に追い込まれ…
衝撃的展開!!!
過ぎて感想なにを書いていいのかワカラナイ…
ただ、読んで良かったと思う。これが、もうひとつのミステリの歴史…
てゆうか れきし って打って真っ先に 轢死 が出てくるPCドウなの。
ミステリ作家でロッカーな山口雅也氏は「ミステリが辿ったかもしれない、もうひとつの歴史を示唆している」とコメントしたそうな。
ストリブリングの生んだイタリア系アメリカ人心理学者のヘンリー・ポジオリ教授。
自ら事件に首を突っ込むのではなく、ある事件を偶々解決してしまったが為にマスコミに「アメリカのシャーロック・ホームズ」と持ち上げられ、行く先々で事件に巻き込まれてしまいます。
それを嫌がる一方で、難解なパズルを解くという知的好奇心と虚栄心から、結局事件に関わり最終話では探偵小説として考えられない結末が待っているとか…そんなん言われたら読まずには居られないジャン!!
ポジオリの活躍する中編5作は高い評価を受け、その三年後ポジオリは奇跡の復活、更に十年のブランクを経てエラリー・クイーンの呼びかけでみたびポジオリの物語は執筆されました。
中短編合わせて36作。
以下あらすじと感想。
亡命者たち…キュラソー島に亡命したベネズエラの前独裁者とその秘書。彼らと共に朝食を摂ったホテルのオーナーが、ワインに仕込まれた毒によって死亡した。
警視は全独裁者がホテルのオーナーに女を取られた復讐の為に殺害したと考えるが、前独裁者は秘書が自分を殺そうとして誤ってオーナーが死んだと主張する。疑いをかけられた秘書は、三人が部屋を空けた隙に某国の殺し屋が前独裁者を亡き者にしようと毒を仕込んだと言い張り…
偶々居合わせたポジオリが捜査を手伝う事になり、この事件を解決した為名探偵として有名になってしまうのです。
それにしても、(反転)読み終えて判る、タイトルの意味!ラストを暗示しているようで上手いなぁって思った(反転終わり)。
因みに、この前独裁者は他2作品に登場するそうです。
カパイシアンの長官…カパイシアンの長官から呼ばれてハイチにやって来たポジオリ。長官は、ヴードゥー教の魔術師のトリックを暴いて欲しいと言う。
争い事に巻き込まれたくないポジオリが何とかして逃げようと言い訳をあれこれ考えるけど、結局巻き込まれてしまうのが可笑しい。
そもそも(反転)アジトに乗り込む為の囮(反転終わり)としてしか役にたってないのが探偵小説にあるまじき展開ですごい。ポジオリより長官の方が上手だった。
アントゥンの指紋…マルティニーク島で知り合った勲爵士と犯罪論議を交わし、次にこの島で起こった事件を解決する事でどちらの主張が正しいか決めようという事になった。
都合良く(?)国立銀行で起きた金庫破りの解決に乗り出す二人。金庫に唯一残されていた指紋は、詐欺師・アントゥンのものだったが、彼は金庫破りなどしない筈で…
クリケット…バルバドス島でクリケットの試合後、一人の選手が殺害された。容疑者はすぐに捕まったが、警察署へ連行中に逃げられてしまう…被害者の父親から「容疑者を無事に島から逃げられるよう手助けして欲しい」と頼まれたポジオリ。どうやら被害者には公金横領疑惑があり、父親で銀行家の准男爵は事件を公にしたくはないようで…
これ、事件はそんなに面白くないけど、展開が良い。真相が解明された時の喪失感と、探偵としての名声が高まってきた事による虚栄心との間で葛藤する人間臭い探偵像を描いているのですが、オチまで読むと…すごく…ポジオリって天才でも奇人でもない、ただの人なんだなぁって微笑ましくなる^^^この話のオチが一番好きかも。
ベナレスへの道…トリニダード島にあるインド人居住区で新妻が首を切断され殺された…ちょっとした好奇心から一夜を明かした寺が事件現場であった為、ポジオリは窮地に追い込まれ…
衝撃的展開!!!
