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江戸川乱歩/かいじん二十めんそう、怪人と少年探偵
二十面相は先月読んだのとはまた違う二十面相だよ!あけちせんせいでてないよ!

国枝史郎/さまよう町のさまよう家のさまよう人々、死の復讐
さまよう~は未完だったよ!そんな気がしてたよ!これだから国枝は!

野村胡堂/銭形平次捕物控 168詭計の豆、169櫛の文字、170百足屋殺し、171偽八五郎、172神隠し、173若様の死、174髷切り、178水垢離(みずごり)、179お登世の恋人、260女臼

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シャーロック・ホームズシリーズを読めるサイトを見付けましたので、読んだ事(の記憶が)ない作品を読みだしました。タイトルが訳者によって違うのもあるのでね…

『恐怖の谷』長編。有名な(ネタバレ反転)「バールストン先攻法」の元ネタ(反転おわり)。
『四つの署名』長編。ロマンス。
「プライオリスクール」短編。「三人の学生」タイトル違いかと思ったら違う話だった。これは未読だった。
「三人ガリデブ」短編。ガリデブさんがかわいそう。
「マスグレーヴ家の儀式」短編。
「ボスコム谷の惨劇」短編。これは内容覚えてた。
「ぶな屋敷」短編。未読だった。報酬の良過ぎる家庭教師の仕事を受けるべきか否かの相談にやって来た若い女性。
「グロリア・スコット号事件」短編。読んだ事あるけど、友人宅に厭なやつが来てお父さんが亡くなるとこまでしか記憶になかった。
「隠居絵具師」短編
「覆面の下宿人」短編
「ショスコム・オールド・プレイス」短編
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27年という短い人生で書かれた短編小説、ショートショート、脚本、翻訳・翻案、映画関係の随筆が収録されている。
しかし「薔薇の女」は未収録。これ結構好きな話なので残念。

温の小説はどれもだいたい救いがないオチで、不幸な主人公は最後まで不幸なまま終わる。
小説なんだからもっと希望ある終わり方しても良いジャン!て思うけど、その不条理の前に成す術なく仆れる彼らの哀しみが、温の小説の魅力でもあって…うーん。

個人的に、一番好きなのは「兵隊の死」。温の代表作に挙げられる筆頭作品だので普通の選択っちゃ選択なのだが…好きなんだもの!著作権とか諸々でひっかからないならサイレント漫画にしてみたいって何年も思ってる。あと「薔薇の女」!

横溝正史と一緒に新青年の編集してた頃の新青年が見たい。めっちゃモダンな紙面作りだったらしく…収録作品の系統も森下雨村時代とは変わってしまい、乱歩が嘆いたとか…見たい!
後輩と京都へ行ってきた!



伏見稲荷!!





はしゃぐBBA!でっかい蜘蛛イッパイ見ておおはしゃぎしてた。
そして八坂神社へ移動し、あれ!思ってたより八坂神社狭い!(※伏見稲荷が想像以上に広大で途中で挫折した為、基準が伏見稲荷になっている)円山公園うろうろ→歩いて平安神宮へ…



図書館めっちゃカッコイイ!立ち寄る。※図書館は観光地ではありません。
平安神宮見えてきた…→ちょ、フリマ的なのやってる^^→お参りして更に歩いて同志社と京都御所…からの!



とらやーーー!!宇治みぞれ(かき氷の下にもっちり白あんこ入り)とお抹茶セットを食べるのが私の今日最大の目的!うまかった!

京都タワー地下へ潜入して、リプトンのカフェでチャイ飲んだ!リプトン侮ってためっちゃオシャンなカフェやったで…
独り旅だったら絶対行かないところ回れて楽しかった!明日筋肉痛だろうけど!
芥川龍之介/妙な話、報恩記

岡本綺堂/夢のお七、鼠、魚妖、鯉、牛、虎
『鎧櫃の血』収録作品。牛と虎のみ語り手・聞き手が同じで、牛の話を聞いた一年後が虎。干支繋がり。

江戸川乱歩/指環、少年探偵団、かいじん二十めんそう
「かいじん二十めんそう」は講談社『たのしい二年生』連載のものなので、『怪人二十面相』とは内容が違い、ポケット小僧が主役だ!

