世間知らずは箱庭から出て生きてゆけるのか

たらたらと引越準備をすすめつつ、引越先へ通っているのだが、
先週行ったら換気扇の掃除の事で大阪の業者から説明を受け、
換気扇は月イチでフィルタ掃除して、二ヶ月にいっぺん中のドラム解体してマジックリンに付け置きして歯ブラシで奇麗に掃除してくれ、少なくとも2～3時間かかるけど。
と言われ、でもこの業者用のフィルタ付けておけば月イチ交換で掃除しなくてダイジョブです、市販のだとぺらいのであんま意味ないです、一枚600円ですこの換気扇タイプだと2枚必要です市販されてませんまとめ買いできますよ一万五千円です。
て言われて色々面倒だったから現金払いで買ったのよ。
そいたら今日名古屋の業者が来て、大阪からの業者のはうちより200円位高いです、2週間以内ならキャンセルできますよお金戻ってきます、フィルタは100均で売っているのでもダイジョブですよ大阪のキャンセルしてうちの買いますか初回分だけ売ってます一枚400円です。
てゆってた。
「100均でも売っているものを何でおたくは400円で売ってるの」って聞いてやりたかったが、そこは大人の対応で聞き流しておいた。業者はそこんとこ私に感謝すべき。
キャンセルしても振込みとか返品とか色々面倒だからフィルタの件はドウでもいいんだけど、
世間知らずであるがゆえに完全にカモられたぜあーあ。
こうやってどんどん人間不信が加速してゆくんだー・・・
信じられるのは、金だけだ・・・

これとはまた別のネタなんだけど、今まで自分が寝ていたベッドはシングルだと信じて疑っていなかったので、新しいベッドカヴァをシングルサイズで買ってきたらダブルだと知った。
ダブルってあんなに狭いの？？　え、じゃ今後シングルサイズで寝る予定なんだがどんだけ狭くなるの・・・ガタブル
ダブルサイズだと8000円超なのでシングルサイズにギュウギュウに押し込めて使用します。

WORKS 2009

専門学校の展示会に行ってきたよ、本当は全然行く予定なかったのだが社長が偶々学校休みだから行くかってなって行ってきたのだ。
久方振りの久屋大通・・・2月までここに事務所があったのだ。アーもう半年以上経ってんのかー引っ越して！
本当に時の流れは速い・・・年を取った証拠じゃ・・・
で、展示会。ヒゲがおった。
展示されていたのは山崎先生の授業課題で、セイヴ・ミーと雑誌表紙デザインとなんか。
・・・セイヴ・ミー・・・何かの手違いで学校に飾られておった虎おばちゃん回収しに行かなきゃ・・・
てゆうかビアズリーの模写も返還希望しとこう・・・心血注ぎまくったビアズリー模写・・・
なんか写真撮るの上手いひといた！　あと、みんなちゃんと広告してた。
・・・たったいちねんで、時代は変わるものだなぁ・・・
私の時も広告とかデザインとかメインで教えて貰えていたら・・・山崎先生がいちねんせいの時から来てくれていたら・・・

あ、昨日某大手企業の社内報にDTPでミスがあった事が発覚した。
完全に私のミスであった。
だのでこれでもちょっと落ち込んでおるだよ・・・

本に埋もれて生活したい

引越に向けて着々というかもそもそ片付けています。
しかし・・・本が・・・多い・・・
泣く泣く120冊程サヨウナラしたけどまだまだ多い・・・
冊数もだけど、一冊の厚みが・・・5センチとかあるよね・・・京極とか二階堂さんは。
いやいや、海外ものも結構・・・
あとは高木彬光と横溝正史の量が・・・ううん・・・
京極は分厚過ぎるのでどすこい。と巷説以外は諦めました。二階堂黎人も人狼城が分厚いうえに4部作なので諦めリスト入りしました。あと大塚英志も・・・民俗学一時はまってたけどもうブームはこないかな・・・じゃあ柳田氏も置いて行くか？？　うーん・・・有栖川有栖も結構際どいラインだ。
取り合えず絶対持って行くのは綾辻行人と上野先生と島田荘司と横溝正史と高木彬光と乱歩の少年探偵シリーズ（まだ4冊しかないけど。これから全26巻集めるの！）とエラリー・クイーンとジル・マゴーンとか海外ミステリ全部！
と、デザイン・アート関係の本と巷説漫画。
ああああーー・・・部屋に入りきらなさそう。いや、入るけど生活空間がますます狭くなる。でも本のある生活は心を豊かにするんだよ・・・ニコッ

専門友達に連れて行ってもらったフランフランにこはまり（＝ややはまった、の意）した。
今日カーテンオーダーしてきた！　ちょっと調子乗った！
いや、既製品だとつんつるてんになるから仕方ないんだ！
あとは多分水周りのものをフランフランで調達してきそう。
おおお・・・今月のカード明細見るのおそがい。