過ぎて感想なにを書いていいのかワカラナイ…
ただ、読んで良かったと思う。これが、もうひとつのミステリの歴史…
てゆうか れきし って打って真っ先に 轢死 が出てくるPCドウなの。
今日はスタバでご飯!
と張り切って行ってきたけど、お目当てのピーチは既に本日分完売だった…
仕方ないので、店員さんが勧めてくれた、今ネット上で話題だとかゆう「マンゴーフラペにホワイトモカシロップ足すと白桃味になる!」てやつとスコーンを注文した。
ウン、普通にマンゴーだった。
チャイラテ氷抜き頼めば良かったかな…
桃は絶対リベンジする!
で、帰宅後風呂上がりに窓際でGを発見してしまった…
おおん…ついに我が家にもやつが…おぼおおおb
噂だと、糊剥がしですかね、揮発性高いやつ…検索したら出てきた、ソルベント。
これが凄いGに効くそうで…買ってこようかなってウチにあるかも。
ただ、Gを溶かし殺すそうなので、後始末の事考えると萎える。
コンビニ厨房でバイトしてた時は熱湯で茹で殺してたけど…
ほいでもって明日、台風だけど会社の飲み会^^^
前回の飲み会ではワインとアヒージョの組み合わせでげろまみれでした。
過去のげろ酔事件を振り返ると、アルコールと油の組み合わせで死ねる結果っぽいので、油物は食べないでおこうとオモウ。
と張り切って行ってきたけど、お目当てのピーチは既に本日分完売だった…
仕方ないので、店員さんが勧めてくれた、今ネット上で話題だとかゆう「マンゴーフラペにホワイトモカシロップ足すと白桃味になる!」てやつとスコーンを注文した。
ウン、普通にマンゴーだった。
チャイラテ氷抜き頼めば良かったかな…
桃は絶対リベンジする!
で、帰宅後風呂上がりに窓際でGを発見してしまった…
おおん…ついに我が家にもやつが…おぼおおおb
噂だと、糊剥がしですかね、揮発性高いやつ…検索したら出てきた、ソルベント。
これが凄いGに効くそうで…買ってこようかなってウチにあるかも。
ただ、Gを溶かし殺すそうなので、後始末の事考えると萎える。
コンビニ厨房でバイトしてた時は熱湯で茹で殺してたけど…
ほいでもって明日、台風だけど会社の飲み会^^^
前回の飲み会ではワインとアヒージョの組み合わせでげろまみれでした。
過去のげろ酔事件を振り返ると、アルコールと油の組み合わせで死ねる結果っぽいので、油物は食べないでおこうとオモウ。
昨年末読みました。
1981年の今日、作者ジョン・フランクリン・バーディンが亡くなったという事で慌てて感想アップする。
ハープシコード奏者のエレンは二年間の入院生活を経て、今日、愛する夫、バジルの元へ帰宅する。
二年前、バジルと結婚してから突然パニック障害に陥り、演奏も出来なくなってしまった為、精神病院に入院していたのだ。
喜びに満ち溢れるエレンだが、自分の不在中に夫が心変わりしていないか疑ってしまう。
二年振りの我が家で、早速ハープシコードの練習をしようとするが、どこを探しても鍵が見付からない。代わりに、自分のものではないファンデーションと趣味に合わないパーティーバックを見付けてしまう。
鍵探しに非協力的なバジルの態度から、彼が自分にハープシコードを弾かせたくないのではと疑うが、バジルは新作の譜面を読むのに夢中になっていたと謝罪し、あっさり鍵を見付けてしまう。鍵は、最初からハープシコードの蓋に差し込まれたままだったのだ。
混乱するエレン。場面は一転し、女学生が雨の中ファンレターを投函する様子が描かれる。それは音楽学校時代のエレンだった。歌手のジミーに学校新聞の取材を申し込む手紙で、エレンは彼から返事がきたらどうしようと心躍らせながら寮へ戻る。
しかしそこにいたのは厳格な父親で、母親が死んだというのに出歩いているエレンを捕まえ死体の前に跪かせる…
