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鮎川哲也少年小説コレクション下

[創作篇]
・悪魔博士/少年探偵の森冬彦は、突然現れた男に誘拐されてしまう。冒険好きの冬彦が連れていかれた先には怪しい医者がおり、病院の一室に幽閉されてしまう。そこには全身を包帯で巻かれた原田栄助と名乗る男がいた。原田は、医者の手先・三平と顔や声、十指の指紋にいたるまで同じに整形手術されていた。病院を逃げ出した冬彦は警視庁の畑(はた)警部を訪ね、原田と三平の指紋を調べてもらう。二つの指紋は同じであった。悪魔博士は一体何を企んでいるのだろうか…
→1957年発表。博士の整形手術を聞きつけてアメリカから殺人犯が来ちゃったり銀行強盗があったり原田のおじさんの行方を探したり大忙しの展開。
・あなたは名探偵になれるか→1959年発表。〈猿丸君の推理・その一〉幽霊塔の怪、〈猿丸君の推理・その二〉七面鳥事件、〈猿丸君の推理・その三〉青色ダイヤ紛失事件 の推理クイズ三編。ダイヤ以外は判ったぜ…置き時計がゼンマイ式だなんて知らんかったから…当時の置き時計は全部ゼンマイ式だったて事??
・白鳥号の悲劇/山田一郎君が乗船した白鳥号で知り合いになった林刑事によると、宝石泥棒が客に化けて乗っているらしい。無線で犯人の特徴が連絡される手筈であったが、犯人によって無線機が破壊されてしまう。乗客は、片腕のない井の頭、会社員の南、銀行員の牛島、タイピストの原の四人だが、彼らの誰が宝石泥棒なのだろうか…
→1959年発表。
・虫原博士の死→1960年発表。虫原博士の研究所が爆発して博士が死んだ。博士は他殺の疑いがあり、容疑者は保険金が欲しい甥か研究を盗まれた若い研究者のどちらか…
・一夫と豪助の事件簿→1960~63年に連載されたシリーズ。推理が得意な一夫君と柔道部副主将の豪助君が、吉田刑事(甘党で全国のお菓子を取り寄せている)から不思議な事件の話を聞いたり休暇を利用して事件解決のお手伝いをしたり友達が事件に巻き込まれたりするのを救ったりする。お金がないからアズキアイス(井村屋?)を我慢するところはこどもらしくて微笑ましいけど、犯人追跡の為にはホイホイタクシーを拾うぜ!金の使いどころがこどもじゃない。
ビーナスの涙/暗号の手紙/怪盗Q/黒い暗号/南海荘事件/和歌の秘密/消えた足跡/祭りの夜の事件/黒い十字架/呪いの家/ダイヤルのなぞ/風さわやかに/矢助のたましい/空気人間/水仙の秘密/時計塔/茶色の壁/クシャミ円空
・黄色い切手→1968年発表。挿絵が写真になっていて、本文と写真を手掛かりにして犯人を推理しようという趣向。切手収集家の家に雨宿りさせてもらう一郎とミナ子。そこには先客が二人いて、能勢と野坂と名乗った。その後ピアニストの園山がやって来た。雨は酷くなる一方で、五人は泊めてもらう事になったが、翌朝家の主が殺されていて…
・冷凍人間・補遺(第六回)→Ⅱに収録された「冷凍人間」の収録漏れだったもの。確かに最終話の前半やけにアッサリしとるなァと思いながら読んだけど、抜けてたのかァ…
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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