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両国から横浜へこいちじかんかけて移動。
何となく横浜で下車したが観光地っぽいところは近くに無いので本屋でメフィストを立ち読み。なにしにきたんだ・・・
立ち読みついでに綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキーというシリーズが単行本化している情報を得た。文庫になったら買う。

さらに移動して本日(8/20)の宿泊地、関内へ。
さてここからは自称ミステリおたくのおたく旅の醍醐味に触れちゃうんだぜ!


じゃーーーーん

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島田荘司氏御手洗潔シリーズの石岡和己がよく行くとゆうレストランポニー!
ここでエビフライ定食(石岡さんが来ると毎回注文している)を食べるとゆうのが今回の旅の最大の目的なのである。先日行った常滑も食う事が目的だったな…
マァそんな訳で馬車道に近い関内に宿泊。荷物置いて馬車道散策!
馬車道マーク激可愛!看板にも公衆電話にもいる。ベンチにもー!(この馬車道マークを見るのも目的だった)
ぶらーと歩いてユーターンしてポニーへ。二代目マスターの他にはおばちゃん二人とおじいさん一人で運営されてるようで、落ち着いた雰囲気とゆうか、閑散としてるとゆうか。多分昼は凄いんだよ多分。
でエビフライ注文。

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えびは二匹開きになっている。
旨かったよ、普通に。
満腹で宿に戻る途中、私の中の貪欲な私が「いもけんぴ食いたい気分」などとぬかすのでローソン寄ったがなかったのでモンブランプリン購入。旨かった。
眼球がコンタクトの圧力に耐え切れなかったのと、視力を奪われ何も見えなくなったのとで22時過ぎに就寝…今日は殆ど寝て過ごしたな…移動中もほぼ寝て過ごしたし。

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まだまだ続くよ江戸東京博物館。
常設展内にねこづくしという企画展が開催されているというので、ビジネスパートナーに猫を選んだイラストレイターの端くれとして見学してきた。
江戸・東京の猫が描かれた浮世絵や人形、猫彫刻、猫をモチーフにした着物や絵本、レコードなどが展示されていた。
東海道五十三次の猫パロディ、猫飼(びょうかい)なんたらかんたらが面白かった。東海道の地名が猫に因んだ駄洒落に変換されている。はらぶち(おなかに柄入りのぶちねこの絵)、とかかごぶち(かごに入ったぶちねこの絵)とか。興津がおきず(寝ている猫)とか。
男の人の浴衣帯の結び方で「ねこじゃらし」とか可愛いじゃないか。レコードは「黒猫のタンゴ」ね。
うーん、猫ってほんと、金になる。

企画展は撮影エヌジーだったので常設展の写真を。
ここは写真オッケだし一部お触りもオッケなのである。外国人観光客がイッパイ来ていた。ボランティアのおじいちゃんが英語で流暢にガイドしていらしたのに感動した!

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上は なぎなた


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絵草紙売り場


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市川団十郎と禿(かむろ。はげ ではない)


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北斎のアトリエ


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浮世絵製造過程
帰ってきたよ、旅の思い出をだらだら綴るから興味のある人は頑張って読んで下さい。

8/20
約7時間かけて東京・両国の江戸東京博物館へ。
写楽を見る為はるばる7時間。JRで旅費を浮かす為にだらだら7時間。
「写楽 幻の肉筆画」と題打たれているけど写楽はギリシャにあったとゆう扇を含めて3点。
他は狩野派や歌麿、北斎に歌川一派など。
吉原を題材にした絵も多く、布団の上で戯れる遊女と客の絵があって、え、こっからさきは春画コーナーなの?おこさま連れの客とかいるのに出しちゃってダイジョブなの??といらん心配をしたが、やらしいのは一切ないのであしからず。
作品は全てマット加工されて木製の質素な枠に収められていて、雰囲気にあっていた。ちょっと質素過ぎる感も??流石に写楽の肉筆扇は箱入り特設コーナーが設けられておった。
作品は全部で126点。うち5点が北斎の百物語シリーズでテンション上がる。日本画はホラーとか妖怪系が好きなんだ・・・北斎の百物語絵は滑稽画だよね、おどろおどろしさよりもユーモアが感じられる。
菊川英山という人の「風流夕涼三美人」が一番好きです。宴の乱痴気騒ぎを影絵で表現し、その前に三人の美女が夕涼みしているという構図。喧騒から襖いちまい隔たれているだけなのに影を用いた効果で静の空気が感じられます。
あとは歌川国貞の「さかい町中村座楽屋之図」。センター左よりにやっくん(薬丸さんであり、桜塚ではない)にちょう似てる人が描かれている!やっくんこんな時代から活躍してたのか。
・グラス氏の失踪
犯罪心理学者とブラウン神父。これはとてもユーモアに満ちてる。面白い。
駄洒落、うまく翻訳したなと思った。みすった!