と思ったらそれはエレンの幻覚で、普通に寮に戻っていた。同級生にジミーに手紙を送った事、週末には一人ででもジミーの出るクラブに行くという意志を伝える。
再び場面は現在へ。(自称)芸術家のバジルの姉に会う為カフェに来ているエレン。エレンはバジルの姉が苦手だったが、退院報告をする為しぶしぶ会う事にしたのだ。
なんやかんやで義姉の家に連れて行かれるエレン。そこで会ったのはかつての恋人で、自分が殺した筈のジミーだった…
場面転換と、過去と現在の混在でなかなか読みにくい(時々フォントが新ゴになるのに苛々してたけど、成程そうゆうアピールなのね…)。
その上主人公エレンに共感出来んかったので結構しんどかったです。
しかし話としては、この時代(1948年発表)にこのネタを書ききったって、凄いです。今となってはわりかし陳腐な設定なんですが、展開がえげつないというか…辛い^^^
最後の怒涛の展開に
「あれ、もう数ページしか残ってないんだけど、こっからドウ解決するの?」
と思ってたら真逆のオチ。そ、そんなぁ!!
(ネタバレ反転)タイトルの如く、青尾蝿を喰った悪魔は野に放たれたって事ですよね…(反転オワリ)おそろしや…
いやはや、悩める作家・法月麟太郎氏が高く評価したのも頷けますわ。
1981年の今日、作者ジョン・フランクリン・バーディンが亡くなったという事で慌てて感想アップする。
ハープシコード奏者のエレンは二年間の入院生活を経て、今日、愛する夫、バジルの元へ帰宅する。
二年前、バジルと結婚してから突然パニック障害に陥り、演奏も出来なくなってしまった為、精神病院に入院していたのだ。
喜びに満ち溢れるエレンだが、自分の不在中に夫が心変わりしていないか疑ってしまう。
二年振りの我が家で、早速ハープシコードの練習をしようとするが、どこを探しても鍵が見付からない。代わりに、自分のものではないファンデーションと趣味に合わないパーティーバックを見付けてしまう。
鍵探しに非協力的なバジルの態度から、彼が自分にハープシコードを弾かせたくないのではと疑うが、バジルは新作の譜面を読むのに夢中になっていたと謝罪し、あっさり鍵を見付けてしまう。鍵は、最初からハープシコードの蓋に差し込まれたままだったのだ。
混乱するエレン。場面は一転し、女学生が雨の中ファンレターを投函する様子が描かれる。それは音楽学校時代のエレンだった。歌手のジミーに学校新聞の取材を申し込む手紙で、エレンは彼から返事がきたらどうしようと心躍らせながら寮へ戻る。
しかしそこにいたのは厳格な父親で、母親が死んだというのに出歩いているエレンを捕まえ死体の前に跪かせる…
と思ったらそれはエレンの幻覚で、普通に寮に戻っていた。同級生にジミーに手紙を送った事、週末には一人ででもジミーの出るクラブに行くという意志を伝える。
再び場面は現在へ。(自称)芸術家のバジルの姉に会う為カフェに来ているエレン。エレンはバジルの姉が苦手だったが、退院報告をする為しぶしぶ会う事にしたのだ。
なんやかんやで義姉の家に連れて行かれるエレン。そこで会ったのはかつての恋人で、自分が殺した筈のジミーだった…
場面転換と、過去と現在の混在でなかなか読みにくい(時々フォントが新ゴになるのに苛々してたけど、成程そうゆうアピールなのね…)。
その上主人公エレンに共感出来んかったので結構しんどかったです。
しかし話としては、この時代(1948年発表)にこのネタを書ききったって、凄いです。今となってはわりかし陳腐な設定なんですが、展開がえげつないというか…辛い^^^
最後の怒涛の展開に
「あれ、もう数ページしか残ってないんだけど、こっからドウ解決するの?」
と思ってたら真逆のオチ。そ、そんなぁ!!