流行病に御用心

先週体調不良で云々書いたが、今週は本格的に体調不良に陥りました。

またしても明け方に悪寒と熱っぽさで眼が覚めた。
あんまり寒いので、空気は振動で発熱する事から自分もがたがた震えてみた。
結果、ボロ家が横揺れしただけだったよ。当然か。
熱っぽさが先週の比ではないと本能的に感じ取り、いつもよりも早い時間に起きて熱測定。
・・・39度・・・
さんじゅうきゅうどって約10年前に弟と一緒に罹ったインフルエンザ以来だよ！
・・・あれ、て事はインフルなの？？
高熱と関節の痛みってまさにインフル症状じゃないかーとばかりに取り合えず社長に今日は休みます電話して、がたがたしながら着替えて病院へ行った。
インフル患者と予備軍隔離的診察室前で待機させられる。眠さとだるさでぐだぐだ。
そしたら普通の診察室の方で呼び出されて「胃腸風邪でしょ」と言われる。いやいやあんた診察してないジャン！
今週来週仕事が締め切り地獄なんですと訴え念の為インフル検査。鼻の痛みを耐え暫し待つ・・・
やっぱり胃腸風邪でした！　良かった！
先週の胃腸風邪（シロウト診断）は完治していなかったのだなぁ・・・
でもなんであんなに高熱が出たんだろう・・・
熱は、家に辿り着く頃にはピークを過ぎて食欲も出てきたし何だかんだで翌日から仕事復帰しました。
そういえばその日の夜、業者から電話があって「確認の為生年月日お願いします」と言われ
「せんはっぴゃくきゅうじゅ・・・じゃなかった、はちじゅうさんねん・・・」
と普通に答えて「1800年代はありえないです」と普通に返された。
どうせならもっと面白くつっこみしてくれればよいものを・・・

みんなも風邪には気をつけて！

犯行現場の作り方／安井俊夫

一級建築士によるミステリに出てくる奇妙な建物を建築図面に落とし込み、ついでに建築にどれだけのお金がかかるのかを調査した本。

調査された家たち・・・

●十角館　（綾辻行人『十角館の殺人』）
●8の字の家　（我孫子武丸『8の殺人』）
　長ーい廊下のロッジ　（歌野晶午『長い家の殺人』）
　居留地建築＋インド様式なホテル　（篠田真由美『玄い女神』）
　十字屋敷　（東野圭吾『十字屋敷のピエロ』）
●3連ドームハウス　（森博嗣『笑わない数学者』）
　82ｍの塔　（法月綸太郎『誰彼』）
●ちょう有名な武家屋敷　（横溝正史『本陣殺人事件』）
　逆L字型の家を真っ二つにした家　（江戸川乱歩『三角館の恐怖』）
●傾いた家＋傾いた塔　（島田荘司『斜め屋敷の犯罪』）

読んだ事ある小説には黒丸付けてみました。うーん半分しか読んでないか、まだまだ未熟者だな。
この中で最も気になるのは乱歩です、ちょう資産家の父親が「より長生きした方に全財産相続させる」という遺言を残した事から、仲の良かった兄弟が、その家族ぐるみで険悪になって40年以上も同じ敷地に住んでいるってゆう話・・・気が滅入るね！　たとい家を真っ二つに区切っても玄関で鉢合わせしたらテンション下がるよね。
この話の元ネタはスカーレットの『エンジェル家の殺人』良く聞くけど読んだ事ないな・・・
で、この家の凄いのは1890年頃に建てられた家を1920年に改築（家を真っ二つに区切った）したときになんとホームエレベータを設置したところ！
日本で最初に国産エレベータが設置されたのが1913年に建てられた初代通天閣らしい。
てゆかいくら資産家だからって、まじパねぇぇええ！　という訳です。乱歩がパねぇ。
（でも風呂・トイレの記述は無かったらしい・・・そっちのが気になる）

因みに、この本で調査された家（塔）を建てるのに必要な最低金額は

島いっこ＋4000万以上

です。
高額なものは

数十億

です。（マァあんな装置付いてるんだからな・・・ブツブツ）

結論

辺鄙なところにある金のかかった建物で事件は起きる


今まで読んでた建物内で起きた殺人事件の現場をプロの視点から見る、てゆうのも面白いなぁ。
自分の仕事を趣味と結びつけて、それで書籍化→印税という図式を立ち上げた一級建築士も凄いなぁ・・・
なんか私も趣味と仕事を繋げて金にならんか・・・　・・・ミステリ小説の漫画化とか、ブックデザインとか、うん、もうみんなやってるよね、凄い人いっぱいいすぎて参入不可だよね知ってた！
・・・夢くらい見たって良いじゃないか。