野村胡堂/乱歩氏と私と、平次と生きた二十七年、銭形平次捕物控 012殺され半蔵、033血潮の浴槽、092金の茶釜、151お銀お玉、153荒神箒、154凧の詭計、155仏像の膝、156八千両異変、160二つの刺青、161酒屋忠僕、162娘と二千両、163閉された庭、165桐の極印、166花見の果て、167毒酒
お関まじイケメン(160)。

国枝史郎/社会主義者に非ず―江戸川乱歩氏へ―、奥さんの家出
国枝は、自分が父のように慕っていた小酒井不木が乱歩に眼をかけていた事を良く思っていなくて、乱歩とは仲が悪かったって話を知っているので、こうゆうの読むとなんかむにゃむにゃする…仕事と私事を一緒にしているというか…

アンブローズ・ビアス/マカーガー峡谷の秘密(妹尾アキ夫訳)
ホラーだよ!しかしオチ読むとホラー要素大分薄く感じる。

谷崎潤一郎/恐怖
パニック障害の話。
・創作篇
息を止める男:デビュー作。これは乱歩が好きそうな話だわ、幻想的というか、刹那的というか…窒息ぎりぎりまで息を止めて恍惚の境地に至る男の話。快楽主義も程々に。

足の裏:変態的趣味を持つ男が思いついた完全犯罪…

蝱(あぶ)の囁き――肺病の唄――:蘭には珍しく、年増の美女がヒロインの話。サナトリウム入院患者の中でも症状が軽度の男女四人の患者達の恋愛事情。

鱗粉:「南海の毒杯」に出てきたトリック元はこれ。悪人が駄目なやつしか出てこない。

雷:室内で雷に打たれて死んだ男。事件記者はその死に疑問を抱き…

腐った蜉蝣:一人の女を巡って不幸になってゆく男達の話。

ニュース劇場の女:昔は映画館でニュース流していたのかな、全然面白くなさそうな映画だ。

黄色いスヰートピー:花の品種改良に心血を注ぐ元同級生の温室で育てられた新種の黄色いスイートピー。ある日黄色いスイートピーだけ鋏で切り取られ…

寝言レコード:大どんでん返し^^

死後の眼(まなこ):タクシー運転手が色盲だった所為で交通事故に遭い、運転手は死亡、乗客の女性は重体となった。事故当時、同乗していたが助かった女性のおじは慰謝料だなんだと騒いでいるが…

黒い東京地図:いい加減、主人公が美少女と出会って事件に巻き込まれるパタン飽きたぞ。

設計室の殺人:密室殺人!スパイ!

匂ひの事件:

睡魔:あれ、これ不木の作品だと思ってた…

楕円の応接間:海野十三っぽい話だな…

電子の中の男:科学小説と見せかけて…

古井戸/『古井戸』の作者のこと 海野十三
刑事の手/あとがき 海野十三
この2作は蘭の死後見付かった原稿、遺作として発表された。どちらも海野十三によって解説が付けられているところが、十三が蘭をSF作家としての後継者とみなしていたんじゃないかなって思わせる。
どちらも主人公の勘違いが引き起こした悲劇で、このパタンの話、私はわりかし好きである。絶望感が。古井戸の方が好きかな。絶望感ともやっとしたものが残る感じが。

・評論・随筆篇

蚯蚓語(みみずのたわごと)/儚:探偵小説を愛読し、蘭に探偵小説への興味を抱かせた母の死を悼むエッセイ/謎の夢久氏:掲載誌には「夢野久作氏の死を悼みて」とあったらしい。『ドグラ・マグラ』出版記念パーティで出会った夢野久作の事。私もドグマグ読んだけど、チャカポコ覚えてない。/新緑蚯蚓語(はつみどりみみずのたわごと)/日本探偵雑誌総まくり/科学小説待望/再び科学小説について/二つの感想/冒険小説のことなど/アンケート
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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