・泥棒天国
ブラウン神父、山賊に出会う。

・ヒルシュ博士の決闘
チェスタトンお得意のアレ。

・通路の人影
これは痛烈なアイロニーだよね、天に唾吐きゃ己にかかるってゆう。
ブラウン神父が裁判に来てて吃驚した。

・器機のあやまち
所謂嘘発見器の話。なんだか乱歩の心理試験を思い出す。全然関係ないけど。

・シーザーの頭
恐喝の話。古いコインより今使える紙幣の方が値打ちがあるよね。

・紫の鬘
神父、心霊実在論者にされる。ジャーナリストが正しくジャーナリズム出来なかった時代のもどかしさ。

・ペンドラゴン一族の滅亡
財産相続の話。これはあんまり好きじゃないかな・・・

・銅鑼の神
人を殺すなら、被害者と二人きりの時を選びますか。
賢い人なら大衆の眼の前でたった一人を殺しちゃうんだぜ。『アメリカ銃の謎』然り『ローマ帽子の謎』然り『夜歩く』然り・・・
そもそも本当に賢い人は人を殺したい程憎んでも行動に移さない。

・クレイ大佐のサラダ
俺は呪われているんだ・・・!と思い込んでいる人が命を狙われる話。みんなは狂人の戯言だと思っている。
悪魔が来たのでピストルで撃ったらくしゃみしたってゆう。
ちゃんとくしゃみの理由はあります(でもそのくしゃみも迷信のような・・・うにゃむにゃ)

・ジョン・ブルノワの珍犯罪
ブルノワってブルジョワに似てる。金持ちっぽいけど別段金持っている人の話ではない。
鈍感がここまでくると犯罪級って事でオッケ?

・ブラウン神父のお伽噺
番人小屋に囲まれ厳重な警備がしてあり、なおかつ住民に徹底的な武装解除を命じた城主が銃殺されたという伝説の解答。
金曜なので19時頃見に行ってきました。人が少なくて見やすかった。
ウィリアム・モリスの作品で一番好きなのは(案の定)いちご泥棒です。可愛い。
「森」というタペストリーも動物たちが浮き出てみえて迫力あった(が、上の方に展示されてて最初見落としていた)
「ギリシャ風の椅子」は、凭れたらひっくり返るな、と思った。なんか全体的に椅子作品は座ったら尻痛くなりそうなのが多かった。あと、背凭れ低い。流行ってたのかな。
絵本の挿絵や詩集の表紙、装飾文字は創作意欲を掻き立てられます。ぜんぶビアズリーの絵に見えるのはちょっとした病気だとおもう。線画=ビアズリーという刷り込み。
他にもグラス等のガラス製品、真鍮の燭台、陶器やら。ガラス製のグラスは曲線とかいい。シンプルなのがいい。焼き物系はあんま好きじゃないな・・・絵を描き入れる必要性が判らん。素材の色を楽しめば良いジャン。でも瑠璃色の幾何学模様はいいな、色は1、2色が一番奇麗だと思う。
三国荘みたいな内装の家に住みたいッ

張り切って見に行ったは良いが、やはりワイエス程の感動とか衝撃は受けなかったな・・・
改めてワイエスってすげー!と思った。

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エグチマサヤ
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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