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ちょっと大阪行ってまして、帰りの電車待ちの時間潰しに購入して即読み。
ネタバレ書評読んでなお面白そうと思ったんだ。
推理小説としては頁数少なくて三時間位で読めました。
というか、凄く詠み易くって、事前に騙されんように注意深く読めという事を頭に入れ人物メモしながら読んでたけど、リーダビリティが高いってゆうんですか、ほんとすいすい読める。中断したくないんよ、人物に感情移入する余裕なく読み進めました。
ロートレックの絵もカラーで挿入されててお得感。
フェア/アンフェア云々言われてたわしいけど、そんなんドウでも良くね??
と、批評家に批判的な私は思う訳でして…
私は、あからさまな作者の独り善がりでない限り、読者が犯人やら犯行手口やら推理して正解出来る様に書かなアカンとは思ってないので…いかに心揺さぶられるか、琴線をかき鳴らされるか、そうきたかーーー!て思わされるかに重点を置いているからさ…

兎に角、私としては読んで良かったと思える作品でした。
筒井康隆ってすごいんだな。
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あけましておめでとうございます
ことしもよろしくおねがいいたします

と、いう訳で本日仕事始めでございました。
熱田神宮の初えびすにお参り行って、ふつうにお仕事です。
事務所で使ってるスリッパ洗濯したのに忘れてきちゃうわ、
タンブラーの蓋がほんのり開いててカバンに中身ぶちまけちゃうわで早速後厄の洗礼を受けてます/(^o^)\

今、ユダの窓読んでて、噂の「ガブリ、ガブリ。」が出てきたけど想像以上にガブリガブリしててちょっと動揺した。

恩地孝四郎/書籍の風俗

野村胡堂/古銭の謎、死の舞踏(ダンスマカブル)、呪の金剛石(ダイヤモンド)、死の予告、法悦クラブ、葬送行進曲、判官三郎の正体、流行作家の死、水中の宮殿、笑う悪魔、眠り人形、天才兄妹、向日葵の眼、身代りの花嫁、焔の中に歌う、銭形平次捕物控 266処女(おとめ)神聖、270転婆娘、272飛ぶ若衆、273金の番、274贋金(にせがね)、275五月人形、276釣針の鯉、277和蘭(おらんだ)の銀貨、281用心棒、随筆銭形平次 12銭形平次以前、18平次読む人読まぬ人—三人の政治家—
胡堂の探偵小説はトリックとか全然関係なく犯人指名するタイプやなー、超常現象もあるし。
探偵役は銭形平次以外に、新聞記者の千種(ちぐさ)十次郎と早坂勇のコンビ、千種の年上の友人で警視庁の花房一郎、神出鬼没の怪盗・判官三郎がいる。あとは少年少女向けの少年少女探偵ね。花房以外は大抵イケメン美少女づくし。このへんなんとかならんかったのか。
千種・花房が出ている「笑う悪魔」は未完である。
それにしても、ネタバレタイトル過ぎて…モウ…

萩原朔太郎/猫町 散文詩風な小説、ウォーソン夫人の黒猫、三人目の患者

小酒井不木/誤った鑑定、怪談綺談、恐ろしき贈物、安死術、狂女と犬、外務大臣の死、メデューサの首、変な恋

泉鏡花/活人形
探偵活劇である。本間はドウなった。

折口信夫/死者の書
釈迢空(しゃくちょうくう)の名で発表した小説。古代エジプトでミイラと一緒に墓に入れてた「死者の書」を日本版にしたもの。最初の死体の魂が蘇っていくシーン、なかなか良いと思った。

海野十三/恐しき通夜、階段




来年は乱歩作品がブヤッとアップされるだろうから今から楽しみ~~^^^
ちょっと前だけど、12日(土)に本郷のL galleryというところでやっていたフジイフランソワ展に行ってきました。
前日に喉を痛めて(というか豪雨に打たれて濡れたままいちにち過ごしたから)調子悪かったけど、行って良かったフランソワ。

解説の女性の話によると、フジイさんは独学で日本画を勉強したそうな。
岩絵具だけでなく、ルイボスティーも使ってるんだって。
※ルイボスティーは、ティーと付いてはいるがお茶ではなく豆から抽出したもの。故にカフェインを含んでおらず妊婦さんも安心して飲めると近年流行っている飲み物。
あと、聞き取れんかったけど使用してた画材(?)が経年劣化すごくて使うの止めたとか。
不吉なイメージのある鴉も「神の使い」として好んで描くモティーフだとか、大きすぎて展示出来なかった絵のコピーを見せてもらったり(これも鴉モティーフので、私が両手広げた位の大きさあった。150×100)
白椿の兎の絵が私は好きだなぁ。柳に蛙も可愛かったよ(蛙が柳の葉に変化していく絵)

またまた創作意欲漲らせて帰りましたとさ。
今もまだ創作意欲漲らせっぱなしよほんと。描くゆとりがないだけで。

+++++

喰いまくったモンブランも記事にまとめたいけど、取り敢えず今日は昼過ぎに買ってきたケーキを…



カルバトスゆう林檎のお酒のクリスマスケーキです。これ、独りで食うんだぜ…?
テレピアホールで12月23日まで展示されてる岩合さんのねこ展に友人と行ってきました。



岩合さんのサイン、初めて見た。ねこのイラスト、岩合さんに似ているね。

相ッ変わらず猫好きが集うねこ展。ねこ可愛や…しあわせ…
この展示には、愛知県佐久島で撮影された新作も6点展示されています。
あとは安定の世界ネコ歩きからイタリア・スペイン・トルコ・モロッコ・アメリカ・エジプト諸々のにゃんさま。『ハートのしっぽ』のハートのしっぽもいたよ!
それから、岩合さんが飼っていた(という表現が正しいのかわからんが)海ちゃんの写真も。
海ちゃんの子猫時代のあどけない表情から、母親になったあとの凛々しい顔付きへの変貌がカッコイイ。親になると、こんなに変わるんだね。

物販にはマスキングテープとかポーチとか、3Dフィギュア(岩合さんも!)などなど、猫好きの財布の紐を緩ませるグッズがこれでもかと…あこぎやー…
(マステ二種買っちゃったしだし。よわい)


帰宅後、行った作品展のチラシや半券を溜め込んでるファイルを見たら、今年最初に行った展示会は岩合さんのねこ展だった。
ねこに始まりねこに終わる一年…になりそうです。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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