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休暇の為に訪れたケアレス城で事件に巻き込まれたロード警視と心理学者のポンズ博士。今度こそ休息と気分転換を成功させるべく、ロードの知人、ウースター夫妻の元へ豪雨の中車を走らせた。
夫妻が住むウェスト・ハートフォードでは毎晩どこかでパーティーが催されており、今夜もどこかへ連れていかれるだろうと思われた。ポンズは、ロードと一緒に行動した四度が四度とも犯罪に巻き込まれていた為に、今回もそうなるのではと危惧していた。
果たして、ウースター夫妻に誘われたミセス・ティモシーの屋敷で行われたコンサートの最中に殺人事件が起きてしまう…

→1938年発表。全員アリバイ成立のうえ、凶器の持ち出しも不可能(のちに覆るが)という状況…犯行直後に居合わせた第一発見者を逮捕した地元警官は、登場人物表に名を連ねているのにすぐさま退場。もっとロードと張り合って欲しかったんだけど…

古いミステリを読む度思い知らされるんだけど、学生時代もっと世界史(日本の近代史もだが)勉強しておけば良かったと痛切する…当時の時代背景や世相をを知っていれば物語の背景(≒現実の社会情勢)に何が潜んでいるか判って理解が深まると思うんや…更に言えば、事件の背後に潜むもの(軍事スパイとか)や人種的な扱いについても割り切れるだろうし(アジア圏への偏見が物凄い時代だと、インド人や中国人は魔法で人を殺すってのが一般常識になっている)。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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