(ネタバレ反転)タイトルの如く、青尾蝿を喰った悪魔は野に放たれたって事ですよね…(反転オワリ)おそろしや…
いやはや、悩める作家・法月麟太郎氏が高く評価したのも頷けますわ。
今年の3月に、内蔵吐きそうになりながら名古屋の鳥瞰図描いてた仕事の印刷媒体を送ってもらった!
これ!チラシとシール。
メイン印刷物のA48頁観音開きリーフレットはもらえなかったけど(デザイン担当の事務所が1部しかもらえなかったそうなので)。
やっぱり、刷り上がりがあるのとないのでは達成感が全然チガウね!
名古屋市が子育て支援してるよってゆうPR用の発行物だので、市役所に行けば手に入りそう。
取り敢えず近場の区役所にアタックしてみる!
関係ないけど、お風呂で海野十三の千早館の迷路について色々考えてた…トリック云々ではなく被害者の効率的な殺害方法について。ほんとドウでも良いけど(ネタバレ反転)吸血目的の殺人なんだから、あんな入口で首ぶった斬っちゃったら効率的に血を採取出来ないじゃないか…流れた血が地下に貯まるような設計がされてれば別だけど…でも血以外の体液とかもろもろ採取されそうだよね、濾過すんのか?衛生的にドウなの。寧ろ被害者を生きたまま千早館まで連れて来たんなら、子爵んとこまで連れて来てじわじわ採血した方が良くね??生かしておけば暫く飲み放題(とまではいかないが)じゃね??それに四年間で七人の犠牲者って、少ないような…発作的にがぶ飲みしたくなるんかしゃん。(反転オワリ)てね!
あと、パスタを茹でずにカルボナーラ作れたんでメモ。
半日水にパスタ浸してふやかして、水切ってコンソメと牛乳と適当な野菜入れてレンジ2分。
混ぜてもっかいレンジ1分。卵を割り入れてもごもご牛乳と混ぜる。卵混ぜてたとこのパスタを反対側に移動させて全体を和えるようにする。
これ!チラシとシール。
メイン印刷物のA48頁観音開きリーフレットはもらえなかったけど(デザイン担当の事務所が1部しかもらえなかったそうなので)。
やっぱり、刷り上がりがあるのとないのでは達成感が全然チガウね!
名古屋市が子育て支援してるよってゆうPR用の発行物だので、市役所に行けば手に入りそう。
取り敢えず近場の区役所にアタックしてみる!
関係ないけど、お風呂で海野十三の千早館の迷路について色々考えてた…トリック云々ではなく被害者の効率的な殺害方法について。ほんとドウでも良いけど(ネタバレ反転)吸血目的の殺人なんだから、あんな入口で首ぶった斬っちゃったら効率的に血を採取出来ないじゃないか…流れた血が地下に貯まるような設計がされてれば別だけど…でも血以外の体液とかもろもろ採取されそうだよね、濾過すんのか?衛生的にドウなの。寧ろ被害者を生きたまま千早館まで連れて来たんなら、子爵んとこまで連れて来てじわじわ採血した方が良くね??生かしておけば暫く飲み放題(とまではいかないが)じゃね??それに四年間で七人の犠牲者って、少ないような…発作的にがぶ飲みしたくなるんかしゃん。(反転オワリ)てね!
あと、パスタを茹でずにカルボナーラ作れたんでメモ。
半日水にパスタ浸してふやかして、水切ってコンソメと牛乳と適当な野菜入れてレンジ2分。
混ぜてもっかいレンジ1分。卵を割り入れてもごもご牛乳と混ぜる。卵混ぜてたとこのパスタを反対側に移動させて全体を和えるようにする。