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自殺した画家の卵・リンバードの追悼展にて、遺作で最高傑作とされる絵が盗まれた。アプルビイ夫妻も招待された内覧会の最中の出来事だった。
リンバードの死に疑問を持ったアプルビイが、彼の住居だったアパートを訪ねると、そこには本物のジョージ・スタイルスの絵が置かれていた。更なる盗難を避ける為、一端絵を自宅に持ち帰ったアプルビイ。自宅にはエドワード・クリスピンがスカナム・コートで起きた絵の盗難事件の調査を依頼しにやって来ていた。クリスピンはアプルビイが持ち帰った絵こそが盗まれた絵の一つであると告げる。そして、盗まれたもう一つの絵は、フェルメールの傑作「水槽」だという。


1952年発表。アプルビイシリーズ13番目の長編。
『ハムレット、復讐せよ』のエドワード・クリスピンが再登場!!これだからイネスは発表順に読まねばならんのよ…はよ未訳完訳で出して…
飛び飛びで出てるから、前回読んだ『アリントン邸の怪事件』ですっかり引退したアプルビイが警視監として現役で働いてる事に衝撃…警部~警視監の間がないもんだから…
デスクワークばかりだった警視監が久し振りに現場に出て犯人と対決…そして行方不明にってゆうすんごいスリルな展開!以降妻のジョディを中心に事件を追う事になるんだけど、こっちも緊張感溢れる展開。アプルビイの右腕として働くキャドーヴァーと合流し、アプルビイと絵の行方を捜査していく、冒険譚みたいな感じでした。
この、今回初登場(未訳本には出てるかもだが)のキャドーヴァー氏、実は別の長編で主人公として活躍してたキャラクタなのだとか。それも読みたいから翻訳お願いします出版者様ァーーー!!
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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