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[創作篇]
・楕円形の鏡:探偵小説雑誌一周年記念として、犯人当ての懸賞募集が行われる。その題材となったのは、五年前に起きた迷宮入りした殺人事件だった。当時第一容疑者として疑われていた劉は、自分が犯人では無い事を証明する為にもどうにかして小説を応募したいと考えるがなかなか世間を納得させ得る推理が浮かばずにいた…
→一読して、「ん?どゆこと??」て読み返したよね読みが浅かった…

・探偵小説家の殺人:幻影城にて既読。
→マァ、ほとんど覚えてなかったんだけどね…

・思想の薔薇(祖田律男訳):日本語で書き出したが、戦後自ら韓国語に翻訳して完結された作品。「探偵小説は芸術たり得るか」論争の回答として執筆されたもの。
→文学ってのが退屈で眠くなる体質なので、読みきれなかった。そもそも、文学ってのがそんなに高尚なモンなの??推理小説が芸術である必要性が全然理解出来ないからいくら探偵小説的興味があっても私にとってのリーダビリティは低過ぎるので読みたい欲求が途中で死にました。

・綺譚・恋文往来:ラブレター往復書簡。
→策士!!

・恋文綺譚(祖田律男訳):25歳のオールド・ミスに送られたラブレターに怒った白(ペク)女史は相手に手紙を送り返すが、彼はそんな手紙を書いた覚えは無いという返事を寄越してきた。白女史に気がある黄は事の成り行きを面白半分に見守るが…
→「綺譚・恋文往来」をベースに韓国語で書かれたものを翻訳。策士!!


[随筆篇]
作者の言葉/書けるか!/探偵小説の本質的要件/鐘路(しょうろ)の吊鐘/探偵小説二十年史 第三回(祖田律男訳)


きむ・ねそん(1909-1957)
韓国・平安南道生まれ。
平壌公立高等普通学校を卒業後、1931年に東京の第二早稲田高等学院に入学。1933年、早稲田大学法学部独法科に進学。
早稲田大学在学中の1935年、探偵小説専門誌『ぷろふいる』に日本語で書いた短編小説「楕円形の鏡」を投稿し、入選。
1936年、早稲田大学を卒業して朝鮮半島に帰国。1937年、「探偵小説家の殺人」を韓国語に翻訳した「仮想犯人」を朝鮮日報に発表し再デビューする。
韓国初の専業探偵小説家となったことから、「韓国探偵小説の父」と称される。
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寝ても覚めてもミステリが好き。最近はもっぱら「探偵小説」ブームで新しい作家さんを良く知らない。
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